アロマを使った、自分との会話を習慣に
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
アロマで、自分と向き合うことができる3つの理由
1、自分の「好き」を知ることができる
2、「好き」を選ぶ過程で自分と会話ができる
3、良い気分でいる練習ができる
アロマを使った、自分と向き合う方法
1、自分の好きな香りを4~5種類用意する
好きな香りがわからない場合は、まずオレンジから
イランイランのエキゾチックなフローラル調もおすすめ
フローラルの精油は、高額な物が多く、好みがわからない場合は得に迷うもの。そんな時はイランイランを選んでみましょう。フローラルの中でも比較的安いものが多く、試すにはおすすめです。イランイランには抽出のタイミングによってグレードが異なります。イランイランエクストラは、オリーブオイルでいうエクストラバージンオイルと同じ、一番最初に抽出されるもの。芳香性も高く、甘みも強く残っています。イランイランを購入する場合は、できるだけエクストラを選ぶと良いでしょう。
ウッディの香りも1本用意しておくと、安心
ウッディの香りを1本持っておくと、誰かに頼りたい時に支えとなってくれる存在です。ブレンドにも使え、保留材としての役割も果たします。ウッディから選ぶなら、ローズウッドがおすすめ。バラを思わせる芳純な香りがします。しかし希少性が高く輸出制限がかかる植物になるため、いつ手に入らなくなるかわからない種類となります。KENSOはプラナロムというアロマブランドの輸入元であり、独自の検査機関を持ち、農薬検査も行い、成分分析表も公表している安心できるメーカーのためオススメです。
2、今日、まず手にするのはどの種類?1つ目をチェック
本当の「好き」があまりわからない
人に気を遣いすぎていたり、常に家族を優先させてきた場合は、「自分の本当の好き」が選びにくい場合もあります。「これだと思う」「これが値段も安いしこれにした方が良い」等、状況を考えて選んだり、なんとなくで決めてしまうもの。優しいからこそ、周りを優先させてきたからこそ、なのです。でも、この時間は自分だけのもの。自分だけの本当の好きを選択していき、丁寧に扱う時間です。気負いせず、自分の中にある「好き」を探っていきましょう。
大切なのは、探していくその過程
1本目で好きにたどり着かなかった場合は、別の香りを試していきましょう。何本目でも、「好き」に行き着くまでの過程で、今日の体調や気分を自分と会話していくことが大切です。香りを選ぶたった数分間、自分と向き合って深く会話をしていきましょう。朝、急いでいる時などは3分だけでも大丈夫です。今日の自分を知る事、それが一番大切なことです。今日の自分を知れば、自分に合わせた今日の行動をとる事が可能になります。
3、今日の「好き」はコレ!いつもと違う時は調べる
一番好きな香りが、今日は苦手!そんな時の自分は?
大好きで仕方がなかった香りが、急に嫌になってしまう日もあります。そんな時は、いつもの自分とは違うということを受け入れ、いつも通りできなくても焦らないことです。嗅覚反応は、ホルモンの影響や疲れ、ストレス過多など身体からの不調の影響も受けます。何かうまくいかなくても、今日は少し違うんだよねと労わってあげてください。
ローズやクラリセージを好む期間
ローズやクラリセージは、女性特有のホルモンによる不調を整えやすい植物。そのためこれらを好む時期は、ホルモンの変化が起こっているサインの可能性もあります。PMSや生理、出産や更年期など女性は人生を通して、ホルモンがとにかく変動していくもの。妊娠中には嗅覚が変化しやすいことからも、ホルモンによる好みの変化はあります。毎月好きな香りが変わる時期が一定だったり、PMSの時期にはクラリセージを好むなど、自分の中でのホルモンによる好みの変化をみて、お風呂で身体を温めたりと身体のケアを意識してみましょう。
さっぱりした香りを好む日
柑橘系や、ハーブの中でもシャープな香りを求める時。いつもは甘い香りが好きなのに今日は違うという日。そんな日はリフレッシュを求めている可能性があります。気持ちを切り替えたい、様々なことを一旦置いてさっぱりとしたい、そんな気分の時は、外を少し散歩してみたり、すっきりするハーブティーを飲んだり、自分の中を浄化してあげるイメージで過ごしてみましょう。
4、今日の行動に変えていく
悩みや疲れは、小さなうちにケア
悩みがストレスがある日には、より自分を甘やかしてあげましょう。早く眠ってあげたり、ストレスを意識したアロマで癒しを感じることも大切です。疲れていたり、自信をなくしている日には、自分のできている部分を意識して過ごしてみましょう。できていない部分ばかり拾い上げてしまうため、できていることを紙に書きだしても良いです。そうすることで、小さなうちにケアすることができます。
ストレスを感じる日には、ベチバーを加えて
ストレスといえばベチバー。覚えておくと便利なハーブです。ストレスで苦しくなったり、緊張してうまく自分を発揮できない時に支えとなってくれます。土っぽさが特徴的で薬草的な香りがします。シャープすぎると感じるときは、ベルガモットやラベンダーと合わせて緩和させましょう。
元気な日には、新しいことに挑戦
元気な日には、レモンを使って集中力を高める
元気な日には、レモンの果皮から採れるシャープな柑橘の香りを加えてみましょう。集中力を高め、ここぞという時に使える精油です。リフレッシュすることができ、パフォーマンスも変わってくるでしょう。シャープな香りが得意なプラナロムを選ぶとよりレモンの鋭さを感じることができます。
日本人に最も好かれるオレンジ・スイート。子供から大人まで、嫌われることが少ない香りのため、どれが好きかわからない場合にオススメです。オーガニックの植物はその植物らしい香りが引き立つため、オレンジらしさを感じるにもおすすめです。