些細なことで悩みすぎたり、自分を責めたりしてない?
悩みやすい人、落ち込みやすい人の特徴
人に悩みを打ち明けられず、自分だけで解決しようとする
また、人とコミュケーションをとること自体が怖いと感じている人も少なくありません。一人で全てを解決しようとして悩みがどんどん膨らんでいき、ネガティブ思考の状態から抜け出しにくくなってしまうのです。
他人と自分をよく比べてしまう
SNSが普及するこの世の中、他人の幸せを日常的に目にしますよね。「あの子は幸せそうなのに、なんで私は思い通りにいかないのだろう」などと、隣の芝生は青く見えるという言葉の通り、他人と自分を比較して落ち込んではいませんか?
また、「自分にはできないのにあの人はできている」など、劣等感を持った考えの人もいるでしょう。SNSでは表面しか見えません。実は幸せそうなあの人にも、SNSでは言えない大きな悩みがあるかもしれないのです。比較するのではなく、自分は自分と割り切ってしまうことも時には大事になるのです。
自分より他人を優先しがち
自分のことよりも友達や恋人、家族のことを優先してしまう人は、優しい性格の人といえるでしょう。他人に優しくできるということはその人の長所でもありますが、他人からの評価によって一喜一憂してしまうため、心が安定しにくい傾向にあります。
また、自分の気持ちを抑え続けることで、自分がどうしたいのか、何になりたいのかが次第に分からなくなることも。他人の欲求を満たしても自己の承認欲求を全て満たすことにはつながらないため、一向に自分の心は満たされません。人生の幸福度を上げるには、たくさん自分自身に時間を割いてあげることも大切ですよ。
人の意見に流されやすい
周りに流されやすい人は、場の空気を読み他人に合わせられる、言い換えれば協調性のある人が多いです。いい所もたくさんあるのですが、一方で自分の本心を隠し、ストレスを一人で抱えこみがちです。また、自分の意見を言えない人は周りから信頼されにくいという欠点も。
元々、人間という生き物は多数派に流されやすい傾向はあると言われています。しかし、自分の意見を全く言わないことに慣れてしまうと、大事な場面で中々自分で決断ができずに落ち込んだり、基本的な自己評価が低くなって悩みやすくなることもあります。
完璧主義で失敗するのが怖い
理想が高く、完璧主義な人はいつでも100点の結果を出そうと頑張ります。ほかの人達は99点取れば満足するのに対して、完璧主義な人は満点が出せなかったことに落ち込み、次に挑戦するのが怖くなってしまいます。そして、失敗を恐れて行動することができなくなり、自信も無くなってしまいがちに。
完璧主義な人は、家事や仕事、子育てなどで少しやり残しや出来なかったことがあったとしても、「今日は完璧にできなかった」ではなく、「完璧ではなかったけど、自分はこんなにも頑張れた」と、前向きな考え方にシフトしていけるといいのかもしれませんね。
明るく前向きな人になるために意識したい5つのこと
①適度に運動して汗を流し、睡眠をしっかりとる
落ち込みやすい人、悩みやすい人に多いのが運動・睡眠不足。筋力低下は心身状態を悪化させ、睡眠不足は判断力を低下させます。まずは生活習慣を見直すことから始めてみましょう。特に、就寝前のストレッチやヨガはリラックス効果があり、運動不足解消だけでなく、睡眠の質もよくなるためおすすめですよ◎
②常に正しい姿勢を心がける
背中が曲がっていると、なんだか気分まで暗く落ちてしまったように感じませんか?悪い姿勢は、肺が圧迫されて呼吸が浅くなり、心身ともに悪影響です。背筋を伸ばすことを意識して、心を換気するイメージで大きく深呼吸してみましょう◎
③笑顔でポジティブな言葉を発する
忙しい日々に追われ、しかめ面で眉間にシワを寄せてしまっていませんか?笑顔いっぱいで毎日を楽しそうに過ごしている人は、ポジティブだから笑顔なのではなく、いつも笑顔だからポジティブでいられるのです。笑顔でいれば自然と気分も明るくなり、ポジティブ言葉が出てくるはずです◎
④自分自身をたくさん褒めてあげる
私なんか…と自分を責めてしまう人は、1日1つ、小さな目標を立ててみましょう。最初はクリアしやすい小さな目標を掲げ、少しずつ達成することで、少しずつ自分を認めてあげられるようになるはず。毎日よく頑張ったね、と自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
⑤前向きになれるような本や映画を見る
読書にはストレス軽減や疲労回復効果があると言われています。悩みごとがあっても、本を読むことで様々な価値観を知り、解決策を見出せることも多々あります。心が疲れているな、と感じたら1日10分など少しの時間でいいので本を開いてみましょう。
「イヤなこと」を「いいこと」に変えてくれる本/高津りえ
失敗を恐れて前に進めない人やネガティブな自分が嫌いな人にぜひ読んでほしい本。自分にとってすごく嫌なことがあっても、それを前向きに捉えられるように変えてくれます。
つい、「気にしすぎ」てしまう人へ: こころの荷物をそっと降ろす本/水島広子
他人とよく比べてしまう、他人の目が気になってしまう人の本当の弱点は、「気にしすぎ」かもしれません。著者の精神科医としての経験や知識が多く記されていて、とても読みやすく心に響く言葉がたくさんのっています。
仕事や人間関係の悩み。1つ解決しても次々と生まれてくる悩みの種に頭を抱えてしまう・・・。長期で悩みを溜めこみがちな人は、悩みごとがあっても中々人に話すことができないパターンが多く、「こんな話をしたら相手に迷惑をかけてしまうかも」と、自ら心の中でブレーキをかけてしまいがちです。