「断捨離」はすっきりした暮らしに不可欠?
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素敵な暮らしを綴っているブロガーさんやインスタグラマーさんの投稿を見ると、たいていはスッキリとしたお家に暮らしていらっしゃる様子が伺えます。ご本人の暮らし方も含めて、そのしつらえにときめいてしまうお家がたくさんありますね。
では自分は?と振り返ると…
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素敵なお家にあこがれて「真似しよう!」と思っても、実行できる人ばかりではありません。気づけば部屋が雑多な状態で、理想とはかけ離れている現実にがっかりしてしまうことも。
スッキリしている方が「良い」ことはわかっているけれど…
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「スッキリさせたいのにできない」には理由がたくさんあります。一人暮らしでない人であれば自分の一存で動けないことも。
今回は、暮らしを変えたい気持ちはあるけれど「断捨離」という行為に抵抗があるときの考え方のヒントをご紹介します。
今回は、暮らしを変えたい気持ちはあるけれど「断捨離」という行為に抵抗があるときの考え方のヒントをご紹介します。
物を手放す決断ができないのは、なぜ?
他人に言われた「捨てた方がいい」は聞き入れられなくて当然
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物を手放す決断は自分の価値観の折り合いを付ける行為なので、他人の指示ではやろうと思えないのが自然です。自分で捨てた方がといい決断できないときは心に力が入らない、ということをまず理解しておきましょう。
「片付けたい」理由が他人軸になっていることも原因に
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また「家族の友達が家にくるから片付けないと」という風に、他人軸が理由で片付けなければと感じている場合も「自分がやりたいと感じていること」ではありません。そのため、モチベーションが上がらないので作業に手を付けるだけのパワーが出てこないことも。
断捨離に踏み切れない理由の一つは「心の痛み」
断捨離など「不要な物」を手放すのに抵抗がある人でも「明らかなゴミ」であれば簡単に捨てられるはずです。「カンはカンの日、ビンはビンの日」というように捨てるタイミングも捨てるための分別もできるはず。
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それなのに家の中に雑多な物があふれてしまうという場合、多くは「必要がないはずの物を手放す」行為に、強い心の痛みや苦しみを伴うからです。
いただき物だから捨てられない
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「プレゼントとしてもらった物を捨てるなんてとんでもない!」という感覚であれば、使っていない物であったとしても持っておくべき、という判断になるのが自然です。
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「使える物を捨てる」という判断は、角度を変えれば「使える物を使えないと判断する」行為でもあるので、人によっては「この判断基準は誤っているのでは?」と無意識で脳が混乱してしまうのかもしれません。それが「(使える)物を捨てる」という行為に対する抵抗の原因の一つです。
「捨てられない物」は理想を手に入れようとした結果
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「使わないのに捨てられない物」は捨て方が難しい物でなければ「これがあれば素敵な気持ちになれるはず」と判断して買ったけれど実際はそうならなかったアイテムも多く含まれます。ここでも「失敗を認めたくない」という痛みが原因となっていることも。
「理想のために必要な物がないから捨てられない」という、心のブレーキがかかっているかもしれません。
「理想のために必要な物がないから捨てられない」という、心のブレーキがかかっているかもしれません。
「捨てない=物を大事にしている」ではないことを受け入れる
「物を捨てる」=「冷たい人」ではない
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先に述べたような理由付けがあって増えた物を減らせない場合、心のどこかにあるのは「もったいない」という利害に関する気持ちより「使える物を捨てるなんて物がかわいそう」という形になっていることも。
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でも、ここで考えてほしいのは、「物は人でも気持ちでもない」ということです。「これを捨てるのはプレゼントをしてくれた人の思いを否定する行為だ」という風に考えてしまうと、使わなかったからとプレゼントされた物でも手放す人のことは「冷たい人だ」と思えるかもしれませんが、それは違います。
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「物を捨てるのはもったいない」を通り越して「使える物を捨てる人は冷たい」という風に気持ちが固まっているとき、問題はその物が「必要か不要か」「使うか使わないか」ではなく、「人にどう思われるか」という不安が心を縛っているかもしれません。
「捨てない方が正しい」と思うのは、自分の心を守るため
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「使える物だから捨てずに取っておくべき」という判断自体は間違いではありませんが、自分の管理能力を超えた物をため込んでいるだけの状態であれば、それは物を大事にしている状態とはいえません。
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「捨てるべきなのに決心できない」というときほど、それができないことが辛くて、自分の心を守るために「捨てない方が正しい」という風に心が傾きがちになることも。
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自分でも家族でも、物を捨てることに対して反発があるときは「捨てる決心がつかないのは自然」と、まずそれを受け入れる所からスタートしてみることをおすすめします。
物が多すぎるデメリットと適量について
自分に手をかける余裕がなくなる
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物は所有しているだけで脳のリソースを専有するのでその分、自分へ意識を向ける余力が削られている状態です。家でゆっくりしたいのにできない、というパターンの多くは、無意識を占める物の存在に自分が削られていることも。
物の存在でイライラしない状態が「適量」
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趣味やコレクションがある場合などもいわゆる「スッキリ」の段階まで物が減らせないかもしれません。ですが、持ち物を管理できる状態で自分がイライラしないレベルで収まっているならそれが物の「適量」です。少なければ少ないほどいい、というわけではなく「気持ちがいい」のが正解です。
「物の処分にかかるストレスは辛い物」と理解して、無理はしないのが近道
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物を処分する決心を付けるためにブログや動画などを見てモチベーションを上げるのも良い方法ですが、まずはそれ自体が大変なことで取り組もうとしている時点で頑張っています。
そんな自分の努力を認めてあげてること、それが暮らしや考え方を変える一つの近道です。
そんな自分の努力を認めてあげてること、それが暮らしや考え方を変える一つの近道です。
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