思い通りに働くって難しい
「こんな仕事がしたい、こんなふうに働きたい」と思っても、実際に働き始めてみるとイメージや予想とは異なることがあると思います。「これはやりたいことと違うな…」という思いが湧いてくることもあるでしょう。
そんな時、「もうここでは働けない」とあきらめて、すぐにでも行動に移しますか?それとも、もう少し我慢してみようと同じところにとどまるでしょうか。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
いろいろ葛藤しながら全力で取り組んでみる
もし、明確にやりたいことや目標があるのなら、迷わずに新たな道を選んで前進していきたいですよね。ですが、特にこれと言ってやりたいことが定まっていない、という方も少なくないでしょう。
やりたいことがないから新たな道を見つけることができず、かといって、今のままではなんとなく違うという思いから離れられない…。どっちつかずな状態は自分も苦しい上に、周りにもなんとなく伝わるものですね。
やりたいことがはっきりしないなら、それを逆手にとろう
だからこそ、なんとなく違うとは思いながらもそれまでと同じところで働くのであれば、できるだけ気持ちよく、自分なりの楽しみを見出しながら働きたいですよね。
ならば、「やりたいことが明確でない」からこそ、「もらった仕事はなんでもやろう」と思考を切り替えてみませんか?「自分はこれ」という強い思い入れがない分、どんな方向にも流されることができると考えてみましょう。
どうせやるなら120%の力で
そして、与えられた仕事は120%の力で、全力で取り組むことがポイントです。もしかしたら、今まで知り得なかった自分の新しい才能に出会うかもしれないし、その仕事の面白さに気がつくかもしれません。
全力で取り組まなければ気づかないことがたくさんあります。「なんで私が…」など、思うところはあってもまずはもらった仕事に全力で取り組みましょう。
全力で取り組んでも失敗することはある
自分がどんなに全力で頑張ったとしても、うまくいかないこともあるでしょう。そんな時、言い訳をしたり、自分の力量のなさを感じたり、自分はこの仕事に向いていないと思うかもしれません。
ですが、全力を出して仕事に取り組んだのだから、「そもそも私にこの仕事を割り振ったことが、間違いだったのだ」と思ってもいいと、思いませんか?
失敗にこそたくさん学びがある
ひとつの失敗で、自分の力量や能力について悩む必要はありません。さらに、もともと得意でないならなおさら「この仕事は私の適性に合っていなかっただけ」と開き直ってもいいのです。
ですがそれと同時に、「全力で取り組んだのにどうして失敗したんだろう」という悔しさと、「やっぱり求められたからには応えたい」という気持ちが、いずれ湧いてくるでしょう。
全力で取り組んだからこそ、落ち込むだけでなく多くの思いが湧き上がってくるはずです。つまり、腑に落ちない仕事や指示を受けた時の方が、もしかしたら気づきや学びが多いのかもしれません。
全力で取り組むうちに好きになる
初めは「なんで…」と思った仕事も、全力で取り組んで相手の求めるものにしっかりと応えていくうちに、「君なら安心して任せられる」とか「前回はとても助かったよ」と、評価されるようになるでしょう。
褒められると好きになる、認められるともっと好きになるというように、自分でも「この仕事向いてるかも…」と思えるところまで、突き進んでみるのも悪くないと思いませんか?
やりがいは後からついてきて、自分を支えてくれる
初めから上手くいくものややりがいのあるものなんて、そうそう見つかるものじゃありませんよね。もし、今の仕事にやりがいが見出せない、向いていないと思ったら、まずは自分が周りから褒められるレベルまで、全力で取り組もうと決めてみてください。
今、自分に与えられた仕事を全力で全うすることによって、新しい価値観や視点が生まれ、自分の仕事を面白いと思えたら、そんな素敵なことはありませんよね。