「優しくなりたい」その気持ちはとても素敵なこと
優しい人だと思える人ってどんな人?
1、相手側の立場に立って物事を考えることができる人
相手の嫌がることはしない
check!>自分がされて嫌なことはしない
「相手に立場に立って物事を考える」ことを急にやろうとしても難しいですよね。何か相手に行動を起こす際に、「自分がされたらどう思うのかな…」ということを考えて行動をしてみるようにしましょう。自分に置き換えて考えると、自然と相手の嫌がることをしないようになります。
その人の苦手な部分をさりげなくフォロー
誰にでも苦手なことはあるはず。苦手としていることをフォローしてもらえたら嬉しいですよね。それも、「やってあげた」という感じではなく、さりげなく助けてあげられるという姿はとても素敵です。
check!>相手の表情や言動を注意深く見る
相手の苦手な部分をフォローするためには、その人の苦手な部分を知らないとできません。相手に表情を見ていると、嫌な時には困ったような顔をしているのではないでしょうか?また、「できない、苦手…」などポロっと本音を漏らすこともあるでしょう。そんな時に、さりげなくフォローをしてあげられるようになりたいものです。
2、人の話を聞くのが上手、不快感を与えない人
話上手より聞き上手
あなたの周りにいる優しい人は、あなたの話を「うん、うん」と聞いてくれるのではないでしょうか?優しい人は自分が話すことよりも、相手の話を聞くことが上手です。それも、相づちをしっかり打ってくれて、話も途中でさえぎったりせずに話を聞いてくれるので「話して良かった」という気持ちになります。
check!>“自分が自分が”と前に出ずに、相手の話を最後まで聞く
ついつい話したい時には、「私が私が」と前に出がち。そして、話したことに満足して他の人の話を聞かないとしたら、相手にとって気持ちのいいものではありませんよね。自分の話よりも相手の話を最後まで聞くよう意識してみましょう。
大勢いても、平等に話を聞きだせる環境が作れる
大勢の中で話をすると、話すタイミングを失っていたり、話したいのになかなか話し出せない人がいますよね。そんな人に対してもさりげなく「〇〇さんはどう?」など発言をするきっかけ作りをしてくれます。優しい人は常に周囲を見渡しているので、そんな気配りが自然にできてしまうのです。
check!>大勢で話す場合に、メンバーの立ち位置を確認する
大勢の人がいると、どこにどんな人はいるのか明確になっていない場合が多いですよね。しかし、「今日のメンバーは誰がいて、どこに誰がいる」ということを気にしていると、「〇〇さん話しにくそう」「××さん何か言いたそう」などということが見えてきます。
3、人の幸せを自分のことのように喜ぶことができる人
相手に起こった良いことを素直にお祝いできる
友達の結婚や同僚の昇進など、日常では幸せや喜びがあります。そんな相手の幸せを自分のことのように喜んでくれたら、幸せも倍増しますよね。喜びを自然に分かち合うことができるのも、優しい人です。
check!>気持ちに余裕を持てるようにする
相手の幸せを喜ぶには、自分の気持ちに余裕がないとなかなかできません。余裕がないと自分自身のことだけで精一杯になってしまいますよね。日々の生活の中で自分を振り返る時間を作り、何か自分が抱えている問題があればその問題を解決し、少しずつでも精神的・時間的余裕ができるようにしましょう。
相手の幸せを後で悪く言ったりしない
相手の幸せを喜んでおいて、後で悪く言うようでは意味がありませんよね。うわべだけで喜ぶのは優しい人とはいえません。本当に優し人は心から喜べるので、後になって悪く言ったりすることはありません。
check!>どうせ私は…など自分を否定しない
人の幸せを心から喜べない人には、「どうせ私は駄目だから」「どうせ私にはできないから」と自分を否定してしまっています。みんなが優れている訳ではありません。どんな人にも苦手ことはあるはず。そんな自分も含めて全てがあなたなのです。自分を認め、好きになってあげましょう。
4、物腰が柔らかく、穏やかな人
気分によって態度を変えない
優しい人は気分では態度を変えることはしません。常に一定の気持ちを保つことができています。感情に任せて怒ったりしないので、物腰が柔らかく穏やかに見えるのです。
check!>自分自身をコントロールできるようにする
気分によって感情を変えないためには、自分自身をコントロールする必要があります。怒りがあっていちいち声を荒立てて怒っていては、見ている方も気分が良くないですよね。ここは意見を言っていい、怒る必要はないという見極めができ、コントロールをしていくことが大切です。
乱暴な言葉を遣わず、話し方が穏やか
言葉はその人の印象を左右します。汚い言葉や乱暴な言葉を聞けば、決して優しい人とは思いません。優しい人は言葉もきちんとしていて話し方も穏やかなので、気持ちが良く心地良く感じます。
check!>言葉遣いを見直し、少しずつ改善していく
自分の言葉遣いはどうでしょうか?乱暴な言葉や汚い言葉を使っていないか、今一度考えてみましょう。人と話す時に、自分はどんな言葉遣いをしているのかを気にしながら話してみるといいですね。周りに穏やかで心地の良い話し方をする人がいたら、その人の話し方を真似するのもいいでしょう。
5、時には厳しい意見を言える人
否定しないでアドバイス
優しい人は「これはこうやってみたら?」など、否定をせずアドバイスができます。人は頭ごなしに否定をされるとその人に対していい気持ちを持てませんが、アドバイスをされると「なるほど」とすんなりと受け入れることができます。
check!>感情に任せず、自分の意見を言えるようにする
自分の感情で動いてしまったり、感情に任せて言葉を発してしまうと、根本にある本当の自分の意見を見失ってしまいます。周りに左右されずに自分の意見を発することは、勇気のいることかも知れません。しかし、自分の意見をきちんと持つことが自分の為にも相手の為にも大切なことです。
悪いことは悪い、と注意
多くの人は「嫌われたくない」という思いから、相手の人が良くないことをしていてもなかなか注意できないものです。しかし、優しい人は相手のことを心から思っているからこそ、「悪いことは悪い」と注意ができます。そのままでは相手の立場が悪化することもありますし、相手に成長してほしいから敢えて厳しいことも言えるのです。
check!>何でもイエスとは言わない
優しい人と思われたいから何でも引き受けてしまう…というのは違います。全てにイエスと言ってしまっては、「いい人」だけになってしまいます。また、自分も苦しくなるだけです。自分の意見を言えるからこそ、相手のことを思えるからこそ、真の優しい人になれるのです。
優しい人は相手の気持ちを常に考えることができます。そのため、「こんなことされたら嫌だろうな…」ということを相手の立場になって考えるので、その人が不快だと思うことや嫌がることはしません。相手の気持ちを先に考えて行動ができるのです。