「見た目がおしゃれでテンションが上がるから♪」「使い勝手が良さそうだから!」…いろいろあると思います。愛着をもって長く大切に付き合えるものなら、デザインに一目ぼれをしてカタチから入るのも良し、とことんこだわり尽くすのも良し、どんな理由でもきっかけでもいいのです。でもそれが、デザイン・機能性を兼ね備えアイテムなら完璧ですよね♪
今回はそんな「デザイン性」と「使い勝手の良さ」が揃った、用途の異なるおすすめ鍋をご紹介します。あなたのお気に入りが見つかりますように…♪
いつも側に置いておきたくなるのは、こんなホーロー鍋「DANSK(ダンスク)」の「コベンスタイル2」
ダンスクのホーロー鍋の魅力は、ほっこり温かな北欧風デザイン。コベンスタイルのアイコンであり鍋敷きとしても使える“バッテン”の持ち手。手狭なキッチンでも、フタを閉じた鍋の上に鍋を重ねて置いたり収納できるのもうれしいポイントです。
デザインはもちろん、使い勝手の良さも魅力です♪ 熱の伝わりが早いので、直ぐに火がまわる利点を活かしたスープ作り、微妙な火加減が重要なジャム作りには特におすすめ。また、こびりつきにくくて汚れも落としやすく、お手入れが簡単で取り扱いがラクチンなのは何よりも魅力的。軽くて使い勝手も良く、ホーローなので匂いがつきにくいのもポイントです。また、底面が広く丸みを持たせたデザインは、お玉などですくいやすく、炒めやすいのも◎
お弁当のもう1品や離乳食、1杯のチャイを作るなら「バターウォーマー」
そんなダンスクのホーロー鍋をまずひとつ迎えるとしたら、写真の「バターウォーマー」がおすすめ♪「微妙なサイズで使い道がないのでは?」中にはそう思われる方もいるかもしれませんが、この微妙なサイズ感の“ちょっと使い”の鍋がひとつあると本当に便利なんです!
“ちょっとだけ”入れるお弁当のおかずの準備や、卵を1個茹でたり、一人分の飲み物を温めたり、お子さんの離乳食を作ったり…。大鍋では、こんな小回りは利きませんよね。一人暮らしの方はもちろん、お弁当を作る方には大変おすすめのアイテムです。
キッチンにポンと置いてあるだけでも絵になる、ころんとまあるいルックス、温もりあふれる木の持ち手が可愛いアイテムを使って、料理をしながらほっこり癒されてください♪
2人分の料理には1サイズ大きい「ソースパン」を
ちょこっと使いとは言っても、バターウォーマーでは少し小さいかも?という人におすすめなのが「ソースパン」。
バターウォーマーが1人用なら、ソースパン1Lは2人用。2人分の付け合せの野菜を茹でたり(ブロッコリー1房くらい、中くらいのジャガイモ2個など)、スープを温めるには小鍋サイズのソースパンがおすすめです。キナリノモールでは1Lと2Lの2サイズをご用意しています。
フル活用するなら、4人前はOKな「キャセロール2L」
毎日4人前ぐらいまでのスープやおかずを作ってフル活用するなら、コベンスタイルの真ん中アイテム「キャセロール2L」がおすすめです。大人数の料理を作るときは、さらにその軽さのありがたみも実感できます。
ごろごろ具材だくさんカレー、鍋料理までお任せ♪「キャセロール4L」
4Lのキャセロールは、たっぷり具沢山のスープやカレー、煮込み料理などもゆったり受け止めてくれる頼もしいビッグサイズ。底面が広いので、上に高くならずカレーの具などを炒めるのもラクラク♪ また、土鍋で作ると匂いが付いてしまいそう…と不安になるキムチ鍋やトマト鍋なども、匂いがつきにくいホーローの大鍋なので安心してたっぷり作れます。
そのままテーブルに持っていっても絵になるデザインは、さすがコベンスタイル!
映画『かもめ食堂』でおなじみの憧れのお鍋・イッタラの「サルパネヴァ」
キナリノ読者の方にもファンが多い、映画『かもめ食堂』。とんかつにしょうが焼き、焼き鮭、肉じゃが、おむすび、シナモンロール…。映画に出てくる料理が、どれもたまらなくおいしそうで「見終わったあと、真似をして作って食べた!」という方も多いのでは。そんな映画『かもめ食堂』で、小林聡美さん演じる主人公・サチエさんが肉じゃがを作っていたお鍋が、写真のiittala「Sarpaneva(サルパネヴァ)」なんです。
1881年、フィンランド南西部の小さなガラス工房からスタートさせた「iittala」。現在は、ガラス製品以外にも陶磁器やカトラリー、調理器具など、北欧のライフスタイルを提案するテーブルウェア&リビングウェアブランドとして世界中から愛されています。
「サルパネヴァ」は、1960年代に販売されていたフィンランドデザインの復刻版の鋳鉄製鍋。一般的な鍋と比べると重量はありますが、厚みのある鋳物鉄製のお鍋は、熱を均等にゆっくりと素材に伝えてくれるので、焦げ付きにくく、野菜も肉も芯までほっくりと風味を逃さず調理してくれます。
肉じゃがやカレー、シチュー、煮込み料理などはもちろん、お米も5号までなら余裕で炊くことができます。フタに重みがあるので、吹きこぼれを最小限に抑えてくれます。
流線型の美しい天然木の持ち手と重厚な鋳物鉄の鍋。異素材の組み合わせが絶妙なスタイリッシュなデザインも魅力です。取り外しOKな温もり溢れる木の持ち手を使って、アツアツのフタを開けることもできます。
調理後もアツアツのまま食卓に運んでサーブできるので、ホームパーティーや来客時などのテーブルコーディネートを格上げしてくれます。「これ、かもめ食堂に出てくるお鍋でね~」と、会話のフックにもなりますよ♪
専用道具で作る“ごちそう”は格別です!木屋の「すき焼き鍋」
最後にご紹介するのが“和の鍋”。1792年から刃物を中心とする生活の道具を取り扱う東京・日本橋の老舗「木屋(きや)」の鋳鉄製「すき焼き鍋」。
“ステーキ用の鉄板”などもそうですが、品のある専用道具で作るご馳走はさらに特別感を増し、気分を盛り上げて生活に贅沢感を与えてくれます。
鋳物の鉄鍋は熱をたくさん蓄えてくれるので、食材をたっぷり入れても温度が下がりにくく、食材を継ぎ足しながらいただくすき焼にとても適しているんです。
また、鋳物鉄なので洗剤でのお手入れも要りません!たわしでゴシゴシ、あとはお湯で洗い流すだけ。使うたびに鉄鍋が育ち、すき焼きもどんどん美味しくなっていくんです。
茶釜の両耳に使われる「鐶(かん)」を取り入れた、シンプルで使い勝手の良いデザインも魅力。スムースに取り外しができる鉄の鐶があれば、どんなに熱い鉄鍋も簡単に運べます。火にかける時には鐶を外して、運ぶときにまた取り付ける。現代ではあまり見られなくなった鐶には、先人の知恵がしっかり活きています。
とっておきの鍋で、料理をもっとおいしく楽しく…
あなたにとってのお気に入りの鍋は見つかりましたか? 愛着をもって大切に使える鍋と出会えたら、料理の回数や新しいレシピにチャレンジする機会も増えるかもしれませんね♪
また、今回紹介したお鍋は、どれも自信を持っておすすめできるものばかり。友人や大切な方への引っ越し祝いや新築祝い、結婚祝いなどにも喜ばれますよ♪
1954年に、北欧デザインを取り入れて手頃な価格で実用的な日用品を作り出したのが“デンマーク風”という意味をブランドに名付けた「ダンスク」。北欧風ルックスではありますが、実はアメリカ生まれのブランドなんです。北欧テイストのキッチンやテーブルコーディネートには、今では欠かせない存在ですよね。今回は、そんなダンスクを代表するアイテム・ホーロー鍋「コベンスタイル2」シリーズをご紹介します♪