コーヒーといえば……HARIOに聞いてみよう

コーヒー好きでよく飲んでいるけれど、ハンドドリップは未体験のキナリノ編集部・A。チャレンジしてみたいけれど、まずそろえるべき器具は?正しいいれ方は?初心者にはわからないことだらけ。できれば……コーヒーのプロに聞いてみたい!
そこで編集Aの頭に浮かんだのは、コーヒー器具の老舗であるHARIO。今回は都内にあるHARIO CAFE(泉屋博古館東京店)に伺って、ハンドドリップコーヒーのいろはを教えていただきました♪
そこで編集Aの頭に浮かんだのは、コーヒー器具の老舗であるHARIO。今回は都内にあるHARIO CAFE(泉屋博古館東京店)に伺って、ハンドドリップコーヒーのいろはを教えていただきました♪
ハンドドリップコーヒーの魅力を知りたい!
教えてくれたのはこの人!

株式会社ハリオ商事
中村史門さん
SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)認定コーヒーマイスター、INEI(イタリアエスプレッソ協会)認定バリスタ。HARIO CAFE1号店の立ち上げメンバーでもあり、現在は企画開発・営業を担当。

はじめまして!中村さんは自他ともに認める『HARIOナンバーワンのコーヒーマニア』だと伺っております(笑)。今日はそんな方にお話が聞けるなんて、とっても楽しみです!よろしくお願いします。

ええ、もうとにかくコーヒーが大好きで。仕事でもあり趣味でもあるんです。コーヒー愛は社内で一番だと思います!今日はたっぷりコーヒーのお話ができるということで楽しみにしていました。よろしくお願いします!
コーヒーだけに集中する、ぜいたくな時間。


ハンドドリップはなんだか難しそうでこれまで触れてこなくて、でも憧れはずっとあって……。まず、お手軽なインスタントやコーヒーメーカーを超える魅力が何なのか知りたいんです。ずばり、中村さんの考える「ハンドドリップコーヒーの最大の魅力」とは何でしょうか?

「時間」だと思います。もちろん味も違いますが、最大の魅力は「ハンドドリップでコーヒーをいれる時間」が生まれること。普段の生活って、テレビを見ながらスマホを見たり、仕事しながら音楽を聴いたり、マルチタスクになりがちですよね。そんな暮らしの中で、たった3分くらいではありますが……コーヒーをいれることだけに集中できる時間ってとてもぜいたくなものだと思うんです。

うちには全自動のコーヒーメーカーがあるんですが、それでいれると絶対に生まれない時間ですね。機械がコーヒーをいれてくれている間は放置して別のことしてるので……。

そうですね。自分の手でコーヒーをいれている時間は、五感に集中できるんですよ。香りはもちろん、粉がもこもこ膨らむ様子を眺めたり、ポタポタと抽出されていく音に耳を澄ましたり。そういった体験をできるところが魅力だと思っています。

そういえば、最近そんな五感を意識するような体験ってしてない気がします。その感覚はある意味、ヨガとかにも近いのかな……。コーヒーが貴重な時間をつくってくれるんですね。
音楽やカメラが好きなら、ハンドドリップにもハマる!?


ただ、いざ器具をそろえたところで自分がちゃんと趣味にできるのかも正直不安で……。ハンドドリップに夢中になれる人って、どんな人だと思いますか?

私にはコーヒー仲間がたくさんいるんですが、ほかの趣味も結構重なっているんですよ!特に多いのは、音楽やカメラが好きな人ですかね。答えのないものに価値を感じたり、出来上がったものに情緒的な良さを感じたりするところが共通しているかなと。そういった方はハンドドリップの良さを実感しやすいかもしれませんね。

おお~!イメージがわいてきました。実は私、まさにカメラ勉強中で……ポテンシャルあるかも(笑)。改めて、今日はぐぐっと前のめりで学ばせていただきます!!
初心者がそろえるべきアイテムとは?
「ドリッパー」&「フィルター」はマスト

それでは、まずコーヒー器具を用意するところから!ですね。何ひとつ持っていない完全初心者は、とりあえず何からそろえればいいでしょうか?

まず絶対に必要なのは「ドリッパー」と「ペーパーフィルター」ですね。RPGゲームで最初から持っている武器といったところでしょうか(笑)。


初期装備レベル(笑)!まさに必須アイテムですね。ドリッパーって、陶器とか金属とか素材がいろいろあると思うんですが、どれを使うかでコーヒーの味は変わるんでしょうか?

まずは、素材による味の違いは気になさらなくて大丈夫です。HARIOでは「V60透過ドリッパー」という円すい形のドリッパーを多く取り扱っていますが、どの素材でも形は基本ほぼ一緒なんです。厳密には素材ごとに熱伝導率の違いはありますが、形が同じならコーヒーをおいしくいれる機能としては大きく変わらないので、お気に入りの食器を選ぶイメージで選んで大丈夫ですよ。

ほおおお。そうなんですね~。それなら初心者としてはまず一番安いプラスチックのドリッパーでも良さそう。でも、“五感で楽しむ”お話を聞いたあとだと、見ていて幸せになるようにデザイン重視で選ぶのもアリですよね……!

そう、そうなんです!!だんだんそういう気持ちになっていくんですよね~(笑)。


うーん、セラミックの赤もかわいい……(迷い中)。ちなみに「V60透過ドリッパー」は円すい形が特徴なんですよね。よく見かける台形型のドリッパーと比べてどこが大きく違うのでしょうか?

抽出の速さが違いますね。同じ豆を使っても、抽出の速さによってコーヒーの味が変わるんですよ。台形型はゆっくり一定のスピードで抽出されるので、安定して同じような味になります。円すい型の「V60透過ドリッパー」は台形型に比べると速いのですが、お湯を注ぐ時間に応じて抽出の速さを変えられるため、味を調節できるのが特徴です。

なるほど~!いろいろ試して、自分好みの味を探すのが楽しめそうですね。お湯を素早く注ぐとどういう味になりますか?

お湯を注ぐスピードが速いほど抽出も速くなり、クリアですっきりとした味になりやすいです。逆に、ゆっくり注げば濃く深い味になりますよ。
分量をはかるため「スプーン」「サーバー」も

コーヒーはしっかり分量をはかればおいしくいれられます。分量とは、まずコーヒー粉の量と、出来上がりのコーヒーの量のこと。そのため、簡単に計量できる「コーヒースプーン」と「コーヒーサーバー」もあると便利ですよ。
初心者の方には、ここまでご説明したアイテム4点のセットもおすすめです。
初心者の方には、ここまでご説明したアイテム4点のセットもおすすめです。


おお~!まさにビギナー向けの入門セットって感じですね。必要なアイテム一式そろって、3,000円台とは……!想像していたよりずっと気軽に始められそうです。
あると便利な「ドリップケトル」

次に、コーヒー用の「ドリップケトル」もあるといいですね。


え~と……うちに電気ケトルはあるのですが、それだと微妙ですかね?

全然大丈夫なんですけど、専用のケトルを使うとドリップの時間がさらに豊かになります!ドリップケトルは注ぎ口が細く、狙ったところにお湯を注げるのがメリットです。またあとでご説明しますが、粉の層ができているところにお湯をしっかりかけることが大事なので……。

うちの電気ケトルだとドバッとお湯かけてしまいそう!危ないところでした。しかし、ただでさえ狭いうちのキッチンにケトル2個置くことになるとは……片付けないと(笑)。

少し場所取っちゃいますよね。お湯を別で沸かす場合は、こういったミニケトルもおすすめですよ!樹脂製で軽く、小回りが利いて使いやすいです。


わ!ほんとに軽い!沸かしたお湯を移し替えて使うんですね。これいいですね~。軽くて扱いやすいので、注ぐお湯の量をコントロールしやすそうです。腕の力がへなちょこなので助かります!
豆を用意するなら「ミル」も必要に

あとは豆を挽いた状態のコーヒー粉をお店で購入すれば、ハンドドリップを始められます。ただ、できればコーヒー豆を買ってきて、「コーヒーミル」で挽くところからご自身でやってみてほしいですね。理由はシンプル。そのほうがおいしいからです!


街のコーヒーショップでは豆も粉もどちらも売ってますよね。「挽いてあるほうが楽ちんじゃん」と思ってしまいますが、やっぱり味に差が出るんですね~。

はい。コーヒーの香りを一番楽しむ方法が挽きたてのコーヒーを使うことなんです。例えば、リンゴをむいてすぐに食べるのと、むいておいて冷蔵庫で保存したものを食べるのって、おいしさ変わりますよね。コーヒーもフレッシュな挽きたてがやっぱりおいしいんです。

リンゴの説得力すごいです(笑)。ミルも素材がいくつかありそうですね。価格にもちょっと差があるイメージなのですが、どういった違いがありますか?気軽に手に取りやすいお値段なのは、臼がセラミック製のものですね。

素材によって臼の性能に差があります。包丁と同じでセラミック刃よりはステンレス刃のほうが切れ味が良いので、出来上がりの粒の仕上がりもきれいですね。粒がそろっていると、嫌な味が出にくくなります。セラミック刃と比べて、半分以下の時間で挽くことができる点もおすすめポイントです。

なるほど~。豆を挽くのが大変だと心折れちゃう可能性もあるので、私にはステンレスがよさそうな気がしました!ここまでそろえたら、あとはコーヒー豆を用意しないとですね。


あ!!そうだ、コーヒー豆でひとつお伝えしたいことがありました。豆も粉もですが“冷凍保存”を強くおすすめします!密閉できる容器や袋に入れて、ぜひ冷凍庫で保存してください。豆なら半年くらいは香りやおいしさをキープできますよ。

え!そうなんですか!!冷凍って、むしろしちゃっていいんですね……!?全然イメージなかったです。冷凍した豆を使う場合、解凍方法はどうすればいいですか?

冷凍庫から出して、すぐにそのまま使ってOKですよ。お湯を注いだらちゃんとあったかくなるので大丈夫です。

なんと!おいしさキープできるうえに、楽ちんじゃないですか……(感動)。絶対やります!
さらに極めたい人は「スケール」を

これは上級者向けになるのですが、最後にそろえてもらいたいのはドリップ用の「スケール」ですね。コーヒー粉の量とお湯の量を厳密に管理できる『はかり』と、抽出の時間を管理できる『タイマー』が付いているものです。


上級者向けアイテムと聞いて身構えましたが……意外とリーズナブル!確かにここまでのお話で、粉とお湯の分量と抽出の速さが大事だと伺いましたもんね。

はい。こちらの便利なところは、「コーヒー粉:お湯」の抽出比率に基づいてお湯を注ぐべき量(総湯量)を計算してくれるんですよ。抽出比率はお好みの味わいに合わせて細かい調整もできます。

わ!便利!!計算がほんと~に苦手で、いつもよりちょっと量増やそうとか減らそうとかするだけで混乱しそうだったので、個人的にはかなり必要かも……。

それと、抽出のときは3回に分けてお湯を注いでほしいのですが、1回分のちょうどいい量のお湯を入れるのって結構難しいんですよね。こちらはお湯を注ぐと自動でパーセント表示が出るので、仕上がりの量に対して何割のお湯を注げているかがわかるようになっているんです。

確かに目分量だとなかなか難しそうです。パーセント表示は助かりますね~。マストではないけど、持っていればより上手にいれられそう。あと単純にスタイリッシュでおしゃれなので欲しいです(笑)。
いよいよハンドドリップに挑戦!
1.器具・粉・お湯を用意する

では、実際にハンドドリップでコーヒーをいれてみましょう!今回はキナリノの読者さんの好みをイメージして……フルーティーな味わいのコーヒー豆にしましょうか。アイテムはこちらを使います。


はい。コーヒーをいれるときにおすすめの湯温って90℃前後なんですよ。沸騰したての100℃のお湯を使うとえぐみや雑味が出てしまうんですが、移し替えることでちょうどいい温度になるんです。
沸かしたケトルを使う場合は、あとで飲むマグカップに一度お湯を注いでから、またケトルにお湯を戻してあげてください。お湯の温度を冷ましつつ、カップも温められますよ。
沸かしたケトルを使う場合は、あとで飲むマグカップに一度お湯を注いでから、またケトルにお湯を戻してあげてください。お湯の温度を冷ましつつ、カップも温められますよ。
2.ペーパーフィルターをセットする

ペーパーフィルターの貼り合わせ部分を折って、ドリッパーにセットします。


しっかり折ることで、ペーパーフィルターが浮かずにぴったりフィットするんですね。
3.湯通しをして器具を温める&匂いを取る

このコーヒー粉を入れていない段階で、ペーパーフィルター全体が湿るようにお湯を注ぎ、ドリッパーとサーバーを温めるといいですよ。特に冬場はサーバーが冷えてしまっている場合も多いので。さらにペーパーのもともとの匂いも取れるんです。


今サーバーに落ちたお湯、確かにほんのり紙っぽい匂いがします……。

そうですよね。ここで使ったお湯は一度捨てる必要があるので、若干手間ではありますがおすすめです。
4.コーヒー粉をセットする

次にコーヒー粉をドリッパーに入れていきましょう。この計量スプーンですりきり1杯(約12g)=コーヒーカップ1杯分になります。


普段マグカップで飲んでるので、コーヒーカップ1杯分って結構少ないイメージで。具体的にはどれくらいの量ですか?

コーヒーカップ1杯は120ml想定です。マグカップの大きさにもよりますが、半分くらいの量になりますかね。


今回はスプーン2杯分(約24g)=コーヒーカップ2杯分にしましょうか!粉をセットしたらドリッパーを左右に振って、平らにならしてください。
5.少量のお湯で蒸らしを行う

ここで一番大事な蒸らしの工程です!粉の中心から少しずつお湯を注いで、粉全体が湿ったら30秒ほど待ちます。


しっかり蒸らすのが大切、というのは聞いたことがあります!これが不十分だとどうなってしまうんでしょうか……?

蒸らしきれていないとコーヒーの成分がしっかり引き出せず、薄い味に仕上がってしまいます。乾いたコーヒー粉にお湯が弾かれてしまい、ただのお湯が下に落ちる感じですね。
6.お湯を3回に分けて注ぐ

蒸らしが完了したら、お湯を注いでドリップしていきます。今回は2杯分いれるので、出来上がりの分量はサーバーのコーヒーマークの「2」の目盛りまで、240mlですね。そこに達するまで、お湯を3回に分けて注いでください。


粉の真ん中あたりでずっとくるくる注ぐんですね。端っこのほうまで満遍なくお湯をかけなくて大丈夫なんですか?

はい、粉の中心でくるくると500円玉サイズくらいの円を描くイメージで注ぎます。端にお湯をかけると壁を伝って薄いお湯がそのまま出てしまうので、中心に注ぐのが大切なんですよ。

なるほど~仕上がりが薄くなっちゃうんですね。ちなみに、コーヒーの量が変わってもお湯を注ぐのは3回ですか?

はい!コーヒーの量がこれより多くても少なくても、お湯は3回に分けて注いでください。注ぎ始めてから終わるまでの時間は3分以内が目安です。
7.混ぜて全体の味を整えたら完成!

出来上がりの目盛りまで抽出できたらドリッパーを外します。仕上げに、サーバーを軽く回して中のコーヒーを混ぜましょう。マドラーを使ってももちろんOKですよ。


おおっ……鮮やかな手つき……!あれ、でも今ってミルクとか砂糖とか入れてないですよね。このタイミングで混ぜるんですか?

コーヒーは先に抽出されたほうが濃く、あとになるほど薄くなります。つまりサーバー内のコーヒーは、下のほうと上のほうで味に差があるんですね。そのため、かき混ぜることで全体の味が均一に整うんです。

あ~!そう言われてみれば、最後のほうにポトポト落ちたコーヒーはちょっと色薄かった気がします。

これで完成ですね!では、早速飲んでみてください。


ありがとうございます!わ~~~おいしい……!本当にフルーティーで、すっきりめの味わいですね。フルーツタルトとかにとっても合いそうです。

今回いれたコーヒー「SEN-OKU HAKUKOKAN BLEND」は、その名の通り、HARIO CAFE 泉屋博古館東京店限定のブレンドです。ご来店の際は、ぜひお試しください!
中村さんにコーヒーをいれていただいたあと、実際に同じ豆と器具を使い、同じ手順でハンドドリップを体験した編集A。ところが、中村さんのコーヒーよりも酸味の強い、全く違った味わいに!
その理由を尋ねると「蒸らしのお湯が少なかったのかもしれませんね。ただ、どちらが良い悪いということではなく、いれ方で味わいが変わることが楽しいですよね。このコーヒーもおいしいです」と中村さん。失敗した!?と焦っていた編集Aは、その優しいお言葉に感動(涙)。
同じコーヒー豆でもいれ方次第でこんなに味が変わるんだ……と、身をもってハンドドリップの奥深さを感じられたひとときでした。
その理由を尋ねると「蒸らしのお湯が少なかったのかもしれませんね。ただ、どちらが良い悪いということではなく、いれ方で味わいが変わることが楽しいですよね。このコーヒーもおいしいです」と中村さん。失敗した!?と焦っていた編集Aは、その優しいお言葉に感動(涙)。
同じコーヒー豆でもいれ方次第でこんなに味が変わるんだ……と、身をもってハンドドリップの奥深さを感じられたひとときでした。
カフェ、ワークショップ……器具作りに留まらないHARIO
カフェはお客様とのコミュニケーションの場


本日はご丁寧に教えていただき、ありがとうございました!
最後に、今回訪問させていただいたHARIO CAFEについてもお話を伺いたいです。器具を作るだけではなく、カフェを運営されている理由はどんなところにあるのでしょうか?
最後に、今回訪問させていただいたHARIO CAFEについてもお話を伺いたいです。器具を作るだけではなく、カフェを運営されている理由はどんなところにあるのでしょうか?

直接お客様に器具の楽しさをお伝えできる場所をつくりたかった、というのが大きな理由です。HARIOはメーカーなので、実際に器具を使っていただくユーザーの方とじかに関わる機会が意外とないんです。

あ、確かに。バラエティストアや百貨店などで商品自体はよく見かけますが、そういったお店にHARIOのスタッフさんはいらっしゃらないですもんね。

そうなんですよ。HARIO CAFEは実際にスタッフが器具を使ってコーヒーをいれることで、お客様とコミュニケーションを取れる場になっています。器具の販売もしているので、使い方などもしわからないことがあればスタッフにご相談いただければ。

えっ、カフェのスタッフさんに器具のことまで質問して大丈夫なんですか?

はい、大歓迎です!「初心者でどれを選べばいいかわからない」という方や、「プレゼントでコーヒーグッズを贈りたいけど迷っている」という方もいらっしゃいますよ。コーヒーとコーヒー器具が大好きなスタッフが、お好みの器具に出会えるようサポートさせていただきます。

おお~!これから器具をそろえていきたい初心者的には、かなり心強いですね……!混雑時は避けるなどタイミングには配慮しつつ、思い切って質問してみたいです。
器具を通して、何を体験してもらえるか


HARIO CAFEでは、不定期でセミナーやワークショップなども開催されているんですね。これはどのような内容ですか?

まさに本日のような『ハンドドリップ入門』など、コーヒーのいれ方や器具の使い方をスタッフが直接お伝えするという内容ですね。不定期ながら継続的に実施しています。

さらに深くユーザーさんと直接コミュニケーションを取れる場になっているんですね。HARIO CAFE以外でも、そういったイベントをされることはありますか?

先日、小学校4年生の理科の授業で、サイフォンコーヒーを使った授業を行いました。コーヒーをおいしくいれる探求心の先に学びがあり、学びはすべてのものづくりの原点。社会へのさまざまな関わり方を考えられる体験といえると考えています。

小学校ですか!学生さんにとっては職業選択の幅を広げてくれる大切な体験になりそうですね。器具作りに留まらず、本当にさまざまな活動をされているんですね~。

HARIOの器具を通して何を体験してもらえるか。その可能性を広げていけるよう、引き続きいろいろな取り組みをしていきたいと思っています!

おいしいコーヒーをいれる、その先の体験まで提供することへのこだわりが感じられました。本日はありがとうございました~!
丁寧にハンドドリップでいれたコーヒー。そのおいしさだけに留まらない、奥深い魅力まで教えていただいた時間でした。
まずはお手頃なアイテムで挑戦してみるもよし、最初からこだわっておしゃれなアイテムを選ぶもよし。自分なりの価値観で器具をそろえて、ハンドドリップを始めてみませんか?
中村さん直伝のいれ方を参考にしつつ、お好みの味を見つけてくださいね!
まずはお手頃なアイテムで挑戦してみるもよし、最初からこだわっておしゃれなアイテムを選ぶもよし。自分なりの価値観で器具をそろえて、ハンドドリップを始めてみませんか?
中村さん直伝のいれ方を参考にしつつ、お好みの味を見つけてくださいね!
▼今回ご紹介したアイテムはこちら!

HARIO|V60透過ドリッパー 樹脂製 01/02/03
550円
HARIO|V60透過ドリッパー セラミック 01/02
2,200円
HARIO|V60用 ペーパーフィルターM/ペーパースタンド
550円
HARIO|V60 セラミックドリッパー02セット
3,300円
HARIO|ヴォーノ ドリップケトル 700ml/1000ml/1200ml
4,180円
HARIO|ボナ・琺瑯ドリップケトル
7,700円
HARIO|V60ドリップケトル・エアー
1,980円
HARIO|コーヒーミル・セラミックスリム
3,300円
HARIO|コーヒーミル ステンレスカッター Zebrang
6,600円
HARIO|スケール Coffee Scale Polaris
8,800円