“らしさ”って何?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
どんなときに思ってしまう?
他人と比べた時
理想が高すぎる時
昔から憧れている理想の自分を持っている人は、理想と現実のギャップに打ちのめされ苦しむことも。「いつかお金持ちになる」「いつか完璧な男性と結婚する」――目標を持って頑張っているのに、現実は日々やるべきことをこなすだけで精一杯。
そんな生活が続くと、自分は何をしてもダメだと落ち込んでしまいますよね。でも、今ある“ちょっとした幸せ”に目を向けてみて。何気なく過ごしている毎日の中にも、頑張った成果は必ず現れているものです。
大切なものを失った時
好きだった恋人と別れた時。大切な家族を失った時。ずっと打ち込んできた仕事を辞めた時。ずっと大切にしてきたものがある日突然目の前から消えてしまうと、虚無感や喪失感と同時に「自分が悪い」と責任を感じることってありませんか?
誰のせいでもないのに、自分が無力だからと責めて抱え込んでしまう。悲しみの渦中にいるとそんな風に感じることもあるかもしれませんが、決して誰のせいでもないはず。時間をかけても良いから現実を受けとめて、あなたはあなたの人生を歩んでいくことが何より大切なのです。
いいところの見つけ方と伸ばし方のヒント
何か一つ夢中になれることを見つける
今特に好きなことや趣味がないという人は、何か夢中になれるものを一つだけ見つけましょう。
ポイントは一つだけ。
あれもこれも同時に始めると、どれも中途半端になってしまい満足感を感じづらくなります。夢中になれることは何でも大丈夫。仕事なら資格の勉強、趣味ならスポーツやハンドメイド、読書も良いですね。
好きだと感じることを見つけたら、とことん取り組んでみましょう。夢中になっている最中だけでなく何かしら結果が出た時には、達成感や満足感を感じられるはず。その感覚が、「自分って良いな」と思えるきっかけになりますよ。
日記をつける
自己肯定感が低い人は、ちょっとした良いことや日常に隠れている幸せに気づきづらい特徴を持っています。身の回りを見渡せば、“幸せのタネ”はいっぱい落ちているものですよ。
そこでオススメなのが日記をつけること。
その日に起きた出来事や今感じていることが浮き彫りになり、自分自身を見つめ直すための最強ツールです。
「こんなこと感じていたんだ」と感情が目に見えるだけで、新しい自分を発見できたり自分が大切にしているものが明確になります。続けていけば達成感を感じられ、今まで気づかなかった自分を知ることもできます。
友達に良いところ探しをしてもらう
普段からなんでも話せる気心の知れた友達は、言わば自分自身の鏡。付き合いが長かったりお互いに本音で話し合える友達に、「私の良いとこってどこだろう?」と聞いてみるのも良いですね。
ちょっと恥ずかしいと感じるかもしれませんが、それならまずあなたが友達の良いところを話してあげましょう。話していくうちにだんだんと気分が良くなってくるのが実感できるはず。
前向きな話や相手にとってプラスになる話は、伝える側もハッピーになれます。また話しているうちに、自分の悩みがとてもちっぽけなものに感じられ、きっと心が軽くなっていくでしょう。
あえて完璧じゃない一日を過ごしてみる
「毎日完璧に過ごさなきゃ」と思えば思うほど、上手くいかなかった時とのギャップに苦しむ人も多いはず。それなら、“あえて今日は完璧にしない日”を作ってみて。
朝寝坊をしてみたり、メイクをしなかったり、ダラダラと過ごしてみたり…。いつも頑張っている自分とは真逆の一日を意識してみましょう。
完璧を求める人からすれば「そんなことしていいの??」と不安になるかもしれませんが、一日を終えてみると、なんら普段と変わらず進む時の流れにほっと安心できると思います。
そうして完璧じゃない自分も許せるようになれば、もっと自分のことが好きになれますよ。
行ったことのない場所へ出かけてみる
今までしたことのない経験をすることは、新しい刺激を取り入れて心も体もリフレッシュさせてくれます。
手っ取り早くそんな体験をするなら、行ったことのない場所へ出かけてみること。そして自分自身と向き合うためにも、できれば一人が良いです。
場所は近場の温泉や観光地でも良いですし、足を伸ばして海外へ出かけてみるのも◎。世界の広さに比べたら自分の存在や悩みなんてちっぽけに感じて、「だったら自分らしく気楽に生きていけばいいや」と、そんな風に捉えることができるでしょう。
外の世界に触れることで、自分の軸を再発見したり本当に好きなことが見つかるかもしれません。
意識しているわけではないのに、人と比べてしまうことってありますよね。
例えば、何気ない友達との会話。近況報告をし合っていたら、友達が仕事で昇進した話や恋人と上手くいっている話になり、幸せそうな話題に心がモヤモヤ。友達と比べて、私は大した仕事もしてないし恋人もいない。そんな気持ちになり落ち込んでしまうことも。
でも、その人の人生はその人だけのもの。自分が知らないだけで、相手も苦しい思いを抱えていることだってあります。そう考えたら、比べること自体意味のないものだったと思えてきますね。