「とりあえず」と思っただけなのに…
ものをしまう場所が決められず、「とりあえず」と思ってちょい置きした。こんな経験は、ほとんどの方にあるのではないでしょうか?そしてその「とりあえず」は、なかなか終わることがなく、ものは放置されたままに…。
「とりあえず」という些細な迷いは、気づかないうちにお部屋の心地良さを目減りさせていくのです。そうならないためには、ちょい置きをしないことが1番なのです。
「とりあえず」という些細な迷いは、気づかないうちにお部屋の心地良さを目減りさせていくのです。そうならないためには、ちょい置きをしないことが1番なのです。
ちょい置きは“散らかり始めのサイン”
出典:unsplash.com
帰宅後の勢いでちょい置きした郵便物。あとで読むからと、そのままちょい置きしてしまった読みかけの雑誌。そんな“ちょい置き”が重なり続けることで、お部屋はどんどん散らかっていくのです。自分や家族がちょい置きをしていたら、“これからお部屋が散らかっていくサイン”だと思って、しっかり対策をとっていきましょう。
ダイニングテーブルの場合
テーブルを壁にくっつけない
ダイニングテーブルを壁にくっつけて置いていると、壁際の部分が“ちょい置きスペース”になってしまいがち。部屋を広く使うには良いレイアウトなのですが、ちょい置きを招きやすいという面もあるんです。
そこでおすすめなのが、壁とテーブルの間を3cmほど離すこと。たったそれだけの工夫で、ものが置きづらくなり、ちょい置きしづらい状態をつくることができますよ。
そこでおすすめなのが、壁とテーブルの間を3cmほど離すこと。たったそれだけの工夫で、ものが置きづらくなり、ちょい置きしづらい状態をつくることができますよ。
1日に1回リセットする
お皿を洗うタイミングなどに合わせて、1日に1回、ダイニングテーブルの上をリセットするのがおすすめ。そのときに、ちょい置きしているものがあれば、一緒に片付けてしまいましょう。毎日やっていると、ちょい置きのものが溜まりづらくなりますよ。
一時保管場所をつくる
ダイニングテーブルを使っている途中で食事のタイミングになったときなど、一時保管場所をつくっておくと便利です。そこに収納しておけば、ちょい置きする必要がなく、簡単に片付けることができますよ。テーブルに収納力をプラスできるアイテムを使うのがおすすめ。
キッチンカウンターの場合
カウンターの用途を限定する
キッチンカウンターの使いみちをはっきり決めておくことが、ちょい置きを防ぐのに効果的。「配膳に使う」「ダイニングテーブルで使う調味料などを置いておく」「雑貨や写真を飾るスペースにする」など、多くても2つぐらいに絞るのがおすすめです。
ちょい置き専用スペースにするのも◎
キッチンカウンターを、あえてちょい置き専用スペースにするというのもありです。そこだけはちょい置きしてOKという場所があれば、ダイニングテーブルや椅子の上など、複数の場所へのちょい置きを防ぐことができるからです。
カウンター下を“使える”収納スペースに
キッチンカウンターへのちょい置きを防ぐためには、やはりカウンター下のスペースを有効活用することも大切です。カウンター下に収まる高さの収納アイテムを設置して、全体の収納力をアップさせましょう。
リビングテーブルの場合
ダイニングテーブルと一緒にリセット
ダイニングテーブルをリセットするときに、合わせてリビングテーブルもリセットしてしまいましょう。洗い物がある場合は、まとめて片付けることができるので、効率的です。また、2台まとめて拭き掃除をしても◎。ちょい置きしているものも、まとめて片付けられますね。
よく使うものは「定位置」をつくる
リビングテーブルでよく使うものは、使用後についちょい置きしてしまいがち。それを防ぐためには、よく使うものに定位置をつくって、使ったらそこに戻すことを徹底しましょう。手に取りやすいよう、また、戻しやすいように、リビングテーブルの近くに置いておくのがおすすめです。
そばに小さなゴミ箱を置く
リビングテーブルのそばに小さなゴミ箱を置いて、出たゴミはすぐに捨てるようにしましょう。“一時的なゴミの置き場所”と考え、こまめにキッチンのゴミ箱に移しにいくのがおすすめ。少量なので分別も楽にでき、臭いも気になりません。
デスクの場合
分類できる仕組みをつくる
デスクに持ち込んだものを、迷わず収納できる仕組みをつくるのがおすすめ。収納アイテムを使って、「緊急度が高いもの」「そのうち手をつけたいもの」「とりあえず持っておきたいもの」など、自分なりの分類ができるようにしておくと、デスクへのちょい置きを防ぐことができますよ。
定量を超えたら処分する
書類や本などは、収納場所に収まるぶんだけを定量としましょう。ちょい置きを防ぐためにも、そこに入らないものは処分するのがおすすめです。必要なくなったものがないか、定期的にデスクまわりの収納をチェックしておくと、管理が楽になりますよ。
作業前にデスクの上を片付ける
作業前にデスクの上を片付ける習慣を持つと、ちょい置きを放置しにくくなります。気持ちの切り替えにもなって、作業に集中しやすくなるという効果も。次第にちょい置きする回数も減っていくはずです。
脱・ちょい置きで、暮らしをスムーズに
出典:unsplash.com
“テーブルへのちょい置き”をやめていくと、「テーブルを広く使える」「動線をじゃまするものがなくて行動しやすくなる」など、徐々に暮らしやすさがアップしていきます。
ご紹介した12の対策は、ちょい置きをしない仕組みづくりに欠かせないものです。これらの対策を使って、少しでも「とりあえず」と「ちょい置き」を減らしていきましょう。
ご紹介した12の対策は、ちょい置きをしない仕組みづくりに欠かせないものです。これらの対策を使って、少しでも「とりあえず」と「ちょい置き」を減らしていきましょう。
素敵な画像のご協力、ありがとうございました。