時には明日への活力に繋がる、「会いたい人に会いに行く」こと
いつもスマホで眺めている、あの素敵な作家さん。「実際お会いしたら、どんな雰囲気の方なんだろう」と思うこと、ありませんか。
出典: あるいは、昔、心の支えになってくれた好きな音楽。
最近はご無沙汰していても、「生涯に一度は生演奏を聴いてみたい」と感じたりしませんか――。
たとえ有名人でも。「会いたい人に会う」方法は、じつは色々あります
あなたの好きな人や憧れの人に「会いに行くこと」を、自分が頑張ったときのご褒美とし、捉えてみてはいかがでしょう。ご褒美といえば、話題のもの・好きなものを買ったり、美味しいものを食べに行ったり、素敵なイベントに参加したり――。それって、自分の原動力に繋がる「大きな楽しみ」ですよね。
大切なのは、あなたが本気で「会いたい人に会いに行きたい」とちゃんと決意すること。試行錯誤して会う方法をリサーチすれば、なにかしら道が切り開けるはず。
今回は、色んな“会いたい人候補”をご提案するとともに、リサーチ時のテクニックもお届けします。
センスの良いうつわやテキスタイルで有名な、憧れのクラフト作家さん。また、インスタグラムなどでチェックしている素敵なハンドメイド作品など――。
本やパソコン・スマホ画面越しに眺めることが多いかもしれませんが、意識をチェンジ。実際、作品を手に取りながら、作り手ご本人さんとお会いしてみませんか。
出典: 人気の方の場合「会えるわけないよね・・」と思いがちですが、そんなことありません!
たとえば、お目当ての作家さんのHPやSNSアカウントで、個展などの出店イベントの情報を定期的にチェック。
作家さんの出店イベントでは、ご本人が販売することが多いですし、作家さんが個展を行う場合は、会期中の何日かは、作家在廊日を設けていることがほとんど。在廊日がお会いできるチャンスです。
出典: また、色んな作家さんに出会えるクラフトフェアやハンドメイドマーケットもおすすめです。
たとえお目当ての好きな作家さんが出店されていなくても、直接ハンドメイド作家さんのお話を聞きながら購入したハンドメイドアクセサリーは一生の宝物になりそう。予期せぬ素敵な人との出会いも、ご褒美になりますよね*
行きたいと思ったらすぐに会いに行けるよう、好きな作家さんのSNSやハンドメイドマーケットのHPはこまめにチェックしておきたいですね。
あなたにとってバイブルとなっている、作家さんの名著はありませんか。
その好きな作家さんの新刊がいつ発売されるかと心待ちにし続けるのもよいですが、実際、自分の心を震わせるほどの文才を持った作家さんに、会える機会を探してみてはいかがでしょう。
出典: 作家さんと会える場といえば、新刊を出すタイミングに企画されることが多い「サイン会」。
たとえばこちらの話題の本も、発売当日に、東京の大型書店でトーク&サイン会が開催されました。前もってアンテナを張っておくと、そんなチャンスを得られますよ。
<本にまつわるイベント情報サイト>
・
本屋で.com<出版社でのイベント案内例>
・
講談社・
新潮社<書店でのイベント案内例>
・
青山ブックセンター出典: 様々なジャンルの専門家の方でも、自らイベントを企画したり、大型イベントのゲストになったり、本を出した方は出版記念イベントに立ち会ったり・・・など、なにかしら会えるチャンスがあるものです。
料理家さんならば、その方を講師にむかえた特別な料理イベントがあることも。
そういった情報はインスタグラムのご本人ページで告知されることが多いので、フォローしておくとよいかもしれませんね。
出典: いつも聴いているアーティストの音楽ライブに行くのは大きなご褒美になります。同じ会場の空気を吸っていると思うだけでもときめきますよ。
また、観客同士の一体感で盛り上がるのも、ライブならでは。スマホの動画やDVDでは感じられないものです。日頃のストレスもぱっと解消できるはず。
<音楽イベントの主要プレイガイド>
・
チケットぴあ・
イープラス出典: 普段テレビで見ている好きな俳優へ、会いに行くこともできます。その方法のひとつとして代表的なのが、お芝居(演劇)を見に行くこと。
会場で見る好きな俳優の姿は、テレビとはまた異なって、リアルな空気感のなかで人間的な魅力を感じ取れるはず。
透き通るような声、凛とした目力。そうしたものすべてをまとめて体感できるお芝居は、とても素敵なご褒美になります。
テレビ番組によく出演されているような方ならば、テレビ番組のホームページで、一般の方の観覧募集を募っている告知があるかもしれません。
ちなみに、歌番組の観覧募集の場合は、テレビ番組のホームページではなく、アーティストのホームページ・ファンクラブ会員ページなどで告知されることが多いそうですよ。
Facebookなどでつながっているものの、以前会ってからかなりご無沙汰してるな・・という友達はいませんか。中には、幼馴染、学生時代の友達といった、だいぶ昔に出会った関係性の友人がいるのではないでしょうか。
もともと心置き無く話せる仲良しだったのに、「たくさん会っていない時間が経っているから、なんとなく自分から連絡しづらい」という想いを抱いて、長い年月が経ってしまった・・・。
よくあることですが、長い年月が経っても、人格までも大きく変わることはありません。あなたが「あの子の笑顔が見たい!」と純粋に感じた友達に、連絡をとってみてください。無理に近況報告しなくても、たわいもない話で盛り上がって楽しい時間を過ごせるものです。
とても遠くに住んでいる友達なら、「近くを旅行するときに必ず立ち寄るようにする」など、あなたの予定表にちゃんとメモしておくとよいですね。
素でいられる、唯一無二の存在。「家族」に会うことを、ご褒美に
出典: あなたの家族、祖父母や両親、兄弟や姉妹――。
今年のお正月で顔を合わせたばかり、という方も多いでしょうが、時間ができたらぷらっと実家に帰って、家族の笑顔を見る。たわいもない会話で笑いあう。親の手料理を食べる。
それだけで、とても心満たされるご褒美になりえるものです。
出典: 親と離れて暮らす方において、少しだけ心にとどめておきたいことがあります。
それは、親や祖父母と過ごせる時間は限られている、ということ。
深刻になる必要はありませんが、この家族団らんの時間が永遠に続くわけではない、という認識を心にとどめるよう意識すると、「家族に会いに行く」ということが一層かけがえのない、大切なものとして捉えることができるはずですよ。
実際に人間に会うというわけでは無いですが、番外編として、“とっておきの人と会える時間”をいくつかご紹介します。こちらもきっと、ご褒美になりますよ。
出典: 美術館という特別な空間で、「画家の中の人(モデル)」と「私」がご対面――― それもまた、特別なひととき。絵画のなかで感じるまなざしに癒されてみませんか?
額縁の中で微笑むモデルは遠い昔から、多くの人を魅了してきました。人それぞれ、心に響く一枚があるはずです。実物は、画集やスマホのなかで見る絵画と、やはり存在感がまったく違いますよ。
出典: 劇中のあの人に会えると元気と勇気が湧いてくる――。映画やTVドラマの中の人物に会うことだって、ご褒美になります。
俳優さんが好きというよりも、そのストーリーのなかで演じられている役柄への思い入れが特別になっていることって、ありますよね。そん作品がある人はとても幸せな人です。
出典: 天国へ旅立ってしまった、今は亡きあの人と、心通わせる時間も素敵です。
その人ゆかりの場所に出かけたり、また、お墓やお仏壇で静かに手を合わせてみたりして、思い出のなかのその人と語り合ってみましょう。
思いを馳せてると不思議と心が穏やかになり、落ち着いていくのを感じるはずです。
出典: 「会いたい人に会いに行く」にはエネルギーが必要です。能動的に動かなければ、会いたい人に会いにいくことはできません。でも、それがかなったとき、私たちの心は満ち足りて、また明日から頑張る気力が湧いてくるものです。自分へのご褒美の在り方は人それぞれ。たまには、会いたい人に会いに行ってみませんか?
あるいは、昔、心の支えになってくれた好きな音楽。
最近はご無沙汰していても、「生涯に一度は生演奏を聴いてみたい」と感じたりしませんか――。