ポジティブ疲れを感じた時に。自分らしく前進できる「OKライン」の手引き

ポジティブ疲れを感じた時に。自分らしく前進できる「OKライン」の手引き

いつでも前向きな人って、やっぱりポジティブ思考。自分もそうありたいと思いながらも、ポジティブであろうとすること自体に疲れや無理を感じたことはないでしょうか。ポジティブであろうとするあまり本来の自分を見失ってしまいそうになるなら、小さな達成感を積み重ねられる思考法「OKライン」を試してみませんか?2020年06月16日作成

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いつもポジティブでいたいけれど…

ポジティブ疲れを感じた時に。自分らしく前進できる「OKライン」の手引き
出典:unsplash.com
何があっても「きっと良い方向に向かっていくだろう」、ととらえることができるポジティブ思考。常に前進できる、というイメージからポジティブでありたい、あろうとする方は多いのではないでしょうか。
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時には「〜できる」と周りに公言することで、自分を鼓舞し集中力を高めることができるのも、ポジティブであることの良さですよね。

自分にとってのポジティブとは?

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元来ポジティブであれば、それは素晴らしい力です。ですが、自分はネガティブであると認識しているならば、どうでしょうか…。
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元々の考え方や性格にあっていないのならば、ポジティブであろうとすることに対してうまく噛み合わない、という思いを抱えてしまいがち。そして、その思いは疲れを生み本来の自分を見失うことにもつながりかねません。

ネガティブならではの良さを再確認しよう

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そもそも、ネガティブ思考は悪いことではありません。あらかじめ最悪の事態を想定し事前に回避するよう努めたり、同じ過ちを繰り返さない、という素晴らしい側面があります。
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ポジティブであろうとするとかえってエネルギーを奪われていくように感じたら、本来の自分の良さを見つめ直しましょう。そして、無理にポジティブであろうとするのではなく、自分流の「OKライン」を設けてみませんか?

小さな達成感を積み重ねられる「OKライン」とは?

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「OKライン」とは、大きくて高い目標を掲げるのではなく、必ず達成出来そうなハードル低めな目標を設定し、一つひとつ「うまくいった」と言う感覚を積み重ねていく方法です。
大切なのは「過程における失敗をきちんと受け入れる」ことと、「後ろ向きな反省はしないこと」。後ろ向きな反省とは、「どうしてあの時いつも通りに出来なかったんだ」のように、後悔に近いものですね。
さらに、失敗した点については、後悔ではなく次へつながるような反省をしましょう。何が原因だったのか、どうすれば成功できるかについて考え、具体的に対策を取りたいですよね。

仕事はもちろん家事にも有効なOKライン

OKラインを設けることのメリットは、階段を一段ずつ登っていくように達成感を積み重ねていけることです。これは、対外的にあえて目標を口にすることで、それを頑張る力に変えようとするスタンスとは対極にあるでしょう。
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ですが、自分と対峙しながら少しづつ自信をつけ、着実に前へ進んでいくことができます。例えば資格試験を受ける場合、周りに「絶対合格する」と宣言し自分にプレッシャーをかけるのではなく、1日1時間の勉強をOKラインとし、それを継続します。
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あるいは仕事において一つのプロジェクトを手がける時、「成功させよう」と周りに声がけするよりも、どうしたら成功するのかについて綿密に計画を立て、1日ごとのやるべきことを決め、それをOKラインとします。
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家事においても、なんとなくやりがいが感じられない時、掃除や片付けなど「今日はこれをやる」というOKラインを設けそれを超えることができれば、誰かに評価されなくても自分で自分を認めることができますよね。
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日々OKラインを超えることができれば、少しづつでも積み重ねていることが実感でき、また、継続できているという自信もつきます。OKラインは、小さい一歩であっても前進していることを確実に実感できるのが良いところです。

自分の中の「OKライン」と向き合って前進しよう

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いつも前向きで明るくて、ポジティブな人はとても素敵に見えます。ですが、無理してまで自分もポジティブであろうとする必要はありません。1人静かに淡々と、そして、着々と前へ進むことも大切です。
ポジティブでありたい、でもそう願うことでかえってストレスが溜まったり、今の自分の心境とはなんだか合わない、というモヤモヤとした想いを抱えているのなら、小さくとも確かな自信をくれる思考法、 「OKライン」を始めてみませんか?

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