どうしてもまわりを気にしてしまうあなたへ――
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あの人に比べて自分は劣っている。こうあるべきなのに自分はそれができない。他者を通して自分の価値を判断したり、自分のあり方を社会の常識に当てはめようとしたりしていると、あなたの幸せはどんどん遠ざかってしまいます。
まわりがどうであれ、気にしない。あなたが心穏やかに、楽に生きるための思考法をお伝えします。
まわりがどうであれ、気にしない。あなたが心穏やかに、楽に生きるための思考法をお伝えします。
人に対して
自分の幸せを他人基準で決めてしまっていませんか。誰かよりも優れていることに価値があると思ったり、他者が自分の思い通りに動いてくれることを期待したり。人がどうであれ、自分という軸がしっかりとぶれずにいることが大切です。
比べない
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他人と比較して自分の位置を確認しても、不安や悩みしか生まれません。あなたには、あなたにしかない価値があるのです。日々の行いは必ず誰かの役に立ち、まわりまわって誰かの人生を支えています。自信を持っていいのです。
求めない
「○○されたい」と相手に求めるだけの人間関係は、いつまで経っても一方通行のままです。それなのに「裏切られた」「思い通りにならない」と嘆くのは賢明ではありません。
まずは自分から心を開くこと。好かれたいのなら自分から好きになる。慕われたいのなら自分から慕うというように。
まずは自分から心を開くこと。好かれたいのなら自分から好きになる。慕われたいのなら自分から慕うというように。
妬まない
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いわゆる「勝ち組」という人たちを見て、みじめに思わないことです。あなたが見ているのは、表面的なほんの一部分だけ。人からの評価とは、あいまいで移ろいやすいものです。環境や周囲の人間によってころころと変わるもの。そんなものに振り回される必要はないのです。
もし結果をもたらさなかったとしても、あなた自身が努力している自分を見ています。それだけで目的を達成できているのですよ。
もし結果をもたらさなかったとしても、あなた自身が努力している自分を見ています。それだけで目的を達成できているのですよ。
怒らない
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誰かに何かを託して、思うような結果につながらないとき。その責任は、相手にではなく、お願いをした自分にあることを忘れてはなりません。相手に望みすぎても求めすぎてもいけないのです。
それでも怒りがわき上がってきたら、怒ることにどれほどのメリットがあるのか考えてみます。相手のためにではなく、自分の平穏のために、心を大きく構えることです。
それでも怒りがわき上がってきたら、怒ることにどれほどのメリットがあるのか考えてみます。相手のためにではなく、自分の平穏のために、心を大きく構えることです。
ものごとに対して
自分をとりまく環境だったり、お金や所有物だったり、あるいは価値観といった形のないものだったり。そういったものごとに対して、あなたはどんなスタンスでいるでしょうか。それらに振り回されるのではなく、静観できることが、心を穏やかに保つために必要です。
こだわらない
ものごとに対する執着心が、自分自身を苦しめます。地位や名誉、お金や評価など。それらは心をすり減らしてまで「手に入れなければならないもの」ではないはずです。何をもって満足とするのか、何をもって幸せだと感じるのか。
人生を楽にするには、「ほどよいレベル」をわきまえること。好きでもなければ嫌いでもない、それくらいあいまいな位置づけがちょうどいいのです。
人生を楽にするには、「ほどよいレベル」をわきまえること。好きでもなければ嫌いでもない、それくらいあいまいな位置づけがちょうどいいのです。
決めつけない
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余計な先入観を捨て、自分自身の心の眼で見ることです。「こうあるべき」という決めつけは、人生の幅を狭めてしまいます。「これが正しい」「これが常識」というのも、思い込みでしかありません。今という時代に、たまたまそう形作られただけなのです。
正解や真理はひとつとは限りません。「まあまあ、それでいいじゃない」「それも人生のひとつだよ」というような大らかさが必要なときもあるのです。
正解や真理はひとつとは限りません。「まあまあ、それでいいじゃない」「それも人生のひとつだよ」というような大らかさが必要なときもあるのです。
しがみつかない
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心のすきまを埋めようと、お金や物、場所、人にしがみつかないことです。あなたの幸せは、あなた自身が感じとるもの。そのためには、見栄や物欲、執着といった心の荷物を下ろすことです。
まずは、身のまわりから無駄なものをなくしていくこと。そうすればいつしか心の眼までクリアになり、物事を正しく見ることができるようになります。
まずは、身のまわりから無駄なものをなくしていくこと。そうすればいつしか心の眼までクリアになり、物事を正しく見ることができるようになります。
自分自身に対して
あなたは自分自身を大切にできていますか。甘やかしすぎも厳しすぎるのも、バランス感覚を欠いたものです。心の穏やかさを保ち、あなた自身を幸せにするには、ニュートラルに、あるがままを認め、受け入れることが必要です。
嘘をつかない
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人間は弱さを隠すために、無理をしたり嘘をついたりするもの。ただし、心や体に限界を感じたときは、素直に弱みを見せることも必要です。心が安らぐ場所、弱音を吐ける場所があると安心できます。
「弱さ=ダメ」ではありません。その繊細さ、柔軟さは、ときに武器にもなりうるのです。
「弱さ=ダメ」ではありません。その繊細さ、柔軟さは、ときに武器にもなりうるのです。
追い詰めない
自分を責めるように「わたしは○○しかしてこなかった」と言わないこと。視点を変えれば、「わたしは○○をしてきた」と堂々と言えることなのですから。「何もしていない」ことも、エネルギーを貯めるために「『何もしていない』をしている」のです。
仕事というのは、生産活動だけを指すのではなく、自分の人生に与えられた使命のようなもの。今やるべきことにしっかり目を向けることが大切なのです。
仕事というのは、生産活動だけを指すのではなく、自分の人生に与えられた使命のようなもの。今やるべきことにしっかり目を向けることが大切なのです。
傷つけない
自分は不幸だと嘆いているのは、幸せを見つけようとしていないだけかもしれません。自分のまわりに起きていることは、自分の心が作り出しているものだからです。そうやって自分自身を傷つけないでくださいね。
人生は晴れの日ばかりではありません。それでも、自分を支えてくれる人、無事に毎日を生きていることに感謝する。そうすることで、心を穏やかに保つことができるのです。
人生は晴れの日ばかりではありません。それでも、自分を支えてくれる人、無事に毎日を生きていることに感謝する。そうすることで、心を穏やかに保つことができるのです。
きっと大丈夫、あなたも心穏やかになれます
心穏やかに、楽に生きるための思考法をお伝えしました。まわりがどうであれ、気にしないこと。それは、「自分は自分の人生を生きている」という実感や自己効力感を得ることでもあるのです。
あなたもきっと大丈夫。幸せはあなたのすぐそばにあるのですから。
あなたもきっと大丈夫。幸せはあなたのすぐそばにあるのですから。