使える“巻きスカート（ラップスカート）”を手作りしよう！

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ラップスカートとは？

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ラップスカートとは、「ラップ・アラウンド・スカート」の略称で、1枚の布を前またはサイドで重ねて着用するスカートのこと。基本から応用編までさまざまな作り方があり、デザインバリエーションが豊富なのも魅力です。基本はスカート本体になる布と、ウエストベルトで構成されているので、裁縫を始めたばかりの初心者さんでもトライしやすいですよ♪

本記事では、ラップスカートの基本的な作り方や縫い方を詳しく紹介しているので、自分らしいお洋服を作りたい！と思っている人はぜひ最後までチェックしてみてください。

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ラップスカートを作る前に確認したい3つのポイント

1.最低限必要なアイテムを揃えよう

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ラップスカートを作るのに、最低限必要なアイテムは下記8つです。

・ミシン
・針…手縫いの場合。ミシンを使う場合でもしつけ縫いをしっかりやりたい人は必要
・布…デザインによりますが最低でも2〜3mは必要
・チャコペン…布にマークをつけるため
・裁断バサミ
・マチ針
・メジャー
・マスキングテープ…型紙と布を固定したいときに

2.型紙の裁断方法

布をまっすぐ裁断するにはいくつかコツがあります。ガタガタに切ってしまうと縫うときにも苦労するので、正しい裁断のやり方がわからない人は、こちらの動画を参考にしてみてください。布を裁断するときは、ものがない広いスペースで作業することも意識してみてくださいね。

3.布は柄がおすすめ

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初心者さんがラップスカートを作る場合、使用する布は柄がおすすめです。無地だと裏表がはっきりしないため、裁断したり塗ったりする工程で戸惑うこともしばしば。柄なら裏表がわかりやすく、混乱しません。どうしてもシンプルな布で作りたかったら、裏表がわかりにくい黒や白は避けて、ピンクやイエロー、グリーンなど彩度の高いカラーを選ぶのが良いでしょう。

また光沢のあるサテンや、凹凸のある布だと表裏がはっきりしていてスムーズに作業ができますよ。

ラップスカートの作り方

①初級編：手縫いOK！型紙なしでも作れるラップスカート

手縫いの場合は4つの基本をマスターして

手縫いでラップスカートを作りたい場合、「並縫い」「半返し縫い」「本返し縫い」「ぐし縫い」の4つを覚えておくと便利ですよ。ラップスカートの場合、どれか1つをマスターすれば完成しますが、部分的に縫い方を変えると既製品のような仕上がりになります。

ほつれ止めに便利なかがり縫い＆ブランケットステッチ

手縫いでもほつれ止めをするのがおすすめです。「かがり縫い」＆「ブランケットステッチ」をマスターしてほつれ止めをしましょう。ロックミシンのようにきれいな見た目を目指すなら、ブランケットステッチが◎。

直線縫いで作れるベーシックなラップスカート

こちらは、最もベーシックなラップスカートの作り方です。スカートになる本体の布（前・後）とベルトの布2枚を縫い合わせるだけで作れます。型紙いらず＆ほぼ直線縫いだけで仕上げられるので、初心者さんでも楽しく作れますよ♪

実用性抜群のポケット付きラップスカート

こちらも型紙なしで作れるラップスカートです。先ほどとの大きな違いはポケット付き。一見難しそうに見えますが、YouTubeで詳しい作り方を紹介しているので、初心者さんでも作れますよ。

ニット地を使ったラップスカート

ある程度型紙が読めて、ベーシックなラップスカートのもうワンランク上にトライした人におすすめなのが、ニット地で仕立てるラップスカートです。ボタンホールをつけるのに多少テクニックが必要ですが、基本的なラップスカートの作り方を把握していれば意外と簡単に作れます。

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こちらでも作り方を詳しく解説されています！

ボタンホールは手縫いでも作れる！

ボタンホールはミシンでしかできないと思っていませんか？実は手縫いでもボタンホールは作れるんですよ♪ボタンホール付きのラップスカートを作りたい、でもミシンがない…という人は、こちらのYouTubeをぜひチェックしてみてください。

布ループならボタンホールがいらない

ボタンホールは面倒…だけどボタンをアクセントにしてみたい！という人は布ループを取り入れてみましょう。動画ではミシンを使っていますが、手縫いでも対応できますよ。

②中級編：ディテールにこだわったラップスカート＆おすすめの型紙をpick！

丸みのある斜めラインがポイント！

斜めラインとドレープが特徴のラップスカートです。ややパーツが多かったり、複雑な裁断があったりして難易度は高め。しかし、裁縫に慣れている人であれば簡単に作れます。ギンガムチェックでも子供っぽくならず、技ありな1枚が完成するので、周りと差がつくラップスカートを作りたい人はぜひ！

フェミニンなスタイルを好む人に！フレアラインのラップスカート

一見簡単そうなフレアラインのラップスカートですが、実はテクニックが必要。布をきれいに裁断したり、まっすぐ縫ったりする技術が必要なため、ある程度裁縫に慣れた人におすすめです。

タックなしのサーキュレーター巻きスカート

出典：

タックなしでふわっと広がるラップスカートを作りたい人は、こちらをチェックしてみてください。すっきりしたウエストと大きめのリボンが、華奢見えを叶えます。半円を書いて縫い合わせる作り方なので、製図やミシンの使い方にある程度慣れている玄人向きです。

フワフワ揺れてレディに♪ サーキュラー巻きスカートの作り方 | nunocoto fabric

作り方はこちら♪

いらなくなった着物や浴衣をラップスカートにリメイク

自宅にいらなくなった着物や浴衣はありませんか？どうせ捨ててしまうなら、ラップスカートにリメイクしましょう。和柄のラップスカートはなかなか売っていないので、オリジナリティが出ますよ。裁断の仕方にコツは必要ですが、初級編で紹介した作り方とほぼ同じなので、初心者さんでも時間をかければ作れます。

プリーツスカートの作り方をラップスカートに応用して＜プリーツラップスカート＞

プリーツスカートの作り方を応用すれば、プリーツラップスカートが作れます。作り方はスカートになる本体の布をプリーツにするだけ。しかし、裁縫を始めたばかりの人にはちょっと難易度は高めです。まずはプリーツの作り方から理解してみて。プリーツスカートの構成をある程度理解している人は、ぜひラップスカートにアレンジしてみてください♪