悩んだり落ち込んだりしたら、まずはシンプルに考えてみる
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「こうあるべき」とこだわること。そうではない現実を変えようと必死になること。どうにもならないことを何とかしようとすること――。
どれも苦しみが増すことばかりです。複雑に考えるのはもうおしまいにしましょう。
もっと気楽に、楽観的に生きる。ものごとをシンプルに考えることが、それを可能にするのです。
どれも苦しみが増すことばかりです。複雑に考えるのはもうおしまいにしましょう。
もっと気楽に、楽観的に生きる。ものごとをシンプルに考えることが、それを可能にするのです。
割り切ることも必要
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目標に向かってひた走る。成功までの最短ルートを間違いなく選ぶ。必ず正解を導き出す――。
どれもできるに越したことはありませんが、誰もが簡単にできることではありません。
人生にはいろいろなことが起こります。ときには、割り切ること、前向きに諦めることが必要な局面もあるのです。
どれもできるに越したことはありませんが、誰もが簡単にできることではありません。
人生にはいろいろなことが起こります。ときには、割り切ること、前向きに諦めることが必要な局面もあるのです。
完璧な人などいない
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人と比べて劣等感を抱くのは、不毛です。ある一部分だけを比較したところで、人間の優劣が決まるわけではありません。ましてや、完璧な人などいないのです。
優れて見える人も、そう見えない人も、でこぼこと味わいのある形をしています。それが、わたしたち人間というものなのです。
優れて見える人も、そう見えない人も、でこぼこと味わいのある形をしています。それが、わたしたち人間というものなのです。
人生は遠回りすることもある
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「こんな雑用をやっていて意味あるの?」「もっと目に見えて評価される仕事がしたい!」と思うことがあるかもしれません。地味で目立たないことは、遠回りのように感じられるでしょう。
しかし、人生はまっすぐで平坦な道ばかりではありません。回り道をしたり、道を踏み外したりしながら、自分なりに納得のいく道に近づいていくものなのです。
しかし、人生はまっすぐで平坦な道ばかりではありません。回り道をしたり、道を踏み外したりしながら、自分なりに納得のいく道に近づいていくものなのです。
正解にこだわらない
「こうあるべき」「これが正しい」という考え方にこだわらないこと。視野を狭め、自分自身にも他人にも厳しくなり、ものごとを俯瞰できなくなるからです。
「中庸(ちゅうよう)」「両亡(りょうぼう)」という考え方があります。極端に偏ることなく、白黒はっきりさせない。正解にこだわらないほうが、うまくいくこともあるのです。
「中庸(ちゅうよう)」「両亡(りょうぼう)」という考え方があります。極端に偏ることなく、白黒はっきりさせない。正解にこだわらないほうが、うまくいくこともあるのです。
見返りを期待しない
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自分はこれだけ力を尽くしたのだから、結果が伴うはず。よい行いをしたのだから、きっと見返りがあるはず。このように期待すると、そうならなかったときに落胆することになります。
結果や成果、見返りを期待するのではなく、その過程、プロセスを大切にする。期待した結果が伴わなくとも、力を尽くしたという事実に変わりはないからです。
結果や成果、見返りを期待するのではなく、その過程、プロセスを大切にする。期待した結果が伴わなくとも、力を尽くしたという事実に変わりはないからです。
自分はかけがえのない存在
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自分の代わりなんていくらでもいる。そんなふうに思っていませんか。どんな職種でも、代わりが利かないと困る仕事があるのは事実です。
しかし、あなた自身の存在そのものは、誰かが取って代われるものではありません。自分はかけがえのない存在であることを、忘れないでくださいね。
しかし、あなた自身の存在そのものは、誰かが取って代われるものではありません。自分はかけがえのない存在であることを、忘れないでくださいね。
頑張らない選択をしてもいい
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自分に足りない部分を気に病み、もっと頑張らなければと自分を叱咤する。人と比べて劣等感を抱き、このままではダメだと急き立てる。
このように感じている方は、もうじゅうぶんに頑張っているはずです。ときには、頑張らない選択をしてもいい。それは、弱さや欠点も含めて、ありのままの自分でいいと認めることでもあるのです。
このように感じている方は、もうじゅうぶんに頑張っているはずです。ときには、頑張らない選択をしてもいい。それは、弱さや欠点も含めて、ありのままの自分でいいと認めることでもあるのです。
できて当たり前のことでも褒める
こんなことできて当たり前。できないのは甘えでしかない。そうやって自分に厳しくしていませんか。もちろん、自分を律することは大切です。
あまりにも厳しくしすぎると、自己肯定感が低くなってしまいます。できて当たり前のことほど、自分を褒めましょう。よくできた、今日も頑張った、えらいね、というように。
あまりにも厳しくしすぎると、自己肯定感が低くなってしまいます。できて当たり前のことほど、自分を褒めましょう。よくできた、今日も頑張った、えらいね、というように。
ダメな時があってもいい
疲れていても、「まだ頑張れる」と自分を奮い立たせる。体調がすぐれなくても、「これくらい大丈夫」と無理をする。それでは、自分があまりにも気の毒です。
ダメな時があってもいい。生身の人間ですから、疲れたり体調を崩したりしたら、しっかり休むこと。それは、自分を大切にする第一歩でもあるのです。
ダメな時があってもいい。生身の人間ですから、疲れたり体調を崩したりしたら、しっかり休むこと。それは、自分を大切にする第一歩でもあるのです。
困ったときの「気持ちリセット術」
怒りが爆発しそうなとき、悔しさで涙がこぼれるとき、自分ではどうにもできずもどかしいとき……。生きているといろいろな困った場面に遭遇します。
そんなとき、感情の赴くままに言葉を発したり行動したりしないこと。自分も周囲も傷つけて後悔しないために、「気持ちリセット術」でうまくやりすごすのです。
そんなとき、感情の赴くままに言葉を発したり行動したりしないこと。自分も周囲も傷つけて後悔しないために、「気持ちリセット術」でうまくやりすごすのです。
「まぁいいか」でリセットしよう
ものごと自体に良し悪しはありません。そのように見えるのは、自分で着色し判断しているからです。つまり、ものごとはとらえ方次第でいかようにも変わるということ。
「まぁいいか」は、気持ちをリセットする万能の言葉です。ネガティブに捉えていることを、中立に戻す力があります。そのうちに状況も好転していくはずです。
「まぁいいか」は、気持ちをリセットする万能の言葉です。ネガティブに捉えていることを、中立に戻す力があります。そのうちに状況も好転していくはずです。
しんどくなったら「手放す」
仕事や人間関係でしんどいと感じるときは、何かしらに執着しているときです。勝ち負けや損得、見栄やプライドを気にしているかもしれません。
自分がつらくなるような価値観にしがみつかないこと。負けてもいい、損しても大したことない、というように、こだわりを「手放す」ことも大切です。
自分がつらくなるような価値観にしがみつかないこと。負けてもいい、損しても大したことない、というように、こだわりを「手放す」ことも大切です。
「ありがとう」で締めくくる
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つらいこと、悲しいこと、悔しいこと、腹立たしいこと。毎日いろいろなことが起き、それに対して心がざわつくこともあるでしょう。
繰り返しになりますが、ものごとはとらえ方次第です。いやな気持ちになったとしても、そこから必ず学びや気付きが得られるはず。ですから、最後には「ありがとう」で締めくくり、気持ちよくリセットするのです。
繰り返しになりますが、ものごとはとらえ方次第です。いやな気持ちになったとしても、そこから必ず学びや気付きが得られるはず。ですから、最後には「ありがとう」で締めくくり、気持ちよくリセットするのです。
シンプルに考えればうまくいく!
ものごとをシンプルに考える「気持ちリセット術」をご紹介しました。
「人生とはこういうもの」「人は人、自分は自分」というように思考をシンプルにする。そうすれば、たとえ気分が落ち込んだとしても、引きずることはありません。
あなたももっと気楽に、楽観的になれるよう、「気持ちリセット術」をご参考になさってくださいね。
「人生とはこういうもの」「人は人、自分は自分」というように思考をシンプルにする。そうすれば、たとえ気分が落ち込んだとしても、引きずることはありません。
あなたももっと気楽に、楽観的になれるよう、「気持ちリセット術」をご参考になさってくださいね。