秋が始めどき。実用的な野菜を自宅で育てよう
出典:unsplash.com
ベランダにある“わけぎ”をパパッと切って、お味噌汁の仕上げに。
家庭菜園なら、こんなふうにいつでもフレッシュな素材を料理に使えて毎日が豊かになりますね。特に秋植えの野菜は涼しい気温の中で甘みを増して育っていきます。
プランターで比較的簡単に育てやすく、初心者向けの野菜をご紹介します。思いったらすぐに、挑戦してみてください。
家庭菜園なら、こんなふうにいつでもフレッシュな素材を料理に使えて毎日が豊かになりますね。特に秋植えの野菜は涼しい気温の中で甘みを増して育っていきます。
プランターで比較的簡単に育てやすく、初心者向けの野菜をご紹介します。思いったらすぐに、挑戦してみてください。
秋に家庭菜園を始めるメリット
水分補給をコントロールしやすく初心者でも育てやすい
照りつける夏の太陽や乾燥した冬の冷風は新芽をダメにしてしまうことがあります。しかし、秋ならほどよい温度と湿度で栽培が比較的簡単。必要不可欠の日当たりや水加減も調整しやすい時です。
気温が低く害虫がつきにくい
暑い夏よりも気温が低い秋のほうが害虫がつきにくく、健康的に育てることができます。
旬のレシピに活用しやすい
葉野菜なら新鮮なうちにサラダにするのもいいですが、旬の食材が豊かな秋には、他の素材と合わせてひと手間加えるのも楽しみ。煮物、和え物、天ぷら、お鍋など、さまざまなメニューに採れたて野菜を取り入れてみましょう。
秋栽培の注意点
強風には気をつけて
ポカポカとのどかな気温の日にはベランダに置きっぱなしでもかまいません。ただし、寒さを伴う強い風が吹く日には部屋の中に避難させてあげて。
ベランダに室外機がある場合は、直接風が当たらない場所に置くように注意してください。
ベランダに室外機がある場合は、直接風が当たらない場所に置くように注意してください。
鉢替えのタイミングに注意
芽が出てグングン育ってきたら大成功!でも、思ったより育ちすぎてしまうと、大きな鉢に植え替えたいと思うかもしれませんね。そんな時には、温かい日、または温かい環境で鉢替えを行いましょう。
根ごと鉢から出して寒さにさらすと弱ってしまう危険があります。
根ごと鉢から出して寒さにさらすと弱ってしまう危険があります。
一人暮らしでもマンションでもOK【秋に育てやすい野菜】
春菊
涼しさを好む春菊は、秋栽培に適しています。発芽には光が必須なので、日が当たる場所で育てることが大切です。
水やりは、基本朝1回でOK。霜が降りて葉が痛む前の時期に収穫して、お鍋や和え物に活用しましょう!
水やりは、基本朝1回でOK。霜が降りて葉が痛む前の時期に収穫して、お鍋や和え物に活用しましょう!
小松菜
小松菜は、扱いやすく初心者向けの野菜です。種まきをしてから約1カ月、25cmくらいに葉が育ったら収穫の時です。成長が早いので、時期を分けて種まきをすれば長く栽培&収穫を続けられます。
水菜
サラダにしても炒めてもシャキシャキと美味しい水菜。風通しが良い場所ならプランターでも元気よく育ちします。
乾燥に弱いので、水やりは欠かさずに!
乾燥に弱いので、水やりは欠かさずに!
チンゲンサイ
チンゲンサイは秋に種まきをすれば、3~4日で発芽し、約1カ月半で収穫できるまでに育ちます。
発芽したらそのままにしておかず、比較的元気な葉だけを残して間引きしましょう。
発芽したらそのままにしておかず、比較的元気な葉だけを残して間引きしましょう。
サンチュ
サンチュは焼肉や焼き野菜を巻いて食べると美味しいですよね。
シャッキリとしたフレッシュな葉を育てるために、株間を十分に開けて種をまきましょう。比較的害虫に強いので、初めてでも気軽にトライしてみてください。
シャッキリとしたフレッシュな葉を育てるために、株間を十分に開けて種をまきましょう。比較的害虫に強いので、初めてでも気軽にトライしてみてください。
リーフレタス
ふんわり広がるリーフレタスは、観賞用にもいいですね。
複数の株を並べて育てるのであれば、葉が重なり合わないようにしましょう。葉と葉の間に湿気がこもると病気になってしまいます。初めてなら、まずは少しずつ植えて様子をみるといいかもしれません。
複数の株を並べて育てるのであれば、葉が重なり合わないようにしましょう。葉と葉の間に湿気がこもると病気になってしまいます。初めてなら、まずは少しずつ植えて様子をみるといいかもしれません。
わけぎ
和え物や薬味に重宝する、わけぎ。秋植えは10月くらいまでに完了しましょう。1カ月ほど経てば、収穫できるくらいに葉が伸びます。カットしてもまた伸びてくるので、何度でも利用可能です。
ラディッシュ
ラディッシュの別名は、二十日大根(ハツカダイコン)。20日ジャストで収穫できるというわけでありませんが、約1カ月で食べられる大きさに育ちます。誰でも成功しやすく、子供と一緒に観察を楽しみながら育てるにもちょうどいいペースでしょう。
1カ月後をお楽しみに!
今回ご紹介したのは、いずれも1~2カ月余りで収穫できる初心者向けの野菜です。自分が初めて育てたものを食卓に出せたら、きっといつもの倍以上、料理が美味しく感じるはず。
水や日光はもちろん大事ですが、さらに愛情もたっぷり注いで、幸せを運ぶ家庭菜園を楽しんでみてください!
水や日光はもちろん大事ですが、さらに愛情もたっぷり注いで、幸せを運ぶ家庭菜園を楽しんでみてください!