心が疲れすくて、いつもしんどい――
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体の疲れもさることながら、心の疲れやすさが気になる――そんなあなたは、もしかしたら感覚が過敏だったり、苦手なことを無理してやっていたりするかもしれません。まずは、自分はどんなことで疲れやすいのかを知ることが大切です。そして、その後のケアの方法を知っておく。そうすれば、今よりもぐんと楽になれるはずです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
どういうことで疲れやすい?チェックリスト
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自分の苦手なことを把握していますか。大抵の人は気にしないようなことだとしても、あなたにとっては負担の大きいことかもしれません。ここでは、どのようなことで疲れやすいかセルフチェックをしてみましょう。
「自分が我慢すればいい」という考えから一歩進んで、苦手なこととの「距離をうまくとる」ように変えていくのが賢明です。
「自分が我慢すればいい」という考えから一歩進んで、苦手なこととの「距離をうまくとる」ように変えていくのが賢明です。
感覚過敏
☐光や音、においや味などの刺激に過敏に反応する
☐頭痛や腹痛など痛みに敏感である
☐ささいなことにひどく驚いてしまう
☐わずかな変化に気付き、混乱することがある
☐雑然とした環境は落ち着かず居心地が悪い
☐頭痛や腹痛など痛みに敏感である
☐ささいなことにひどく驚いてしまう
☐わずかな変化に気付き、混乱することがある
☐雑然とした環境は落ち着かず居心地が悪い
人間関係
☐相手の感情を自分ごとのように感じてしまう
☐人に見られていると緊張する
☐大人数で集まるよりも親しい数人との関係を好む
☐自分が話すより聞き手になりがち
☐付き合いは広く浅くよりも狭く深いタイプ
☐人に見られていると緊張する
☐大人数で集まるよりも親しい数人との関係を好む
☐自分が話すより聞き手になりがち
☐付き合いは広く浅くよりも狭く深いタイプ
苦手なこと
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☐急かされて自分のペースを乱されること
☐あれこれマルチタスクで進行させること
☐周囲がせわしなく落ち着きがないこと
☐いろいろなことが同時に起きること
☐即答を求められること
☐あれこれマルチタスクで進行させること
☐周囲がせわしなく落ち着きがないこと
☐いろいろなことが同時に起きること
☐即答を求められること
考え方
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☐ひとりになれる時間がほしい
☐ぼんやりと空想することが好き
☐アートや音楽などに感動しやすい
☐繊細なものを好む
☐細かなことに気付きやすい
☐ぼんやりと空想することが好き
☐アートや音楽などに感動しやすい
☐繊細なものを好む
☐細かなことに気付きやすい
心が疲れたときの対処法
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苦手なことを知り、距離感を保つことが、心を疲れさせないいちばんの方法です。しかし、社会生活を送るなかで避けられないことも多々あるでしょう。そんなとき、心の疲れを解放し、自分を癒す方法を知っておくと安心です。
インプットを減らす
繊細な感受性ゆえ、人よりも受け取る情報量が多いあなた。気付かぬうちにインプット過多になり、もうこれ以上受け止められないという状態に陥りがちです。静かな場所に移動したり、目を閉じたり、入ってくる刺激や情報を減らしましょう。その選択権はあなたにあります。
ひとりの時間を確保する
人の感情を敏感に受け取りやすかったり、苦手な雑談に気疲れしたり……。人とすごす時間が長いと、ぐったりと疲れてしまいませんか。ぼーっとすごしたり、自分の気持ちを言語化したり、ひとりになれる空間と時間を確保するようにします。頭の中を空っぽにするよう意識して。
考え方をシンプルにする
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心が疲れていると、どうしてもネガティブな考え方に傾きがちです。まわりの会話についていけない、みんなと同じように楽しめない、そんな自分を責め続ける……というように。「それでいい」「まあいいか」「そんな日もある」あれこれ考えるのではなく、シンプルに受け流すことも必要です。
心地よさを大切にする
苦手なこと、疲れやすいことを我慢し続けるのは、自分を粗末に扱っているのと同じです。心地よさを大切にしましょう。制約があって思い通りにできないことがあっても、工夫や改善、少しの勇気で変えられることもあるはずです。
エネルギーを上手に配分する
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自分のエネルギーは限りあるものです。集中できる時間帯、疲れやすい時間帯はいつでしょうか。楽しくすごせる相手、疲れてしまう相手はどんな人でしょうか。このように、限りあるエネルギーをどこにどれだけ費やすか、上手に配分することが大切です。
スマートに断る
職場の集まり、社外での付き合い、ママ友関係など、気乗りのしないお誘いもありますよね。そんなときは、あなたにとって価値のあるものかどうかを自問します。少しの勇気をもって、スマートに断ることが、あなたの心地よさを守るのです。
心地よい環境に身を置く
あなたがホッとできる、緊張がほぐれる場所はどこでしょうか。あるいは、どんな環境なら集中して仕事ができるでしょうか。緑豊かな公園、図書館やカフェ、自宅のマイスペース、職場の整ったデスクなど。そんな自分の心地よい居場所を見つけたり、作ったりして、そこに身を置きます。
心が疲れやすくても大丈夫
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苦手なことを知り、心地よさを大切にするヒントをご紹介しました。繊細な感覚をもっていたり、感受性が高かったりすると、心が疲れやすいのは当然のこと。大切なのは、自分の特徴を把握して、自らを守ることです。
ご紹介したヒントをご参考に、あなたの心地よさを見つけてくださいね。
ご紹介したヒントをご参考に、あなたの心地よさを見つけてくださいね。