「しない」「やめる」のは悪いことではありません
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あなたがもし、「今の自分はいやだ」「変わりたい」と思っているのなら、迷わず「しない」「やめる」選択をすることです。そのことに後ろめたさや罪悪感を抱く必要はありません。「しない&やめる」宣言をする勇気をもてば、あなたはあなたの望むように生きられるのです。
「しない&やめる」思考のクセ
無意識にストレスをためていたり、ずっとモヤモヤとした気持ちが続いていたり……。そんな自分を変えたいのに、何をやめればいいかわからない。そんなときは、思考のクセに気付くことです。その思考のクセを改めていくと、気持ちを楽に、心を穏やかに保つことができるようになります。
思い込みや決めつけ
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「ねばならない」思考にしばられたり、「正しい」「常識」と信じていることにこだわったり。そういった思い込みや決めつけは、あなたの生き方を狭めてしまいます。理想とする状態はあれども、完全な正義も完璧な正解もないのが、わたしたちが生きている世界なのだと知ることです。
言い訳やネガティブな口癖
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「仕方ない」「時間がない」「お金がない」という言い訳や、「でも」「だって」という言葉が口癖になっていませんか。その裏側には、「本当はこうしたい」という思いが何かしらあるはずです。ネガティブな言葉でごまかす必要はありません。自分の望みは言葉にしてもいいのです。
他人基準で判断すること
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世間の評価を気にしたり、誰かと比べて自分の位置を確認したり。そうやって他人基準で判断することは、自分の価値観があやふやなまま生きていくことでもあるのです。何が好きなのか、何を見て感動するのか、何が大切なのか。他人基準をやめ、自分基準に切り替えていくことが大切です。
「しない&やめる」行動パターン
やめたいと思っているのに、ずるずると続けていること。なんとなく習慣化してしまっている行動。それらは時間やエネルギーを無駄にしています。人生は限りある時間です。誰とどうすごすのか、自分を幸せにすることは何かを意識して、行動パターンを見直していきましょう。
同調圧力に負けること
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「みんながしているから」「みんなが持っているから」という理由で、まわりと同じようにしていることはありませんか。同調圧力で自分の意思を曲げていると、本当は望んでいないことをし続けることになります。「みんなが」ではなく「わたしは」に置き替えて、どうしたいのかを考えます。
気を遣いすぎること
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本意ではないのに相手に合わせていること、自分を犠牲にすることで成り立たせていること、気乗りしない人付き合い……。気配りや気遣いできるのは素晴らしいことですが、気を遣いすぎるのも考えものです。あなたの貴重な時間を費やしてまで、尽くすべきことなのかどうかを見極めましょう。
自分をよく見せようとすること
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自分をよく見せようとしたり、充実しているふりをしたり。それは、「いいね」「うらやましい」という称賛を得ることで、満たされない心のすきまを埋めているだけです。素のまま、ありのままの自分でもいいと認めること。それが、あなたの幸せへの近道だと気付くことです。
「しない&やめる」宣言をしよう
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人生は不本意なことをするためのものではありません。自分が望むことをするためにあるのです。ご自身の思考のクセや行動パターンを自覚できたあなたなら、きっと変えられます。あなたの決意を揺るぎないものにするのが、「しない&やめる」宣言です。
したくないこと、やめたいことは何?
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あなたが見直したい、思考のクセや行動パターンは何でしょうか。「なんとなく嫌だな」「変えたいな」と思っていることを、紙に思いつくまま書き出してみましょう。そこから、自分がどうなりたいのかが見えてくるはずです。
「しない&やめる」メリット
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書き出したリストから、あなたがいちばん「しない&やめる」宣言をしたいものを、ひとつ選びます。そのことをしない、あるいはやめることで得られるメリットは何でしょうか。他のやめたいことリストも同様にメリットを考えてみます。
そのままにするデメリット
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次に、やめたいことをそのままにするデメリットを考えます。決意を固めるには、なぜやめたいのかを明確にすることが大切です。「どうしよう」と迷って時間やエネルギーを浪費することこそが、最大のデメリットでもあります。
「しない&やめる」宣言は肯定文で
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思考のクセや行動パターンを改めたいなら、肯定文で宣言します。「○○しない」という否定表現では、「○○する」ことをまずイメージしてしまうからです。「気乗りしない集まりに行かない」と決めたのなら、「本当に会いたい人にだけ会いに行く」というようにポジティブに置き替えます。
自分の好きな自分でいよう
自分の好きな自分でいるための「しない&やめる」方法をご紹介しました。本意ではないこと、無理をしていること、自分らしくいられないことは、やめてもいいのです。「しない&やめる」宣言を、あなた自身が変わる手助けとしてくださいね。