はさみや包丁を用途ごとに揃える、それは「丁寧な暮らし」の第一歩。同じ道具でも専用のものなら、使い勝手も仕上がりも大違い。それにしっかり吟味して選ぶことで、道具そのものに愛着もわいてきます。「代用できるからひとつでいい」なんて思わずに、こだわりの道具を探してみてください。2018年05月18日作成
1本でマルチに使える万能はさみや包丁は便利だけれど、暮らしを楽しむならやっぱり専用のものを揃えたいところ。道具ひとつで料理の仕上がりが変わったり、切り花が生き生きと長持ちしたりと、暮らしのモチベーションアップにつながります。
女性の手にすんなりおさまる小ぶりの包丁は、ちょっと果物を切ったり皮をむいたりするのに重宝します。ハンドルには無垢のケヤキが使われ、温かみもたっぷりです。
フランスの老舗ナイフメーカーL'ECONOME(レコノム)のトマトナイフ。つぶれやすいトマトも、おもしろいくらいスラリスラリと切れますよ。サンドイッチやタルトなどをカットする時にも活躍します。
切れ味抜群のそのワケは、ドイツの熟練職人がひとつひとつ丁寧に仕上げているから。刃が非常に薄く、フルーツなどやわらかな食材の皮もスルスルむけます。また刃の先端が丸くなっているのでバターやジャムを塗るのにもぴったりです。
これ1本でどんな種類のパンもおまかせ。ブレードが2種類の波刃になっており、先端はハードパン用、中央は食パンや焼きたてパン用という風に使い分けができて便利です。
パン切り包丁ではめずらしい、「波刃ではない」ブレードが特徴です。力を入れなくても刃がストン落ち、切り口がなめらか。パンくずもほとんど出ません。
高いデザイン性と実用性が共存する、柳宗理のブレッドナイフ。軽くてバランスがいいので誰が使っても切りやすく、鋭い切れ味ながら安全面にもしっかり配慮されているのが嬉しい。
全長約33cmの肉切り用大型包丁です。先端が台につかないエレベート構造を採用しているので、切った後の包丁を置いても調理台が汚れず、キッチン周りを衛生的に保てます。
お店で食べるようなお刺身を自宅で。長い刃の全体を使ってスッと引くように切ると魚の繊維がつぶれず、おいしいお刺身が作れます。
「女性にとって使いやすい」をコンセプトに作られた牛刀包丁です。軽くて手にしっくり馴染むのに、ブロック肉も簡単に切り分けられます。その切れ味はプロも納得。
刃物の聖地、新潟県燕市で大正11年から創業する工房アイザワ。鋭い切れ味にさびにくい刃、中央部分では栗や蟹の甲羅を割ることができるという、老舗メーカーならではの実用性に優れたキッチンバサミです。
シンプルでスタイリッシュなスイス生まれのキッチンバサミ。片方の刃にミクロウェーブ加工(小さなギザギザ刃)がほどこされおり、簡単な下ごしらえならわざわざ包丁を出さなくても、このはさみでできてしまいます。
PAULは世界60カ国以上で愛されているドイツの老舗はさみ専門メーカー。小さな力でも骨ごとカットできるので、肉料理のバリエーションが広がりますよ。
農家向けの収穫鋏を専門に製作する小林製鋏が手掛けた、女性の手でも扱いやすい花鋏(はなばさみ)。鋭い切れ味で茎の導管を潰さずカットできるので、切り花がしっかり水を吸い上げて長持ちします。
家庭菜園で実を獲ったり、草花や盆栽の芽摘みに活躍する収穫鋏(しゅうかくばさみ)です。女性の手にしっくりおさまり、刃先も細いので繊細な作業もラクラク。
昔ながらのわらび手の鋏は、固くて太い枝も小さな力でカットできるのが特徴です。計算された刃の角度や切れ味で、気持ちいいくらいスパっと切り落とせます。花から葉モノ、枝モノまで、これさえあればどんなものも生けられますよ。
イタリアで300年の歴史を持つはさみメーカー「プレマックス社」のホビー用はさみ。刃渡り5cmと小ぶりながら刃の先端まで行き届いた切れ味は、さすが老舗のなせるワザ。ちょっぴりレトロなルックスもたまりません。
一般的な糸切鋏より刃が細く鋭く尖った、刺繍用のはさみです。細かな刺繍糸でも美しく切断でき、作業効率が大幅にアップします。
はさみや包丁を使わない日はありませんよね。毎日使うものだからこそ、きちんとしたものを揃えれば、暮らしが一段と心地よく変わります。間に合わせのものでごまかさずに、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
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1本でマルチに使える万能はさみや包丁は便利だけれど、暮らしを楽しむならやっぱり専用のものを揃えたいところ。道具ひとつで料理の仕上がりが変わったり、切り花が生き生きと長持ちしたりと、暮らしのモチベーションアップにつながります。