自分と仲良くできていますか?
孤独感や寂しさってどこからくるんだろう
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職場のメンバーや友達、パートナーや家族など、日常生活を送っていれば多くの人と関わる機会があります。それなのに、ふとした時に孤独感や寂しさを感じることはありませんか?
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みんなで会話しながら楽しく笑っているときでさえ感じるのなら…。他人と自分との関係によるものより、もしかしたら自分自身とのコミュニケーションがうまくいっていないせいかもしれません。
自分自身とのコミュニケーションとは?
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自分とのコミュニケーションとは、自分の「本音」をしっかり聞いてあげられているか、その本音をちゃんと受け止められているかどうか、ということです。
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仕事や家庭においては全て自分の本音を通す訳にはいかないけれど、自分の人生だし大切なことは自分で決めている、基本的には自分の本音に従って過ごしている、と思うかもしれません。ですが、本当にそうでしょうか?
本音はなかなか聞こえない
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たとえば、ランチに何を食べるか決めるという場面において、自分では食べたいものを自分で選んで食べているつもりでも、「今日は時間がないから簡単に済ませなきゃ」とか、「給料日前だから節約しよう」という思いに選択を左右されることがあるでしょう。
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また、「本当は違うものが食べたいけど、みんながパスタが良いって言ってるから」なんていう日もありますよね。自分では自分で決めていると思っていることの多くが、「状況的に見て仕方がない」とか、「こうあるべき」という思い込みに縛られているのかもしれません。
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ランチでさえそうなのですから、仕事終わりの後の時間の使い方や休日の過ごし方、お金の使い方や生き方についてはなおさら、実は自分の本音をしっかりと拾えていないことの方が多いのではないでしょうか。
本音をきちんと拾おう
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では、本音を拾うとは自分の気持ちに従って全て思った通りに行動すればいいのか…というと、そういうものでもありません。みんなでランチを取るためには自分の希望だけを押し通すことは配慮に欠けますし、お給料日前なのに豪華なランチを頼むことでその後の生活が苦しくなってしまいます。
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本音を拾うというのは、自分の気持ちそのままに好き勝手に行動する、のではなく、本当の気持ちをつきつめて聞き取り、コミュニケーションするということです。
合わせながら、自分の本音も取り込んでいく
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例えば、先ほどのランチにおいて、「みんなはパスタが良いっていうけど、私は和食の方がいいな」と思っていたとします。そんな時、「今日はパスタで、次回は和食にしようよ」とさりげなく伝えられればベストでしょう。
大事なのは、自分の本音のありか
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それができない時は「お昼はパスタにして、夜はおいしい和食を作って食べよう」と心の中で呟くだけでも良いのです。「本当はこう思っている」という自分の本音をしっかりと受け止めてあげることが大切です。
結果にはこだわらなくてOK
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自分とのコミュニケーションにおいて、本当に夕食は和食にしたかどうか、本当に次回のランチは和食になったかどうかにこだわる必要はありません。結果ではなく、「今の気持ち」を聞き届けてあげることが大切なのです。また、このステップを踏めば、自分の本音を少しずつ自然に人に見せられるようになり、人付き合いも楽になっていくでしょう。
本音を聞く「自己対話」のステップを繰り返そう
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普段「みんながそう言ってるから」とか、「常識的に・一般的に」という思いが邪魔して、自分の本音を聞こうともしていないことが多いのではないでしょうか。
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本当は違う意見を持っているのに出せない、本当は違う考えがあるのに拾ってもらえない。この繰り返しのままでは、たくさんの人と繋がっていても孤独感や寂しさを感じてしまいます。
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結果的に、ありきたりな事柄や常識に沿う形になっても全然良いのです。まずは、自分が本当はどう思っているのか、どうありたいのか、小さな声に耳を傾けましょう。
本音に耳を傾けることで、この世界の一部になれる
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そうすることで、自分は受け止められているという安心感を得ることができ、それは孤独感や寂しさが消えることにつながるでしょう。小さなことから自分とコミュニケーションをとる「自己対話」、始めてみませんか?