洗ったはずなのになんだか臭う…
まずは頭に入れたい。「臭いの原因」について
雑菌は、気温30〜40℃、湿度80〜85%のとき最も繁殖しやすいと言われています。このことを考えると、暑くて湿度の高い夏場にタオルが臭いやすくなるのも納得できますね。また、雑菌は皮脂や汗をエサにしています。汗をかきやすい夏場は、とくに雑菌が繁殖しやすい環境が整ってしまうというわけです。これらのことを頭に入れつつ、さっそく対処法を見てみましょう。
試してみたい。タオルのイヤな臭いの対処法8つ
洗濯物を溜め込まない
使った後のタオルを放置していると、雑菌が繁殖してしまいます。特に暑くて湿気の多い夏場は雑菌が繁殖しやすいので、放置せずなるべくこまめに洗濯し、溜め込まないようにしましょう。
60度以上のお湯につける
酸素系漂白剤につける
重曹でつけおきする
洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯槽の中はじめじめとして湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい条件が整っています。洗濯が終わったら放置せず、すぐに風通しのよい場所に干すようにしましょう。
室内干しの場合、早く乾く工夫を
乾燥機やアイロンを利用する
コインランドリーの乾燥機で乾かすのも効果的。コインランドリーの乾燥機は、家庭用の乾燥機と比べて約80~120度と高温なため、確実に菌を取り除くことができます。同じく熱を使って殺菌する方法として、アイロンを使うという方法もあります。洗濯後、アイロン掛けするだけで自然と臭いはなくなります。いずれの方法も、洗濯タグをチェックして、乾燥機やアイロン掛けがOKかどうか確認してから行うようにしましょう。
洗濯槽は常に清潔に
洗濯槽に生えているカビや汚れが、タオルの臭いの原因になることもあります。2ヵ月に1回ほどをめどに、市販の洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽の洗浄をするのがおすすめです。
頑固な臭いにはプラスαで対応してみて!
洗剤だけでは取れない臭いに。バイオの力の消臭液
プロも使用する洗濯槽クリーナー
乾きやすく臭いにくい。おすすめタオルのご紹介
ガーゼの柔らかな肌触り
木の糸を使用したワッフルタオル
手ぬぐいみたいに早く乾く!
ガーゼ素材のミニバスタオル
竹の抗菌力で臭わない
抗菌作用のある竹繊維でつくられたタオル。美しい光沢と心地よい重みが魅力的で、シルクのような柔らかさが特徴です。
吸収力と放湿性に優れていて、吸収力にいたっては綿の約2倍! イヤな臭いを竹の抗菌パワーで抑制してくれるのもうれしいですね。
防臭加工が施されたホテルスタイルのタオル
柔らかな肌触りと吸水性の良さが特徴の、大阪生まれの泉州タオル。こちらは、100回洗濯しても続く制菌力が自慢の、ナノファイン100加工を施した制菌・防臭加工タオル。ボリューム感あるホテルスタイルのタオルで、日常でちょっぴり贅沢な気分を味わえます。
タオルの臭いの元は「雑菌」。雑菌が繁殖する原因として考えられるものは、おもに「気温」・「湿度」・「エサ」の3つ。