慢性的に動揺して、自信がなくなってはいませんか?
突然の出来事、環境の変化にも対応できる自分を育てよう
自分の人生では何が大切なのか?4つのステップで再確認
【STEP1】デジタルデトックスで情報をシンプルに
数日間だけSNSアプリを削除してみよう
1日だけでも頭がスッキリする人も
普段慢性的に見ていたSNSや動画サイトから離れ、1日だけで驚くほど心が軽くなる人もいます。いかに私たちはさまざまな人々の喜びや悲しみの感情に触れ、広告やニュースで得た情報を脳が一生懸命処理していたか分かります。なんとなくインターネットを眺めることに費やしていた、大切な時間を取り戻しましょう。
自分は常に誰かと比較していたことに気がつく
数日間SNSから離れてみて、いつも自分はモニターの向こうのきらびやかな世界と比較し、惨めに感じていたことに気がつくかもしれません。そして外出先で見つけた面白いものや美味しい食事を撮影して誰かに見せることがなくなることにより、「誰かと戦っていたのかもしれない」と気がつく人もいるのではないでしょうか。
ストレスをためないように、自分なりのルールを決めよう
SNSが人の心に与える影響は実ははっきりとまだ分かっておらず、幸せになる人も中にはもちろんいます。名前の知らない誰かに共感したり、同じ趣味を楽しんだりするのは良いことです。プラスに働くよう利用するために時間や投稿数など自分なりのルールを、SNS断ちをきっかけに考えてみるのもいいでしょう。
ついついスマホを触ってしまう人に役立つスマートウォッチ
スマートウォッチは、体調管理だけではなく通知の整理ができるため、スマホをついつい触ってしまう癖がなくなり仕事に集中できるようになった、という人も。雨雲が近づいていることを知らせてくれる天気予報や家族との連絡、大切な予定はスマートウォッチに届くように設定し、緊急で必要ではない通知はスマホだけに表示される設定にすれば、通知が届きスマホを手にしてそのままネットサーフィン…という機会も減りそうですよね。
とあるセレブの意外なネットとの付き合い方
圧倒的な魅力で私たちを虜にするハリウッドスターやセレブたちも、近年ではスマートフォンの利用方法に変化が起きているようです。とあるハリウッドスターは、仕事用とプライベート用2台のスマホを常に所持しているものの、両方ともバッテリーの充電は常に0%の状態にしているとのこと。たくさんの賞賛と、一方的なバッシングにもさらされているスターにとっては、たとえ極端な方法でも情報を遮断する必要があるのでしょう。影響力のある人が情報との付き合い方を発言することにより、ますますデジタルデトックスには注目が集まりそうです。
【STEP2】整理整頓で、自分の価値観を見つけよう
まずは手持ちの服、本の見直しを
家にたくさんある、持ち過ぎているものはありませんか?場所を取っている洋服や本の整理をしてみるのはいかがでしょう。インターネットで最新の情報を手に入れ続けても、自分の中でブームが去ってしまったものを「大事なもの」と誤解し続けて所持していませんか。今着たい服、着ている服をキープし、サイズアウトした服や何年も着ていない服は手放しましょう。書籍は「今取り組んでいる勉強や仕事に役に立つ本」「心から好きな本」を選んでみましょう。思い出の品は無理に処分する必要はありません。
自分の好きなものを知る
壁面本棚など、本をインテリアとして管理している場合は処分する必要はありません。ただ、「何が好きか」を見つけることは大切です。こうありたいと背伸びしてしまう内容の本ばかり持っていませんか。本棚に今必要な本はありますか?整理していく中で、忘れていた大切な気持ちがよみがえるかもしれません。
【STEP3】体調を整える
1日の生活リズムを意識して
サーカディアンリズムを活用して、朝はテキパキと活動、午後から夕方まではゆったりとした仕事にシフト、夜は明るい光や刺激的な予定はできるだけ避け、のんびりと1日の疲れを癒やし、日付が変わる前に就寝するのが理想的です。朝活するなど勉強会に参加したり予定を入れて強制的にリズムを作るのもひとつの手ですが、1日のルーティーンに自分自身で満足感が得られるかが継続のポイントです。
自分の活動リズムを楽しもう!
体内リズムに合わせて気持ちよく仕事や勉強に励み、1日の終わりに布団に入る瞬間はとても幸せなものです。その時間にやるべきことをぜひ、強制的ではなく味わいながら生活してみましょう。きっと心と体のバランスも整い、毎日が楽しく心地よく過ごせるようになるのではないでしょうか。
ひとつ改善されればOK!焦らず体調を整えよう
身体に良いことは、たったひとつだけでも改善されればOKです。例えば、ウォーキングの習慣が身につけば、もう少し長い距離を歩いてみたいな、と時間の使い方を工夫し始めたり、体力が続くように食事に気をつけるようになったり、良い連鎖が起こります。そのため課題の多い人は決して無理をせずひとつひとつ取り組むようにしましょう。
【STEP4】生活にマインドフルネスを取り入れる
瞑想が難しい場合は、シングルタスクを意識してみよう
もし、瞑想がよく分からない場合は、マルチタスクをやめてシングルタスクを意識する練習をしてみましょう。一番簡単なのはながら食事を行わない方法です。音楽やテレビを止め、ただ目の前の食事に集中します。味や喉に通る感覚を意識します。家族がいるなど、食事での実践が難しいようならお茶でもOKです。
なぜ、マインドフルネスが必要なのか
動揺しない心をつくるために、なぜマインドフルネスが必要なのかというと、瞬時に頭を切り替える練習だと思ってください。私たちはどうしても突発的な出来事やマイナスな感情はもちろん大きな喜びの感情にも引っ張られてしまいます。冷静に、自分を俯瞰的に見て、心を落ち着かせる訓練です。
デジタルデトックスの一歩としての定番ですが、全てのSNSからログアウトして、動画サイトが好きならアプリを削除してみましょう。アカウント名やパスワードをきちんと管理していればログインして再び利用はできるので、とても簡単です。長期間利用しないつもりであれば親しい人にSNSから離れる実験をしていることと連絡先を伝えておきましょう。