今年を振り返って
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過ぎ去ってしまうとあっという間に感じられる一年。今年はどんな一年だったでしょうか。年の初めに立てた目標に向かって、新たに取り組み始めた事や挑戦したことがあるのではないでしょうか。
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その一方で、日々の忙しさの中で目標を立てたことさえ忘れているかもしれません。目標を立てる意味を改めて考え、来年に向けてその「立て方」から見直してみませんか?
目標を立てることの良さとは
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毎年目標を立てはするものの、いつの間にか忘れてしまったりなし崩しになってしまうなら、目標なんて初めから立てる必要はないのではないか、と思うこともありますよね。なぜ目標を立てるのか、改めてその意味を考えてみましょう。
1 自分の現状を把握することができる
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あまりに難しい目標を立ててしまうと、達成へ向けて努力することが難しくなります。その時の自分にあった目標を立てるには、今自分がどんな状態にあるのか、客観的に見つめる作業が欠かせません。
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自分は何に興味があるのか、目指したい方向性やどんな方法なら継続できるかなど、自分の状況を正しく把握しようとする事で、今までは気づかなかった本当の気持ちが見えてくるかもしれません。
2 進むべき道を迷うことによる時間のロスが減る
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日々生活しているとふとした時に「本当にこれが自分の望んだ道なのだろうか」と、立ち止まってしまうことはありませんか?一度立ち止まってしまうと、また元のペースを取り戻すには時間がかかりますよね。
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年に一度目標を立てることによって自分が進もうとする道が明確になり、答えが見つからないまま悩むことを回避できます。これから迎える一年の行動を明確にするためにも、目標を設定することは有効です。
3 日々のモチベーションが上がる
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目標を設定することの良さは、毎日をなんとなく過ごすのではなく、目標に向かって一歩一歩近づきながらモチベーションを維持できる、ことでもあります。目標を口にすることで、周りからの協力も得られるかもしれませんね。
このように目標を立てることにはいくつかのプラスの効果があります。ですが、もともといつの間にか忘れてしまったり、日々の暮らしに忙しく、なし崩しになってしまいがちな目標。ましてや、一年という時間があれば大きな変化に見舞われる可能性も大いにありますよね。
置かれる状況が変われば考え方や目指すところが変わり、もとの目標が意味をなさないものになってしまうのは当然のこと。ですが、ひとつだけ年間を通して変わらない目標を立てる方法があるんです。
1年間変わることのない目標を立てる方法
その方法とは、「自分はこうなりたい」「あれを目指して行動したい」ではなく、「こんな状況にだけはなりたくない」「これだけは避けたい」など、消去法的に目標を立てる方法です。
消去法的目標の立て方
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目標を立てるときというのは、自分が目指す姿や憧れる姿を思い浮かべ、「こうなったらいいな」「あんな風になりたいな」とイメージしますよね。自分を客観的に分析しなくてはいけないとはいえ、「希望的な観測」が入ることも事実です。
それに比べると「~にはなりたくない」という消去法で目標を立てる場合、案外自分の近くにいる反面教師など、具体的なイメージが浮かびやすいという特徴があるでしょう。
それに比べると「~にはなりたくない」という消去法で目標を立てる場合、案外自分の近くにいる反面教師など、具体的なイメージが浮かびやすいという特徴があるでしょう。
目標の設定はポジティブで前向きである反面、気持ちが先走り過ぎて途中で挫折してしまうこともしばしば…。消去法で目標を立てるということは、現実的かつ、確固たる意志を持って年間を通して心に刻める目標が設定できるということになるでしょう。
やりたい事より「やりたくない事」を明確にして
まず来年はやりたくない事、関わりたくない事を書き出してみましょう。さらに、そうするためには具体的にどんな行動をとれば良いのか考え、目標を設定します。
もちろん、定期的に見直して目標を変更していきます。目標を立てることに完璧性を求めても意味がありません。定期的に見直して、その都度自分にあった目標に変更していきましょう。
来年の目標を消去法で立ててみませんか?
消去法というと後ろ向きなイメージを持たれる方もいるかもしれません。ですが、「こうはなりたくない」という気持ちは誰しも持っているのではないでしょうか。高みを目指して頑張ることだけが目標ではありません。消去法によってどうしても譲れない部分にフォーカスし、ぶれない志を持って年間を通した目標を、立ててみませんか?