「基本の包丁」の次は便利なペティナイフを
用途いろいろ「ぺティナイフ」のすすめ
ぺティナイフとは?
どんなときに使うの?
野菜や果物の皮むきに
メリットとデメリットは?
小さな手でも握りやすい
小さなペティナイフのメリットは細かい作業をするときに役立つこと。三徳包丁や西洋包丁などに比べて重量も軽くて小さいため、手が小さい女性の方にも使いやすくておすすめです。
デメリットはやはり大きな食材のカットが大変なこと。大きな肉の塊や、まるごとの白菜、根菜など硬い野菜もカットするのは大変です。
おすすめぺティナイフ10選
定番人気!女性に使いやすい「庖丁工房タダフサ」
鍛冶の町・新潟県三条市にて昭和23年に誕生した「庖丁工房タダフサ」の、全長約228mm、刃渡約125mmの切れ味抜群で持ちやすいペティナイフ。
老舗の庖丁工房が手がけるだけあり刃の部分は、表面がステンレス、裏面にはSLD鋼が用いられており、錆びにくく良く切れます。柄は鉄道の枕木に使用されるほどかたく、腐りにくい材質の「抗菌炭化木」が使用されており、いつも衛生的に使えるのが特徴です。
本体のデザインとパッケージは女性プロダクトデザイナーである柴田文江さんが、女性が使うことを意識してデザインしているため、シンプルながら細部まで行き届いたフォルムも素敵。丸みを帯びたフォルムの見た目の雰囲気もやわらかなハンドル部分は、持ちやすさもバッチリ。
使うほど手に馴染む「ラバーゼ」
料理研究家である有元 葉子さんとメーカーが共同開発した家庭用の包丁のシリーズ「ラバーゼ」の全長26×刃渡り12.5(cm)のペティナイフ。世界に誇るステンレス製造技術を持つ、新潟県の燕市の職人さんが手掛けており、使いやすさも抜群。
三層割込みという高度な製法により、切れ味の保ちが抜群の仕上がりに。よく切れるだけでなく、研ぎ直しもしやすいのでお手入れも楽チン。見た目もおしゃれなハンドル部分はオリーブ材を使用し、使うほどに手に馴染んできます。
マットなブラックがかっこいい「ダイク(DYK)」
鍛冶の町として有名な新潟県 燕三条の大工道具の老舗メーカー「高儀」から誕生した、キッチンツールブランド「ダイク(DYK)」の使い勝手の良いペティナイフ。マットなブラックがクールで、見た目の良さだけでなく、ハンドルの長さより刃渡りの方が短いデザインは、使用した際にコントロールがしやすく安定感が抜群です。
ハンドル部分はパーツを溶接する際、内部を空洞の状態にする中空モナカ構造となっており、驚くほど軽くなっています。そのため、長時間使っていても負担が少なく疲れにくく、グリップの握りやすさや全体の重さのバランスも良いため、余計な力を入れずに使えて楽チン♪
刃の素材に使用されているモリブデンバナジウム鋼は、切れ味がよく錆びにくいので、シャープナーや砥石でも研ぐことが可能でメンテナンスのしやすさも◎。常に切れ味の良いナイフで調理ができます。
温もり感じる「morinoki」のペティナイフ
アンティーク風がおしゃれ!「pomme」
800年もの鍛冶の歴史をもつ刀都である岐阜県関市にて、昭和55年に創業した志津刃物製作所の、アンティークのような趣が魅力的な「pommeシリーズ」のペティナイフ。
高い技術をもつ関刃刃物職人さんたちが一つ一つの工程を手作業で丁寧に仕上げた細身の使いやすいペティナイフ。野菜や果物をカットしたり果物の皮を向いたり、細かな作業にとても使いやすいナイフで、卓上に置いてケーキなどのカットにも見た目も美しいので絵になります。
プロも納得の使い心地「Misono(ミソノ)」
アウトドアにも便利な「VICTORINOX」
軽くて小回りが利く、カラフルでおしゃれなペティナイフ。ステンレス製で錆びにくく、小ぶりながら切れ味は抜群で、カットするときもやわらかいものは潰さず、硬いものは抵抗なく切ることができて便利。
ストレートと波刃があり、果物や野菜の皮むき、薬味やピーマンの薄切りなどに使いやすいストレートは、先がとがっているため、飾り切りなどにも最適。波刃は、熟したトマトや果物でも潰すことなくカットできる他、食卓でパンやスイーツの切り分けをしたり、ステーキの切り分けにも便利に使えます。
レッド、ブラック、ピンク、グリーン、イエロー、オレンジとカラバリも豊富なのも嬉しいポイントです。明るいカラーと全長 21.4cmと小さなナイフは、アウトドアでの使用もおすすめです。
スタイリッシュな「GLOBAL(グローバル)」
新潟県燕・三条地区にて、洋食器メーカーとして創業した吉田金属工業株式会社。1978年にデザインと技術の2つの分野で開発をはじめた「GLOBAL」は、オールステンレス一体構造の包丁として、世界の一級品 として評価されています。
ステンレス加工の技術を存分に活かした「GLOBAL」のペティナイフは、鋼に勝るとも劣らぬ切れ味の良さと、緩やかなカーブを描くフォルムにより、切った物の刃離れも◎。
オールステンレスならではの美しさは、どんなキッチンにも似合います。デザイン性だけでなく、サビにくく洗いやすいので、清潔&快適に末永く愛用できそう。
ダマスカスの木目模様が美しい!貝印「関孫六」
プロのニーズにも応えられる貝印の「関孫六」のペティナイフ。美しさだけでなく、ハンドル部分は天然木に特殊加工を施した素材が使われているので、木の風合いも素敵なだけでなく、水や湿度に強く、強度もしっかりしています。ハンドルの部分のデザインも逆三角形のシェイプが、手に程よくフィットし使い心地も抜群。
全長:約230、刃部:約120(mm)で、刀身と口金を溶接しているので、水分やサビの侵入を完全に防いで、清潔に長く愛用できます。そして表面はまるで日本刀を思わせる美しいダマスカス模様で、使うたびに見とれてしまいそう。
小さいの意味を持つペティの名の通りに西洋包丁の中で最も小さなサイズのペティナイフは、刃渡りは80~150mmほど。日本で一般的に使われている三徳包丁(画像上)などと比べて刃幅も狭く、先が尖っているため、小回りがきく扱いやすいナイフです。