無理に節約するより、お金を上手に使える人になりたい
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
お金の上手な使い方LESSON
LESSON1:買い物・支払いをするときのコツ
金額に応じたポイントがもらえるクレジットカード払いは、現金払いよりもお得です。また、レシートをとっておいて記録しないと支出が記録できない現金と違い、クレジットカードは家計簿アプリなどと連動することで、自動的にお店や購入したものを記録してくれます。使ったお金を振り返りやすいという点で、とても便利なアイテムです。
最近続々と導入されている電子マネーは、独自のキャンペーンでポイントが多く付くなど、特典が多いことが魅力。携帯で支払えるタイプのものなら、財布を持ち歩く必要もありません。家計簿アプリとも連動できるので、支出管理も楽です。
最近では、お店よりもネットで購入したほうが安いものも多くなっています。お店で実物を見たらそのまま買うのではなく、いったん家に帰って、ネットで安く買えるかどうかチェックしてみましょう。いったん帰って調べなおすことでじっくり考える時間ができ、お得に買い物もできれば一石二鳥です。逆に、一点一点味わいが違うもの、色味や形など実物を確認して購入したほうが良いものもあるので、買うものによってお店と通販を使い分けましょう。
高い買い物をする時には、それにふさわしい時間をかけて考えることも大事。「3日以上考えてもまだ欲しい、必要だと思うものなら買う」というルールを作っておけば、冷静にお金を使うことができます。逆に3日たってもまだ悩むようなら諦めるか、購入を見送りましょう。
LESSON2:健康管理のためにお金を使う
ついおろそかにしてしまう定期検診ですが、メリットがとても多いもの。例えば歯医者の定期検診では、早めに悪いところを見つけることで治療期間を短くし、費用も安く済ませることができます。病気になると、痛みや不快感でパフォーマンスが悪化するだけでなく、通院のために時間やお金も取られてしまいます。健康で調子の良い状態をキープするためには、定期検診をしっかりと受けておくことが重要なのです。
体の不調を感じた状態では、仕事も家のことも趣味も、十分に打ち込めません。不調を感じたら整体や鍼など、体のメンテナンスを積極的に行いましょう。体が軽ければパフォーマンスも上がり、色々なことに取り組むエネルギーが湧いてきます。不調を我慢して悪化する前に、メンテナンスをして快適にすっきり過ごしましょう。
カルシウムやビタミン、鉄分など、不足しがちな栄養素は多いもの。毎日の食事でしっかり栄養を取るのが理想的ですが、なかなか現実には難しい面もありますよね。健康に気を使う人ほど、サプリメントを飲んでいるのも事実です。手軽に取り入れられるサプリで、健康管理を行いましょう。
ランニングやジョギング、自宅でのトレーニングはお金がかかりませんが、その分続けるのも難しいものです。しっかり健康管理をするためには、プロに指導してもらえるジムに通うのがもっとも効果的。食事指導や自分に合ったトレーニングも教えてもらえるので、無理やムダのない健康管理ができます。
人間は、一日の約3分の1を睡眠に当てています。一日の疲れをリセットするためにも、寝る場所はとても重要なもの。マットレスや布団、枕、カバー類などにこだわって、最高に快適な寝室をつくりましょう。
LESSON3:食事にお金を使う
人は成果なしには、なかなか頑張れないものです。がんばった後には特別なディナーやスイーツを食べることで、自分を労ってあげましょう。おいしいものを食べれば、「また頑張ろう」という気持ちも湧いてくるはずです。
良質な食材は、健康な体と心を作ってくれます。贅沢なものでなくても、旬の食材や新鮮なものなど、体にいい食材を積極的に食べましょう。食費を無理に削るよりも、外食やジャンクフード、お酒などを控えて、普段の食事を少し見直してみて。
コストパフォーマンスの最もいい食事は、やっぱり自炊。でも、レパートリーが少なかったり、いつも同じメニューばかりで飽きてしまうことも多いのではないでしょうか。そんな時は、調味料にお金をかけてみましょう。塩や醤油など普段から常備しているものをいいものに変えると、いつもと同じメニューでももっと美味しくなります。あるいはビネガーやオイル、スパイスなど、新しい調味料を買ってみても、料理のレパートリーが広がりますよ。
調味料だけでなく、鍋や包丁などの調理器具も、作業効率やモチベーションを高めるのに有効です。調理器具は料理をおいしく作る以外にも、手間が省けたり、作業時間を短縮したりすることもできます。お皿やカトラリーなども食事のための道具と考えて、こだわってみてもよいでしょう。
自炊派の人もたまには機会を作って、美味しいレストランで食事をしましょう。おいしいものを食べることで幸せを感じられるのはもちろん、味付けや食材の組み合わせ、調理方法や盛り付けなど、料理をするうえでも参考になります。おいしいものを食べることで、作る料理もさらにレベルアップしますよ。
LESSON4:本当に価値のあるものにお金を使う
ロボット掃除機、乾燥機つき洗濯機、食器洗い乾燥機・・・家事の時短が叶う家電類は高級な印象ですが、「お金で時間が買える」と考えれば、とても有意義な買い物です。家事の手間、時間、ストレスがなくなり、空いた時間で他のことができるのであれば、十分すぎるほどのプラスになるでしょう。
腕時計、口紅、お財布、仕事で使うボールペン・・・毎日使うものこそ、「いいもの」を選びましょう。高ければいいというわけではありませんが、毎日使うからこそ、質の高さを感じられることも多いはず。すぐ使い切るからと適当なもので済ませてストレスを感じるよりも、お気に入りのアイテムで毎日をハッピーにしましょう。
アクセサリーやバッグ、靴など、質の高い定番アイテムがひとつあれば、全体もまとまりやすくなるもの。自分に似合う「定番」のアイテムを持つことは、コーディネートのハードルを下げてくれます。
あなたが家の中で、一番長く過ごす場所はどこですか?ソファ?それともパソコンデスクの前?過ごす時間が長い場所には、居心地の良くなるお気に入りの家具を置きましょう。ダイニングテーブルでも、デスクチェアでも、ソファでも、お気に入りの家具はそこで過ごす時間を、さらに心地よいものにしてくれます。
メンテナンスすれば使えるものって、案外たくさんあります。靴やバッグ、アクセサリー、時計、家具・・・メンテナンスにお金がかかっても、同じものを長く使い続けること、それだけ長く使いたいと思えるものを見つけること。使い捨てではなく、壊れたら直して使うことを前提にして、モノと向き合ってみましょう。
LESSON5:自分のため・人のためにお金を使う
資格を取ったり勉強したりすることは、未来の自分に投資するということでもあります。資格を取ったり勉強して知識を付けておくことで、より条件のいい仕事に就いたり、高い報酬を得られる可能性も高くなります。
本を読むことは知識を深めるだけでなく、考え方や世界観を広げてくれる効果もあります。今の時代、わからないことはネットで調べれば簡単に知識が得られますが、ネットで調べるよりも一冊の本を読むほうが、濃い知識が得られることも多いもの。何かに興味を持ったら、まずは本を一冊購入してみましょう。
時間、経験、出会い・・・旅行は、いつもの場所では得られない様々なものをもたらしてくれます。時間とお金を用意して旅に出ることが、あなたの新しい人生を開くきっかけになるかもしれません。
何かを習うということは、勉強になったり、趣味が広がったり、人との出会いがあったりします。普段と違うことをしたい、何か始めたいと思ったら、思い切ってそのためにお金を使ってみましょう。習い事よりも気軽なワークショップに参加して、興味のあることにチャレンジしてみるのもよい方法です。
普段お世話になっている人や感謝を伝えたい人に、プレゼントを贈りましょう。見栄を張るのではなく、感謝の気持ちを伝えるためにプレゼントすることが重要です。ちょっとしたお菓子や小物でも、何もイベントがないときでも、贈りたいと思ったときにプレゼントをしてみましょう。
「上手にお金を使う」ためのヒント集
無駄遣いをなくすには?
「安いから」という理由で買うのは、無駄遣いの大きな原因。どんなに安いものであっても、衝動買いせずにいったん考えるクセを付けましょう。購入までに考える時間が短いほど、必要なくなる時間も早いものです。
買い物に失敗してしまったら?
衝動買いや無駄遣い、買ったけれど失敗してしまった!という経験は誰にでもあるはずです。買ったものは必要なかったとしても、「こんな状況で買って失敗した」という経験は残るもの。体験は、次に失敗しないための財産になってくれます。どうして失敗してしまったのかを振り返って、「お金を上手に使う」力を磨きましょう。
おすすめのアイテム・ツール
簡単に支出を把握するなら、家計簿アプリはマストアイテム。アプリに登録してあるクレジットカードや電子マネーで支払いすると、自動的に金額や内容が入力されます。グラフで比較したり、月・年ごとの合計を確認したりできるのも便利です。
上手にお金を使うには、まずは支出をしっかり把握することが大切です。月々の食費や洋服代などに、予算を設定してみましょう。予算を決めれば、本当に必要なものなのか、どんなふうに役に立つのかを吟味し、自然と厳選したお金の使い方ができるようになります。