子育てってこんなに大変なの?
赤ちゃん相手の"うまくいかなさ"へのストレスに効くヒント
何をしても泣き止まない・泣き声が大きい
【tips1】「安全な場所」で少し泣かせておく
【tips2】耳栓をするなどして音量をさげる
ずっとそばでお世話をしようと思っていても、腕の中や後追いで泣かれ続けると参ってきてしまいますよね。泣き止まない赤ちゃんは数時間続けて泣く場合もあります。そんなときは、耳栓をして物理的に音量をさげてしまいましょう。泣き声が小さくなるだけでも、ストレスはかなり減りますよ。
予定通り、育児書通りにすすまない
【tips3】完璧主義になっているのかも?どっしり構えてみる
生活リズムを整えたり、お出かけの予定に合わせて、入眠させたり起こしたり食事させたりしていてもなかなか思うようにいかないのが赤ちゃん。手のかからない子がうらやましく思えることもあるかも。初めての育児だとなおさら精一杯、向き合ってしまいがちですが、どれくらい食べるか寝るかなどは本人の性質がダイレクトにでる時期なので、あまり深刻に受け止めすぎず、どっしり構えるようにしましょう。
【tips4】育児書は占いのアドバイスくらいにとどめる
近年は褒める育児がブームですが、育児書にはその褒め方も「さ」→さすがだね。「し」→上手だね。「す」→すごいね。「せ」→成長したね。センスがいいね。「そ」→そのとおり。その調子。の「さしすせそ」で褒めればいいと薦める場合もあれば、違う育児書では「すごい・偉い」という褒め方はよくないと書かれていたり・・・。著書によって主張はさまざま。育児書は真に受けすぎず占いのアドバイスくらいに思っておきましょう。
"ぜんぜん休めない"体力的なストレスに効くヒント
座ったら赤ちゃんが泣きだしてしまう
【tips5】バランスボールに座りながら抱っこする
赤ちゃんはゆらゆら揺れているのが大好き。ママのお腹の中を思い出すからです。でもずっと立ちっぱなしで揺らし続けるのは大変ですね。そこでバランスボールがおすすめです。ママのお腹の中と同じ縦揺れになるので心地よく、寝かしつけにも◎。まだ首の座っていない赤ちゃんは首元を保護してゆっくりやさしく揺れましょう。弱りがちなママの体幹も鍛えられます。
誰も頼る人がいなくて休めない
【tips6】家事は一旦休んで赤ちゃんが寝てるときに一緒に休もう
ずっと家にいるため、家事をきちんとしたくなってしまう頑張り屋のママも多いのでは。しかし、赤ちゃんが起きている間もずっとお世話や遊び相手をしているなら、寝てから家事を始めるとママの休み時間がありません。疲れが溜まっていたら、できるだけ赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝て英気を養って。
【tips7】勇気を出して一時保育を利用しよう
最初は勇気が必要ですが、まずは1、2時間など短い時間から預けてみましょう。一時保育を利用開始するまでには手続きや面接が必要な場合があるのでできるだけ早めに連絡しておくと何かと安心。認可・無認可問わず、一時保育を受け入れている保育園をピックアップしてみましょう。何度か利用し、馴染みになってくると少し気持ちの余裕も生まれてきます。
【tips8】赤ちゃんと完全に離れるのが心配ならベビーシッター・家事代行
まだ月齢が少なく離れてしまうのが心配なら、一時保育ではなくベビーシッターにお願いするのも◎。現在はベビーシッターのマッチングサービスなどもありますよ。同じ家の中で見ていてもらえるので安心ですね。在宅勤務中にお願いするひとも増えているそうです。間近で子供と接するプロの仕事を見られるので、あやし方や遊び方の勉強になることも。もしくは、家事代行をお願いするという手も。産後ヘルパーの制度を利用できる地域もあるのでお住いの役所のホームページをチェックしてみて。
"ちゃんとしたいのに"食事の準備ができないストレスに効くヒント
【tips9】ネットスーパー、宅配食材や宅配弁当、テイクアウトを活用する
毎日の買い物も小さな子供がいると重労働。自宅まで食材を運んできてくれるネットスーパーや宅配食材にチャレンジしてみては。現在、外食より需要があるお弁当やテイクアウトを購入してみるのも◎。色んなお店のテイクアウトを楽しめる機会ですよ。ただし、暑くなる時期は食中毒に気を付けて。
【tips10】便利な道具を取り入れる&手づくりにこだわらない
離乳食は野菜を煮て裏ごししたものから始まります。にんじんを柔らかく煮るだけでもとても時間がかかりますよね。そんなときはハンドブレンダーやミキサーなど便利な道具を導入してみましょう。炊飯器や圧力鍋でも◎。無添加で安全な冷凍の裏ごし野菜も販売されているので、気軽に使ってみて。
"前はこうじゃなかった"イライラするストレスに効くヒント
ホルモンバランスが原因のイライラかも
【tips11】断乳すると1~3ヵ月でおおよそ元のホルモンバランスに戻る
妊娠~出産~授乳中は、ジェットコースターのように色々なホルモンがからだの中で増減します。それにより、イライラしたり肌荒れしたりと不調に悩まされることも。母乳を出すオキシトシンというホルモンは別名:幸せホルモンとも呼ばれ癒しの効果もありますが、子供を守る本能が働き、夫・家族に対してイライラしてしまう場合も。断乳すると1~3ヵ月でおおよそ元の正常なホルモンバランスに戻ります。もし次の子を考えていたら、授乳中はプロラクチンという母乳を作るホルモンの影響で妊娠しづらくなるので(授乳中でも妊娠する場合もあります)断乳を考えてもいいかもしれません。
夫にイライラしてしまう
【tips12】最初が肝心!子育ての当事者意識を持ってもらおう
子育て中の夫へのイライラの原因は多いですね。ホルモンの影響があったり、自分はママになったのに全然パパにアップデートしてくれなくてイライラすることも。夫にも子育ての当事者意識を持ってもらいたいもの。夫も育休を取るなら、家事・ミルクをまかせるなど、積極的に子育てに参加してもらいましょう。
子供と二人きり…"誰かとおしゃべりしたい!"ストレスに効くヒント
発達や育児の不安や悩み事、誰に話せばいい?
【tips13】地域の保健師さん・発達を診てくれる小児科に相談
発達のことなど家族や友人に話しても分からない専門的な事柄の場合は、地域の保健師さんや子育てサポートセンターに相談しましょう。保健師さんにも相性があるので、家から通える範囲の子供の発達を見てくれる病院を探してかかりつけにするのがいちばん心強いかもしれません。役所の発達相談が予約でいっぱいで見てもらえるのは数か月先ということも多いので早めに連絡を取ってみましょう。
誰かと話したいけど近所に知り合いがいない
【tips14】保健センターや児童館の子育てサポートをフル活用して
家族や同僚、友人がいればいいですが、引っ越してきたばかりで近所に知り合いが誰もいないという状況も産後のママにはよくあります。そんなときは地域の保健センターや児童館を利用してみましょう。産後のママのためのおしゃべりの場所を用意してくれています。
【tips15】SNSを始めてみよう
子供が小さいとお出かけも大変なので、SNSを始めてみるのもおすすめ。同じ月齢の子供を持つママとも知り合いやすく悩みを共有しやすいですよ。子育てのさまざまな情報も得やすかったり、イラスト上手なママさんが育児イラストや漫画を描いて投稿してくれたりも♪特にいまはコロナウィルスの影響で外出自粛やソーシャルディスタンスが必要な時期なので、ぜひオンラインでママ友を作ってみては。
空腹、睡眠、おむつ、暑さ寒さ、体調など、泣く原因に思いつく限り対処してみてもずっと泣き続けている・・・。こんな時のストレスはとてもつらいですね。"もう限界かも"と感じたら、赤ちゃんの周りに危険なものがない状態、寝返りやはいはい、たっちをしても落下しない柵があるか、誤嚥の危険のあるおもちゃがないかなどを確認してから、少しの間なら泣かせておくのもわるいことではありません。トイレに入るなどして赤ちゃんと少し距離を取り、クールダウンしましょう。