「第一印象」の好感度は、その後にも大きく影響する…?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
自分は相手に、どんな第一印象を与えているのでしょう?
第一印象は主に「視覚」「聴覚」「言語」の要素からつくられるといわれています。中でも表情や清潔感などを含めた見た目、つまり「視覚」による印象形成への比率は55%程度と言われています。
落ち着いたトーンで丁寧に、美しい言葉を使って話していたとしても、表情が暗く曇っていたり、不機嫌そうな様子が伺えたり、言葉とは異なる態度が見られると、やはりその「視覚」に映るものが第一印象を決めてしまうケースも多いようです。
魅力的な第一印象をつくるための5つのヒント
1:ソフトな印象をつくる「清潔感」
まずは「視覚」において重要な、清潔感。
乱れた容姿よりも、清潔に気を使った姿のほうが良い印象を与えることは、言わずもがな、ですね。カラダのパーツでは指先はよく見られる部位。ネイルケアや指先の保湿で、美しさを磨きながら印象をUPさせましょう。
「表情」も第一印象で重要なポイントのひとつ。笑顔はもちろん、"顔色"を意識すると明るい印象を与えることができます。派手なメイクアップで隠すよりも、自分の肌色に合ったファンデーションを選び、ナチュラルだけど凛とした印象を与えるメイクテクニックを身につけておくと心強いですよ。
2:はじめましての挨拶と「目線」
「はじめまして」「よろしくお願いします」など初対面のときに交わす言葉。大人になると、社会人として必要な挨拶も増えますよね。挨拶のときに大切なのが、落ち着いたトーンや声量、明瞭な言葉遣い、そして目線です。
特にはじめて挨拶をするときには、アイコンタクトを意識して相手と目線を交わします。目が泳いでしまったり、視線が終始下を向いたままだったりすると、「何か不具合でもあったかな?」と相手に不案を与えてしまう可能性も。
最近ではオンラインでのコミュニケーションも増えています。画面上で意思疎通を図るのは、オフライン対面よりすこしハードルを感じます。そんなときこそ、最初の挨拶では明るい表情と声のトーンを意識してみましょう。
3:相手への「関心」や「興味」を示す態度を
初対面のシーンで、緊張してつい表情も言葉も固くなってしまった…という経験はありませんか?礼儀やマナー、適度な緊張感は大切ですが、そのなかでも意識したいのは「相手への関心度合い」。
挨拶時の「目線」と通ずるポイントでもありますが、コミュニケーションにおいて“相手が自分に興味を持ってくれている”と感じると、良い印象を与え親交が深まるケースも多いようです。
視線を合わせながら話に相槌を打ってくれたり、「おっしゃる通りですよね」と共感してもらえたり、「とても参考になります」とメモを取ってもらえたりすると、話し手側は“興味を持ってもらえている”という視覚情報から、相手に良い印象を持つと言われています。
「自分はどうだったかな…」と、ここで一度思い返してみましょう。もし「足りていないことがあるな…」と感じたら、次からは少し意識を変えてみましょう。自分の行動を思い返し、“気づく”そして“受け入れる”ことが大切です。
4:落ち着いたトーンで、相手が聞きやすい話し方を
「聴覚」の点においては、声のトーンや大きさ、スピードなどを心がけると◎高いトーンで早口で話すよりも、落ち着いたペースで丁寧にゆっくりと伝える方が、相手に安心感を与えます。また話すときは相手の口調やペースに合わせることで、より親近感を持つことができます。
シチュエーションや相手によって、優しくソフトな口調で話したり、ハキハキと力強く伝える話し方をしてみたり。相手が聞き取りやすい話し方を意識してみると良いでしょう。
5:笑顔の3秒ルール
はじめましてのシーンでは「3秒以内に笑顔を見せる」ことを意識してみましょう。自然な笑顔で接することで、緊張感は和らぎ、相手に「話しやすい人だな」という好感を与えることができます。笑顔に自信がない…という人も、口角を少し上げる意識を。それだけでも明るく素敵な印象になりますよ。
誰かに出会ったとき、あるいは初めてコミュニケーションをとったとき、「この人は〇〇な感じがするな」「ちょっと怒っているのかな…?」と直感で印象を受けるように、自分自身も相手に同様の印象を与えています。