1日の中でどのくらい笑ってる?
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笑うことが体にいい、というのはよく知られていますよね。笑うことで気持ちが明るくなって体にもいいのならいつも笑っていたいと思いながらも…実際には1日にどのくらい笑っていますか?
特に最近では在宅ワークが増え、笑うことはもちろん会話すらほとんどないという方も多いかもしれません。それでも笑いが良いものであるなら、どうにかして暮らしに取り入れる工夫をしてみませんか?
「笑うこと」のメリットとは
まずは改めて笑うことの体へのプラスの効果についてみていきましょう。笑うことが人体に良い影響を及ぼしていることを証明する研究は欧米を筆頭に、日本でも十数年前から実施されてきました。笑うことの効果には以下のものがあると考えられています。
・人間関係の確立
・不安や緊張の緩和
・リラクゼーション効果
・筋力の向上
・食後血糖値上昇抑制
・疼痛緩和
・人間関係の確立
・不安や緊張の緩和
・リラクゼーション効果
・筋力の向上
・食後血糖値上昇抑制
・疼痛緩和
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具体的にはこれほど多くの良い効果をもたらしてくれる「笑い」。こんなにも効果があるのならいつも笑っていたいと思いますよね。
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では、1日の自分の生活の中で笑顔でいられたのはどんな時か、またどのくらいの長さだったか振り返ってみましょう。少なくとも1日1回以上は笑っていた、という方はとても素晴らしいですね。
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一方で、マスク生活や在宅ワークが重なって、ほとんど笑っていない、会話すらしていないという方も少なくないでしょう。これほど多くの良い効果のある「笑い」、どうにかして取り入れたいですよね。
日常での笑いの取り入れ方
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ではどのように笑いを暮らしの中に取り入れるかですが、意識的に笑おうとするのは案外難しいものですよね。そこで、自分の暮らしやちょっとした出来事をより深く観察したり、どこかに面白みはないかと意識的に探してみましょう。それは、自分の気持ちを外に向けることにつながります。
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特に自分の失敗や残念だったことなどは、クヨクヨと考え続けていると辛くなってくるものです。何らかの面白みを見つけ出し、それを誰かに話すことによって早く前向きな気持ちを取り戻せるでしょう。
「作り笑顔」にも笑いの効果がある!?
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さらに笑いの凄いところは、「作り笑顔」でも効果があるという点です。通常は“嬉しい”とか“楽しい”といった感情があって、それが表情として顔に出てきますよね。
今すぐ取り入れたい!「デュシェンヌ・スマイル」のすごい効果
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ところがフランスの神経内科医、デュシェンヌが発見したことから「デュシェンヌ・スマイル(本物の笑顔)」と呼ばれる笑顔は、それを浮かべることによって、前向きな感情が生じるとされています。「デュシェンヌ・スマイル」には条件があります。
それは、目尻が下がり、口角と頬が引き上がっていること。
それは、目尻が下がり、口角と頬が引き上がっていること。
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この条件を満たした笑顔を「デュシェンヌ・スマイル」といい、米国ではうつ病の予防やメンタル面の健康を守るトレーニングにも取り入れられているそうです。
「デュシェンヌ・スマイル」の作り方
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作り笑いをする時、口角を上げるのはイメージしやすいですよね。難しいのは口元だけではなく、目までちゃんと笑っていること。まずは鏡の前に立って、目がくしゃっと細くなって、目尻にシワがよるくらいの満面の笑顔を作り、イメージをつかんでおきましょう。
そして、本当に楽しい時こそ「デュシェンヌ・スマイル」を意識して、感覚を身につけましょう。朝出かける時や外から帰って来た時など、毎日鏡に向かって「デュシェンヌ・スマイル」をすることで、自然に作れるようになるでしょう。
「デュシェンヌ・スマイル」タイムを作ろう
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暮らしの中で笑う機会なんてほとんどないという方は、朝ごはんの時や、洗顔の時など「デュシェンヌ・スマイル」を必ず浮かべる時間を決めてしまいましょう。
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「笑うから楽しいのだ」という有名な名言の通り、1日の始まりに「デュシェンヌ・スマイル」タイムを設けることによって、気持ちよくスタートを切れると思いませんか?
たくさんの笑顔で気持ちの良い毎日を
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自分が笑うことはもちろん誰かが笑っていたり微笑んでいると、こちらまで嬉しくなるものですよね。辛い時こそたくさんの笑顔を暮らしの中に作り出し、少しでも気持ちよく過ごせたら幸せなことですね。
下記は記事作成時に参考にさせていただいた研究データです。ありがとうございました。