自分の本音、言えてる?
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子どもの頃は素直にできていたはずの「本音を言う」こと。大人になると誰かに気を遣ったり、パワーバランスが気になったりと、「本音」を言うことが案外難しいものですよね。
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例えば職場で少なからず開かれるミーティングにおいて、自分の考えや意見を率直に述べることができていますか?あるいは、気の合うはずの友達との会話において、「本音」を出せているでしょうか。
もちろん本音で話しているという方もいるでしょう。ですが、「本音で話すのは難しい」あるいは「本音で話すことは少ない」という方も、きっといると思います。
本音で話すことはなぜ難しいのか。まず原因を探ろう
同じ目的を持って働く同僚や、気が合うから集まったはずの仲間という関係において、建前を取り除いた本当の気持ちである本音で話すことが、なぜ難しく感じられるのでしょうか。
仲間から外されるかもしれない。そんな不安が原因
それは、意見を一致させることが仲間意識を高めたり、同じ考えだという安心感を生むから、なのかもしれません。つまり、反対意見を持つと仲間から外されるかもしれないという不安が先行している、ということです。
本音が言える自分になる3つのステップ
STEP1:「意見の一致=仲間」という思い込みはないか、振り返ろう
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みんなと違う意見を言うと、職場にいづらくなる、浮いてしまう、仲間外れにされる…、そんなふうに思い、周りの空気を読んでなんとなく同調したことはありませんか?
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でも、本当に反対意見を出すといづらくなったり仲間外れにされるのでしょうか…。確かにそんな集まりもあるのかもしれません。ですが、もしそれが自分の思い込みだとしたら、どうでしょう。
STEP2: その思い込みを捨ててみよう
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確かに、みんなが同じような考えであれば、団結感があり、議論を戦わせることはありません。でもその代わり、多くの考えに触れ、新しいアイディアを受け入れることもできないのです。
私たちは白か黒、に割り切れる存在ではありません。多くの価値観があり、多くの考えがあって当然です。たとえぶつかったとしても、「私たちは分かり合えないことがわかった」という結論でも良いのです。
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自分の意思や考えを出さずに、周りに合わせて同調することに疲れたら、まずは思い込みを捨てていろんな意見を受け止めてみましょう。そして、自分の思いも正確に伝えたいと思いませんか?
STEP3: 自分の思いを伝えよう
ポイントはウソを言わずに尊重すること
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そのためにはまず、自分と違う考えを拒否しないことが大切です。まずは聞き入れて、そして想像してみる。それが、新しい世界を見せてくれるきっかけになるかもしれません。
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全力で聞き入れて全力で想像してみて、それでもやはり同意できないのであれば、「自分とは合わないけれど、あなたの考えが知れて良かった」と率直に伝えてもいいのではないでしょうか。
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違う意見を受け入れて、考えたり想像したりするというのは、相手のことをよく知ろうとすることに似ています。自分はもちろん、相手も尊重することを念頭におけば、自分の意見を言うことが怖いとは思わなくなるでしょう。
総括: 言葉を発することで変化を起こせる
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仕事において、本当はもっと違う面からアプローチしたい、という考えがあるのに、周りと意見を合わせて空気を読んで何も言わない、という人もいるでしょう。
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仲間内においても誰かに合わせてばかり、という人もいるかもしれません。でも、思い切って自分の考えを述べてみませんか?それは周りがハッとするほど刺激に満ちた考えかもしれないのです。
思い込みを捨てて一歩踏み出そう
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私たちは、人間関係における様々な思い込みに縛られてしまいがちです。同調や空気を読むことも時には必要ですが、それが常にベストな解決法というわけではないでしょう。「いろんな意見や考えがあって当たり前」を前提として、自分にも相手にも、真摯に向き合ってみませんか?