キッチンや食卓にナチュラルな木製品がある風景は、ほっと心が和みます。木と共に暮らしてきた私たちにとって、手になじみ、日常生活になじむ木のアイテム。国内外を問わず、おしゃれで実用性も高いウッドブランドがたくさんあります。スパチュラなどの調理器具から、プレート、カトラリー、箸置き、カップなどのテーブルウエア、人気のカッティングボード、そしてプレゼントにもぴったりなちょっとユニークな北欧のククサなど、ナチュラルな木の温もり溢れるキッチン&テーブル雑貨をご紹介しましょう。2017年03月05日作成
忙しい日々の暮らしに、ゆったりとした雰囲気をもたらしてくれる木製アイテム。素朴で自然な木の風合いは、温かさだけでなく、キッチンや食卓にナチュラルな統一感をもたらしてくれます。ほっとくつろげる毎日のために、木のアイテムをひとつふたつとプラスしてみませんか?
ぬくもりがあるけれど主張しない木のアイテムは、主役の料理を引き立ててくれます。柔やかな、なにげない存在感・・・。木のアイテムで、食のシーンに優しい風を吹かせましょう♪
「スキャンウッド(Scan Wood)」は、100年近い歴史を持つデンマークの木製キッチンツールメーカー。スパチュラはヘラ部分が反っており、鍋を傷つけることなくソースをこそげ取ることができます。硬くて緻密で油分の多いオリーブの木を使用していますので、ニオイや色が付きにくいのも特徴。
こちらは、スキャンウッドのスパゲティスプーン。オリーブウッドのシリーズには、スパチュラ類のほかにもレイドル、サラダサーバー、バターナイフなどがあります。
映画「かもめ食堂」にも登場した、フィンランドの代表的なテーブルウエアメーカー「イッタラ(iittala)」のサルパネヴァ キャセロール。鋳鉄に木の持ち手が付いた、なんとも温かな雰囲気のお鍋です。デザイン性が高く、テーブルにそのまま出しても絵になります。
この木製の持ち手には、ほかにも驚きの使い方が!写真のように、くぼみに差し込んで熱くなったフタを取ることができるんです。おしゃれで使い勝手がよくて、毎日使いたくなるスグレモノです。
木の器が人気ですよね。こちらは、木の温もりをこわさないように職人がひとつひとつ手作りにこだわった鹿児島の木工房「フクギ(FUQUGI)」のウッドプレート。杉の柔らかな木目を生かしながら、丸みのある手になじむフォルムを創り上げています。
こちらは、フクギの木製カップ。手にすっぽりとおさまる、柔らかなライン。3サイズあるプレートと合わせて、テーブルコーディネートが楽しめます。
福岡県糸島市に工房があるダブルダブルファニチャーの「tone(トーン)プレート」は、底が平らで、二重の縁取り(リム)もおしゃれな木のお皿。手跡をつけないすっきりとした印象の仕上がりで、和洋どんな料理にも合います。
木のお皿を傷つけないためには、カトラリーも木製がおすすめ。toneシリーズには、写真のような木のカトラリーもあります。硬い縞黒檀(しまこくたん)を使用。丁寧で美しい仕上がりに驚かされます。お皿の色とのコントラストも素敵ですね♪
「スカンジナビスク・へムスロイド(Skandinavisk Hemslojd)は、北欧の天然木を使ったハンドメイドの木製品メーカー。塗装もコーティングもしておらず、全く自然のままの風合いが楽しめるのが特徴。ほんのりと木の香りがします。洗った後は、少量の油を塗っておきましょう。
このカトラリー、赤ちゃんのほっぺをなでている感覚を目指しているのだとか。使いやすさにこだわって日本のメーカーが開発し、インドネシアの自社工場で作っています。目が細かくて硬い「サオの木」でできており、サイズは2種類、色味は3種類。さまざまな組み合わせで使う楽しさもありそう。
衝撃に強く耐久性に優れたアカシアの木を使ったカッティングボード。チーズや前菜などをのせるだけでテーブルをおしゃれに演出できるアイテムとしてパーティなどでも大活躍します。革紐で吊り下げておけば、素敵なインテリアにもなります♪
フランスで100年以上の歴史を誇るオリーブウッド製品のブランド「ベラール(BERARD)」。硬くて丈夫で日々の使用に耐え、しかも木目の表情も豊かなオリーブの木は、カッティングボードに適しています。平和の象徴、幸せの木ともいわれるオリーブの木のボードをぜひ1枚いかがですか?
カルデサック-ジャポン(Cul de Sac JAPON)は、青森ひばを使った、自然により近いオーガニックなプロダクツを生産するプロジェクト。青森ひばは、厳しい自然の中でゆっくり育つため木目が繊細で、ヒノキチオールが含まれることも特徴です。この箸置きは、枝をそのまま削り出した素朴さが魅力的です。
クルミ、サクラ、ナラ、それぞれ色や質感の異なる3種類の木を使った箸置き。八角柱を半割りにした安定感のある形で、くぼみを入れているので箸がころがることがありません。シンプルですが飽きのこないデザイン。どんなお料理にも優しく寄り添います。
旭川に工房を持つ高橋工芸の「KAMI(カミ)シリーズ」は、北海道産の栓(せん)の木をていねいにろくろで挽いて作られています。強度に問題のないぎりぎりまで削られ、軽いのも特徴。手に持ったときの柔らかな質感とぬくもりは、木ならではの魅力♪冷めにくく、スープカップとしてもおすすめです。
鹿児島に工房を持ち、親子3人でこだわりの木製品を手掛けるアキヒロ ウッドワークス。「ジンカップ」は、鹿児島に自生する「タブノキ」の塊をくりぬいて、手彫りのゴツゴツとした印象に仕上げています。でも、持ってみると意外にもとても軽く、飲み口も薄くて唇をあてやすいそうです。
北欧ラップランド地方の伝統的な木のカップ「ククサ」。贈られた人は幸せになれるといわれます。写真は、スカンジナビスク・ヘムスロイドのもの。取っ手は鳥をモチーフにつくられ、また革紐が付いていて吊り下げることができます。カップとしてはもちろん、アクセサリーや鍵などを入れてインテリアアイテムとして使うのもおすすめです。
使うほどなじみ、愛着が深まっていく木製品。古くなっていくのではなく、経年変化によって味わいが増してゆくのが木の魅力ですよね。キッチンや食卓など日常に温もり溢れる木製アイテムを取り入れてみませんか?
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