すぐできる!夏に間に合うワンピース
まずはここから!作る前の基本のき
①難易度を決めるのはここ!型紙を選ぶ時にチェックしたいのは?
袖
襟ぐり
付属品
ファスナーやボタンなど、必要不可欠な付属品の有無も見るべきポイントです。また、ポケットやベルトがあるデザインの場合、縫い方が複雑ではないか、省いて作ることもできるのか確認しておきましょう。
②布選び

ポイント1:伸縮性
伸縮性に注目してみると、布は大きく分けて伸びる布地と伸びない布地の2種類に分けられます。Tシャツは伸びる布地、ワイシャツは伸びない布地ですね。伸びる布地の方が扱いが難しく、ミシンや針なども専用のものを用意する必要が出てくるので、まずは伸びない布地を選ぶと間違いがありません。
ポイント2:素材
夏のワンピースには、肌あたりがよく汗を吸ってくれる天然素材が最適です。綿やリネン、綿麻混などが代表的な素材として思い浮かぶのではないでしょうか。同じ天然素材でも表情は様々ですので、実際に手芸店で手にとって選びましょう。布が巻いてある状態では分かりにくいのが透け感です。選ぶときには広げて光に当ててチェックしてみましょう。ネットショップなどで布を購入したいときは、サイトの作品例を参考に選んでみるといいですね。作りたいワンピースの形によっても適した布地が違ってきます。詳しくは下にご紹介したサイトを参考にしてみてください。
ポイント3:布幅
手芸店でくるくると巻いて並べられている布ですが、幅はどれも同じではありません。一般的によくある幅でも、90㎝、110㎝、140㎝の3種類があります。また、インポートの布などイレギュラーな布幅のものも珍しくありません。作ろうとしているワンピースの型紙が何センチ幅の布用のものなのか確認して、いざ作り始めてみたら布が足りない!なんてことにならないよう気をつけて。布には縦横・上下の方向性がありますから、型紙の向きを自己流でレシピと変えて配置するのは御法度ですので覚えておきましょう。
③ワンランクアップ!ちょっと差がつくハンドメイドのコツ

色を合わせて糸を選ぶ
自然な仕上がりの意外なポイントが糸選びです。例えば同じ茶色でも、糸の色の濃淡でガラッと印象が変わってしまいます。淡い色の布の場合は布より薄めの色の糸を、濃い色の布には布より濃いめの色の糸を選ぶと糸が目立たず自然に見えるので覚えておいてください。もしくは、白い布に赤い糸、黒い布に黄色い糸など、あえて目立つ色の糸を合わせてアクセントにするのも一つの方法です。中途半端が一番いけません。実際使う布に糸を当てて色を見るのが一番確実ですので、糸を購入する時にはハギレを用意してでかけましょう。
水通しする
こまめにアイロンを使う
型紙を写す前に布目を整えたり、縫代を割ったり、手でもできるような作業ですが、しっかりアイロンを使うことで仕上がりに差が出てくるから不思議です。アイロンを出すのは少し面倒な時もあるかもしれませんが、愛情を込めて丁寧にアイロンをかける習慣をぜひ大切にしてください。
④ロックミシンは必要?
ジグザグミシン
折り伏せ縫い
袋縫い
STEP1:難しいこと抜き!直線縫いで作れるワンピース
型紙不要!2.5mで作るカシュクールワンピース
簡単な縫い方が特徴のスモックワンピース
折り紙ワンピース
ちょうど2mの生地で作る、涼しげなワンピース(袖あり)
STEP2:見返し処理に挑戦!
まずは基本を動画でチェック!
ふんわりAラインワンピース
Vネックの直線チュニック
らくちんワンピース
ノースリーブフレアマキシワンピース
STEP3:手作りならでは。共布でこんなアイテムも
ヘアバンド(ヘアターバン)
身軽におでかけ♪ミニサコッシュバッグ
ながく履けるよ♪こども用おなかすっぽりパンツ
記念すべき最初の一着は決まりましたか?

形を決める時に大きなポイントになるのが、まずは袖の有り無しです。袖のある形の方が難しそうに見えるかもしれませんが、実はそうとも限らないのです。ノースリーブの場合、袖ぐりをパイピングや見返しなど特殊な処理で仕上げる場合が多いからです。形を決める際には、袖口の縫い方をチェックしてから選ぶといいでしょう。