「マネ」する事で自分の思い描く理想に近づける
簡単にできることとして「マネ」があります。素敵!すごい!と思った部分をよ~く観察してマネをすれば自分の思う理想に一歩ずつ近づくことができます。
また、見た目だけでも近づきたいという気持ちから、見える部分をマネをすることもあるでしょう。見た目を近づけることから中身を変えていくのも一つの方法ですよね。
マネってどんなイメージ?何が叶う?
ところで、「マネ」に対してどんなイメージを持っていますか?誰かの真似をする事は自分で試行錯誤をせず、ともすればズルをしているようにも映ることから、良いイメージを持っているという方は少ないのかもしれません。
マネは自分の目標に最短で辿り着く手助けとなる
ですが、一つひとつゼロから試行錯誤していては、最終的な目標まで辿り着くまでに膨大な時間がかかってしまうかもしれません…。「マネ」とはつまり、「良いところを吸収する」ということ。これは、自分が目指すところへ辿り着くための最短の道と言えるのではないでしょうか。
賢くマネをするために、まずはじっくり観察しよう
賢くマネをするためには、何をマネすべきか見極めるためにまずはよく観察する事が必要です。いろんな状況における観察ポイントについて、見ていきましょう。
考え方や意見の仕方
例えば仕事でトラブルに直面した時、仕事ができる先輩だったらどんなふうに考えて対処するかについて、日頃から観察しておきましょう。もちろん、直接アドバイスをもらうのも良いですね。
また、仕事相手を説得したいときの話の持って行き方や、理不尽な要求に対する対処の仕方など、仕事のノウハウをマネすることは、自分が仕事を進める上で大きな力になるでしょう。
呼吸や間合い
高度なテクニックを要するものやスポーツなど「体得したいもの」については、言葉で説明するよりも見てマネをする方が効果的ですよね。全体の流れや間合いをよく観察する事で、新しい気づきがありそうです。
仕草や動作
「あの人のように素敵になりたい」と思える人がいたら、何が素敵と思わせるのかよく観察してみましょう。ファッションやメイクの仕方より、自然な笑顔や美しい姿勢、歩き方や所作によるところが大きいかもしれません。
「マネ+自分らしさ」を探求しよう
仕事であれば、できる先輩を観察し、マネしているうちに仕事全体の流れを把握する事ができるでしょう。それは、自分が問題にぶつかって一つ一つ解決しながら学ぶよりも近道になるはずです。全体像をつかめたら、そこに自分の考えややり方を組み込む事だってできるでしょう。
また、理論より体得したいものについても、マネによって全体のレベルを底上げし、そこに、自分の得意をプラスする事でとっておきのオリジナリティが生まれるでしょう。
また、素敵な人の所作を学ぶことは、美意識の基本を学んでいるようなもの。“基本”さえ押さえれば、あとは“らしさ”が加わった笑顔と雰囲気が自分だけの魅力となって、今まで以上に輝けると思いませんか?
マネは最高のオリジナルを作る第一歩になることも
文字を書くことや絵を描くこと、スポーツなど、何かを体得するにはお手本が欠かせません。何事も、良いお手本が近くにあると上達が早いものです。
仕事も暮らしも、生き方も、近くに「素敵だな」と思える人やお手本があれば幸運なことです。そして、模倣によって学ぶ事は、自分が良しと思えるレベルまで最短で辿り着くために必要なステップになるでしょう。
難しく考える必要はありません。マネをしながら基本をつかみ、それから自分の考えや好みをプラスしていくことで、きっと最高の「オリジナル」を生み出すことができるでしょう。
マネし合ってお互いを高め合えれば、もっと素敵
マネによってオリジナルを生み出し、またそれを誰かがマネすることでお互いがどんどん高め合っていける… そんな素敵なサイクルが動き出せばとても素晴らしいことではないでしょうか。マネの良い部分に目を向けることで、あなたの未来の可能性はより広がってくるはずです。
友達や同僚に素敵な人がいたら、「自分もあんな風になりたい」と思うこともあるしょう。そんな時、どうやってその素敵な人たちを目指そうとしますか?