ストレスを減らすために。自分の怒り癖を探す「アンガーログ」をつけよう

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職場や家でイライラしてしまうことは誰しもあると思います。それも一度や二度じゃない場合もあるでしょう。でも、なぜイライラしたかを後から思い出そうとしても難しいことってありますよね。今回は、「アンガー(=怒り)ログ(=記録)」をつけることで自分の癖を知り、イライラからくるストレスを減らす方法をご紹介します。2021年07月25日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
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気がつくと見舞われているイライラの感情

ストレスを減らすために。自分の怒り癖を探す「アンガーログ」をつけよう
出典:unsplash.com
職場や家庭において、なんとなくイライラする、気持ちが尖るという感情に見舞われることがありますよね。どうしてそうなったかわからないのと同じように、いつの間にか解消していることが多いため、気に留める機会が少ないかもしれません。
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ですが、イライラしている間は確実にかかってしまうストレス。日々の小さなイライラをその都度上手に解消することによってストレスを減らすことができたら嬉しいですよね。そのための具体的な方法を見ていきましょう。

目次

自分の気持ちをしっかり掴むこと

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私たちはイライラしたことは覚えていても、どうしてイライラしたかの理由については、案外忘れてしまうことが多いのではないでしょうか。
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ですがもし、例えば上司からの何気ない一言が気に障る、とか朝の通勤電車が混んでいてイライラする、とか朝急いでいる時に限って鍵が見つからないなど、覚えていないだけで実はいつも同じようなことで怒っているのかも、しれませんよね。
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自分はこんなことでよく怒っている、と傾向が分かればそれをうまく回避することによってイライラに見舞われる回数がグンと少なくなるでしょう。

アンガーログをつけよう

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ではどのように自分が怒っている状況を把握するか、というと「アンガーログ」をつけてそれを分析する、という方法をとります。「アンガー(怒り)ログ(記録)」とはつまり、怒りを記録することなのです。

怒りを感じたその時に記録することがポイント

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自分が今イライラしている、と感じたらすぐにノートやスマートフォンのメモ機能などを利用して記録しましょう。日記のように振り返って書くのではなく、怒りを感じたその時に記録するのです。
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記録する項目は、日時、怒りを感じた内容、怒りの度合いの3つです。その場では、原因や感情については考えず簡潔に書き留めましょう。最初は、怒りを感じているのに記録をするなんて、と思うかもしれません。
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ですが自分の気持ちをしっかり汲み取ることや、咄嗟に言い返して相手との関係性が壊れるなどして後から後悔しないためにも、記録のために一拍おくことはとても有効です。初めのうちはつけ忘れなど、日々の怒りの全てを完璧に記録することは難しくても、徐々に記録することができるようになります。

アンガーログは1週間後にまとめて分析

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アンガーログをつけて1週間ほど経ったら、まとまった時間が取れる時にゆっくりと分析してみましょう。分析することによって今までなんとなく流していた、自分が怒りを覚えるポイントが見えてきます。アンガーログを分析する際、注目するべきは以下の3点です。

①時間帯と場所

まず時間帯と場所について見ていきましょう。毎日の決まった時間帯や場所でイライラしていないでしょうか。朝の満員電車がイライラする、ランチに行く時など特定のお店に行くとイライラする、などです。
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もし特定の時間帯にイライラが集中しているようであれば、自分はその時間帯はイライラしやすいということを自覚し、できるだけリラックスしたり、心地よくいられる状態を作り出すように努めましょう。
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あるいは特定のお店や場所に行くとイライラすることが分かったのであれば、どうしてもの場合を除いてその場所には行かないようにするなど、自ら近寄らないように意識しているだけでも違ってくるでしょう。

②反応した言葉や行動、出来事

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「へぇー」のような気のない相槌を打たれたり、約束の時間に少しでも遅れて来られるとイライラするのように、特定の言葉や行動パターンに怒りを覚えることもあるでしょう。
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自分はどんな言葉や出来事に反応してしまうのかを知ることによって、イライラを覚えた時に「私はこのことに怒りを覚えるんだよね」と、客観視することで冷静な対処につながるでしょう。

③怒りの根源

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私たちが怒りを感じる時というのほ、期待したことを裏切られるとか、自分の中の常識と合わない、“こうするべき”という考えが一致しないなど、理由となる大元があるはずです。
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もちろん、怒りを感じたからといって自分の常識やこうするべきという考えを一方的に押し付けることはできません。ですが、根源を探ることによって「自分はこう思っていたから怒りを感じたのか」というように俯瞰して見ることができるようになるでしょう。

自己分析にもつながるアンガーログを味方につけよう

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アンガーログをつけることによって、日頃のイライラがどこからくるのかはっきりします。怒りに対して客観的に冷静に対応するために欠かせないアンガーログですが、そもそも「イライラしないで済む方法」を知るためにも大きな効果があるでしょう。
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イライラを事前に回避することによって日頃のストレスを減らし気持ち良く過ごせたら、こんなに嬉しいことはありませんよね。ぜひアンガーログを試してみてください。

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