※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
リネンで作るワンピースは着心地最高
「ハンドメイドに挑戦してみたい」と思っているナチュラル派のあなた、リネンワンピース作りに挑戦してみませんか?リネンで作ればクタッとした仕上がりになるので、多少の歪みやズレが目立ちにくく、洋裁が苦手な方でも素敵なお洋服が作れます。今回は、裁縫初心者でも作れるリネンワンピースの魅力を紹介します。リネン生地の扱い方からおすすめのレシピについてお話ししますので、ぜひこの夏は手作りのリネンワンピースを着てお出かけしてみましょう!
リネンワンピースを初心者におすすめする3つの理由
リネンはフラックスという亜麻(あま)科の植物からできる天然素材で、ナチュラルな風合いと自然な色味が魅力的ですよね。では、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。主な特徴は下の5点です。
・吸水性が高い
・濡れると強度が上がる性質があり、上部
・繊維に含まれるペクチンによって汚れにくく毛ばたちにくい
・着れば着るほど肌に馴染んでナチュラルな風合いが増す
・通気性と保温性が高いため、通年快適に着られる
このことからも、普段着に適した材料として世界中から愛されています。
では、初心者でもできるワンピースの特徴とは何でしょうか?書店やインターネットで少し探すだけで、色々なレシピやアイデアが出てきます。しかし、初心者の方が完成デザインだけを見て挑戦してしまうと、失敗してせっかくの材料を無駄にし兼ねません。そこで、比較的簡単に作れるワンピース選びのポイントを紹介します。
・吸水性が高い
・濡れると強度が上がる性質があり、上部
・繊維に含まれるペクチンによって汚れにくく毛ばたちにくい
・着れば着るほど肌に馴染んでナチュラルな風合いが増す
・通気性と保温性が高いため、通年快適に着られる
このことからも、普段着に適した材料として世界中から愛されています。
では、初心者でもできるワンピースの特徴とは何でしょうか?書店やインターネットで少し探すだけで、色々なレシピやアイデアが出てきます。しかし、初心者の方が完成デザインだけを見て挑戦してしまうと、失敗してせっかくの材料を無駄にし兼ねません。そこで、比較的簡単に作れるワンピース選びのポイントを紹介します。
リネン素材についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのサイトをご覧ください。
その①型紙&材料がシンプル
リネンワンピースに限らず、初心者の方が洋服作りをする際はまず「型紙」と「材料」をチェックしましょう!いくらデザインを気に入ったからといって、型紙の形状が複雑だったり細かいパーツに分かれていると、作業が複雑になります。また、最初のうちは接着芯やカフスボタンなどのあるレシピも避けた方が良いでしょう。そういったものは、シンプルなワンピースを作って洋服作りの全体像がつかめてから挑戦することをおすすめします。
その②直線縫いがメイン
最近裁縫について調べていると、「まっすぐ縫い」というキーワードを見かけませんか?まっすぐ縫いとは曲線縫いはなく、ひたすら直線縫いを繰り返していくことです。リネン生地は柔らかい特性があり直線縫いだけでも自重で変形するので、豊かな表情を表現できます。まさに「まっすぐ縫い」」に向いている素材と言えるでしょう。
その③ロックミシンは使わない
洋服作りを極めようとすると、ロックミシンを使わなくてはいけないシーンも増えてきます。ロックミシンとは、生地の切り端をかがり縫いしたり、ニット素材など伸縮性のある生地を縫い合わせる時に使う道具で、一般的な波縫いなどはできません。そのため、日常的に洋裁をする人以外は不要でしょう。しかし、ワンピースのレシピによってはロックミシンを使わなくてはいけないものもあります。これでは手軽に作れませんので、必ず生地の端末をジグザグ縫いなどで処理できるものに挑戦しましょう。
【作る前に…】リネンの扱い&材料選びの注意点
出典:unsplash.com
リネンは天然素材であるが故に、少々取り扱いに注意しなくてはいけません。また、色だけで材料を選ぶと洋服には適さないこともあります。そこで、扱い方や材料選びのポイントを紹介します。
ポイント①生地の厚さを確認する
リネンと一口に言っても、その糸の太さや厚さには種類があります。糸が太く厚手のものが「1/8番手生地」で、極薄タイプは「1/125番手」です。例えば、厚手の生地はカーテンやシーツに使われ、薄手の生地はハンカチに使われるなどの使いわけがされています。
洋服に適しているのは、一般的に中厚手から薄手の「1/25番手・1/40番手・1/60番手」程度の厚さと言われており、季節に合わせて材料を選びます。ただし、淡い色で透けてしまう場合や、少しフォーマルな雰囲気に仕上げたい場合は厚手の生地を選んでも良いでしょう。生地色と着たい季節、仕上がりの雰囲気をイメージして、生地を選んでみてください。
洋服に適しているのは、一般的に中厚手から薄手の「1/25番手・1/40番手・1/60番手」程度の厚さと言われており、季節に合わせて材料を選びます。ただし、淡い色で透けてしまう場合や、少しフォーマルな雰囲気に仕上げたい場合は厚手の生地を選んでも良いでしょう。生地色と着たい季節、仕上がりの雰囲気をイメージして、生地を選んでみてください。
ポイント②水通しは必ずする
「水通し」とは新しい生地に施す下処理で、地直し(ぢなおし)と呼ぶこともあります。リネンは天然素材なので縮まりやすい性質があり、縫う前にこの水通ししなくてはいけません。何故なら、新しい生地で綺麗にワンピースができたとしても、洗濯すると縮んで型崩れしてしまう可能性があるためです。「水通し不要」と書いてある生地もありますが、それでも水通しをきちんとすると仕上がりに差が出ます。面倒な作業に思うかもしれませんが、とても重要な工程なのでしっかりとするようにしてください。
こちらのサイトでは写真付きで水通しのやり方を丁寧に解説しています。初めての方はぜひ一度確認してみましょう。
ポイント③解けやすいのでいじりすぎない
リネンは織り目が粗いため、他の生地と比べても切り端が解けやすい特徴があります。そのため、せっかくキチンと裁断してもいじりすぎるとどんどん切り端からほつれてきます。そうなると縫い代をしっかりと確保できなくなりますので、パーツを切り出したら必要最低限以上は生地をいじりすぎないように気を付けましょう。
簡単リネンワンピースの作り方
【初心者向け】まっすぐ縫いや簡単裁断のワンピース
まずは、初心者でも挑戦できて普段着にぴったりのワンピースを紹介します。どれも見た目以上に簡単なので、集中すれば半日程度で仕上がってしまうかもしれません!
流行りの“まっすぐ縫い”で作れる
こちらは先ほども紹介した「まっすぐ縫い」を使ったアイデアです。チュニックのレシピですが、丈を長くすればワンピースにもできます。リネンなら自然と肩のラインが出て、綺麗なVネックが現れてくるのでおすすめです。頭からバサッとかぶれるので、何着か作って夏の楽チン普段着にしてみましょう。
まっすぐ縫いチュニックの作り方をマスターすれば、材料のサイズを変えるだけで子供服も簡単に作れます。上の写真は私が実際余ったリネン生地から作った息子のチュニックです。とても涼しいので、毎日ヘビロテしています。
こちらのページでは、まっすぐ縫いでできる子供服について紹介しています。おすすめの関連書籍も紹介していますので、ぜひ興味のある方はご覧ください。
リネンの特徴を生かしたシンプルスタイル
シンプルなのにディテールにこだわりを感じるワンピースです。まるで売り物のような仕上がりになるため、私も色違いで2着ほど作りました。一つ一つの工程を丁寧にこなせば、洋服作りが初めての方でも綺麗に作れます。ただし、こちらはポケット付きのレシピです。難しい場合は、まずポケットなしで作ってみましょう。
裁断が簡単なのにシルエットがおしゃれ!
ジグザグ縫いのコツはぜひこちらのサイトをご覧ください!とても参考になります。
こちらは型紙なしでできるワンピースです。ふんわりとしたシルエットが夏にぴった♪。ギャザーを寄せるのが少々難しいかもしれませんが、何度か繰り返していくうちにすんなりできるようになるはずです。動画内では生地の端末処理にロックミシンを使っていますが、普通のミシンのジグザグ縫いでも対応できます。
型紙不要のふんわりワンピース
カフタンブラウス調のゆったりとした袖が特徴で、「日焼けは気になるけど暑いのは嫌」という人にぴったりです。パーツは全て四角形で直線縫いだけで作れます。また、ファスナーやボタンの取り付けもないため、見た目以上に簡単!リネンで作ればより軽やかに仕上がります。
授乳中のママも着られるゆったりスタイル
こちらはフロントが合わせスタイルになっているワンピースなので、授乳中のママでも気兼ねなく着こなせます。前合わせのスタイルは胸元がだらしなくなりがちですが、生地の裁断方向に気を付けることで解決できます。この点についても詳しく解説されているため、多めの生地を準備して挑戦してみましょう。余った生地でターバンなどを作って親子コーデにしても楽しいです♪
リゾート感溢れるマキシワンピース
軽やかなリネンをリゾートテイストのワンピースに仕立ててみてはいかがでしょうか?素材の特性上、通気性が良いため丈が長くても暑苦しくなりません。また、カーディガンを重ねたりTシャツを下に着てもおしゃれなので、着回ししやすいのも魅力です。旅行の際に持って行ってもいいですよね!ただし、畳んでカバンに入れる場合はポリエステル混紡生地など、「シワになりにくい」リネンを選びましょう。
こちらは、リネン 25% ポリエステル 75%の混紡記事なので、長時間畳んだままでもシワになりにくいです。ただし、やや薄手なので、カラーによっては下にチュニックを着るなどの工夫が必要な場合もあります。
生地屋すず木 リネン 麻 PE混 シワになりにくい布地
776円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
Tシャツと合わせて着たい!
ボーイッシュなコーディネートやカジュアルなデザインがお好きな方には、こちらのキャミソールワンピをおすすめします。肩紐を作る工程だけ少し細かいですが、あとはとても簡単です!サイズを調整すれば、マタニティウエアとしても活躍します。
日常使いに便利なエプロンタイプ
こちらは単体でエプロンとして使っても可愛いですし、Tシャツやジーンズと合わせて普段着にしても素敵なアイデアです。さすが元デザイナーさんが考案しただけあって、ディテールにもこだわりを感じます。本体と同じ生地から腰紐を作るとオシャレですが、面倒な場合や難しい場合は市販のコットン紐などで代用してもOKです!
【中~上級者向け】袖やディテールにこだわったワンピース
裁縫に慣れている方は、もう少しディテールが凝っているワンピース作りに挑戦してみませんか?ぜひ、お好みのデザインを見つけてリーズナブルに手作りしてみましょう。
着心地楽チンのチュニックワンピース
単体で着てもパンツと合わせても素敵なワンピースです。袖口が大きく空いているためとても涼しく着こなせます。首回りの見返しに接着芯を使いますが、あとはそれほど難しくはありません。丈を変えて何パターンか作ってみてもいいですね♪
上品な大人っぽい袖が特徴
ひらひらの袖口が特徴の「大人可愛い」ワンピースです。こちらは作り方自体はシンプルですが、型紙を製図する作業が必要です。といっても、決して複雑ではないので、洋服作りをステップアップさせたい方にちょうど良いです。端末処理にロックミシンを使っていますが、もちろんジグザグ縫いでも対応できます。
大人可愛いシャーリングタイプ
こちらは胸元に寄せた細かいギャザーが可愛らしいワンピースです。ギャザーを綺麗に入れるのには練習が必要ですが、コツを掴めば色々なシーンで活用できます。実はギャザー処理以外はとても簡単!パーツも四角いものばかりです。ワンピースでなくブラウスとしてもアレンジできるレシピなので、合わせて作ってみてもいいですね。
さらっと着こなせる大人ワンピース
こちらもギャザーがポイントのワンピースです。ウエストを切り返すことで膨張した印象にならず、きっちりした雰囲気になります。カジュアルすぎないので、街にお出かけするときにも着られそうです。こちらは背中にファスナーをつけるため少々作業が細かいですが、初心者の方でも時間をかければ挑戦できますので、ぜひゆっくりワンピース作りができる方は試してみてください。
ビックシルエットが今風!
10年ほど前からずっと流行り続けているビックシルエットの洋服も、簡単な製図で作れちゃいます!こちらはシャツの丈ですが、丈を伸ばせば大人っぽいスタンドカラーシャツのワンピースになります。年齢や体型を問わず着こなせるので、ご家族やご友人へのプレゼントにしても喜ばれるでしょう。
おめかししたい時に便利なシャツワンピース
こちらはおしゃれなロングカフス付きでスッキリとしたフォルムのワンピースです。少しフォーマルなシーンから日常のカジュアルシーンまで使えるので、とても便利です。私もこちらのレシピでリネンワンピースを作りました。上下の前立やカフスなど、シャツの基本的要素が盛り込まれているため、洋裁の勉強にもなります。
サイズを変えて親子コーデアイテムにも!
こちらはお子さん用ワンピースのレシピですが、サイズを変えれば大人用にもアレンジできます。丈を短くしてチュニックを作ってもいいですし、逆に長くして甘すぎないデザインにしても素敵です。ぜひ、お子さん用とママ用を作って、親子リンクコーデを楽しんでみましょう。
リネンを使えばシックな仕上がりに
今回は、裁縫初心者でも作れるリネンワンピースの魅力を紹介しました。リネン生地は特殊な材料のように思われるかもしれませんが、扱い方さえ理解しておけば長持ちする優秀な素材です。丁寧に作れば何年も着続けられます。カラーもとても豊富なので、ぜひ一度生地屋さんに足を運んで、お好みの生地を見つけてみましょう。心を込めて作れば、きっと大切にずっと着続けたくなる一着に仕上がるはずです。ぜひ、皆さんもおうち時間を活用してリネンワンピースをハンドメイドしてみてください。
こちらのサイトでは、洋服作り初心者の私が参考にした関連書籍を紹介しています。色々なスタイルのワンピースを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
写真をご提供いただいた素敵なサイト
他のお店では手に入りにくいデザイナーズ生地を購入できたり、無料で様々なレシピが見られます。大人用はもちろん子供用アイテムの作り方も充実していますので、ぜひ一度ご覧ください。