予想できない・していないものは全部「想定外」
どんな理由であれ、予定していたことが予定通りに進まない、これは全て「想定外」ですよね。みなさんは、想定外の出来事が起こった時、どうしていますか?
「想定外」をどう受け入れるか
仕事における急な予定の変更は、改めての調整ややり直しなど余計な手間がかかることは確かです。突然のキャンセルによって時間がぽっかり空いてしまう、なんてこともありますよね。
またプライベートにおいても、楽しみにしていた予定がなくなってしまったらがっかりしますよね。それらに対して「どうして?」と困ったり腹立たしく思うこともあるでしょう。
ですが、どんな理由であれ想定外の事態が起きてしまったことに変わりはありません。それならば、考えても仕方のないことをずっと引きずるのではなく、少しでも気持ちが上向きになるよう意識を変えてみませんか?
「想定外」は『チャンス』と捉えよう
いつまでもイライラしたり、悩み続けるのは非生産的
予定が変わる、変えなければならなくなる。これは率直な感想でいうと困ったことですよね。でも、困ったなぁ…とイライラしたり悩んだりするのではなく、「これはチャンスだ」と捉えてみませんか?
「チャンスなわけがない」と、初めは思うでしょう。ですが、現実問題として、私たちは変えられた予定に日々対応していかなくてはなりませんよね。
気の進まない対応をせざるを得ない自分の背中を後押しするために、「これはチャンスだ」と無理にでも思うようにするのです。
思考をポジティブに切り変えて
想定外な状況というのは、自分では決して作り出すことなどできません。突然の思いもよらない展開を、想定外ではなくチャンスと捉えることで、思考を少しでもポジティブな方向に切り替えましょう。
約束の予定が急にキャンセルになったとき「自分のための自由な時間ができた。好きなことをするチャンスだ。さあ、何をしよう?」などと考えてみましょう。
仕事でトラブルが起きた時、「もしかしたらこれは見直しのチャンスかもしれない」あるいは「これをどうチャンスに変えようか」と自分自身に挑戦するような気持ちで向かい合ってみましょう。
決定していたはずのスケジュールに変更があった時、「自分の希望を組み込みつつ、より良いスケジュールに組み替えるチャンスだ」と捉え直してみましょう。
「想定外」に強い、しなやかな自分であるために
想定外の出来事が起きても、日常は淡々と続いていく
全てのことが自分の思い通りにはいかないし、多くの人と関わればその分想定外の事も増える可能性があります。そんな時、気分が落ち込んでしまうのは当然です。
ですが、それでも日常は続いていきます。自分が落ち込んでいても周囲はそれを気に留める余裕もなくどんどん前へ前と進んでいってしまうのなら、無理にでも気持ちを切り替えて前進するために、考え方をポジティブに変えましょう。
想定外をも楽しむ、余裕のある気持ちで向き合おう
想定外の事態は困りもの。実際は、チャンスなどではないかもしれません。でも、チャンスなのだ、と捉え直すことで、前よりももっと良い方向に物事を転換していくことができたなら、それは本当のチャンスになり得るはずです。
何が起こっても不思議ではない今の時代に、想定外の事態に柔軟であろうとすることは必要なスキルではないでしょうか。すぐにはできなくても、毎日の小さな出来事に対して「これはチャンスだ」と見直しながら、一歩一歩向き合っていきませんか?
ですが…予定通りに物事が進むことは案外少ないものです。相手都合や自分都合によるキャンセルはもちろん、天候や天災に左右されてしまうことも、近頃は多くなったように思います。