「なんでもない日」を変えるヒント
【ヒント1】面白いと思ったら写真に収める
1.一瞬でも目に留まったら撮る
2.画像比率もアングルも何も気にしない
3.明るさの調節も施さない
暗い場所では、あえて明るさ補正をオフ。多少見えにくくても、過度の調節を施さないようにするのがコツです。色味のある部分がぽつぽつと浮かんで、新鮮な魅力になることも。
【ヒント2】「へえ~」と思ったらノートに書き留める
1.ルールは日付を書く、それだけ。
「なんでもない日」を残すために、かっちりとしたルールを決める必要はありません。映画や小説のセリフ、カフェランチのレシピ予想、書き方や使うペンだって自由。「いつ残したものなのか」が分かる日付さえあれば十分です。
2.「綺麗に書く」にとらわれない
「すっきりと綺麗に残す」ことにとらわれず、とにかく思いつくままにもりもりと書いていく。そうすることで、あとで見返してみたときに、本当に残したい記録だけをピックアップできます。「見やすく書かなくちゃ」と決め過ぎないことが、無理なく続けていける秘訣です。
3.イラストを混ぜて残してみる
イラストは、文章だけでは残しきれないものを表現してくれます。ちょっとした色を加えれば、写真とは違ったあたたかみに。上手く描けなくたって、それがまたいい思い出です。
4.固定のノートにこだわらない
ノートや手帳などが手元にない場合には、レシートの裏面に書いてあとで挟んでも◎大切なのは「何に書くか」ではなく「何を書くか」なのです。
さっと残せるものであるなら、何だってかまいません。スマートフォンのメモ機能であれば、残したいと感じたその時に、さらりと記録できますね。でもやっぱり手書きの方が、その時のテンションも一緒に残せるのでおすすめです。
【ヒント3】たまに振り返る
1.暇つぶし感覚で見返してみる
さまざまな発見に気付くきっかけは、残したものをなんとなく見返したときだったりします。自分の興味の移り変わりだったり、「写真の腕あげたな」「全然変わらないな」といった変化を楽しむヒントにも。
ちょっと遠回りした日の出来事や、料理の作り方を写真やメモとして残しておくと、あとで「あれどこでみたかな」「あれもう一度食べたいな」と思ったときにも大活躍します。
2.自分以外の人とシェアしてみる
撮った写真をスマートフォンに収めておくだけではもったいない・・・そんな方はSNSに記録として残して、あとで振り返ってみては。「これを見たときこう感じた」「こういった状況だった」などの一言を添えておくと、見返したときの楽しさが広がります。
自分の見た景色や感じたことは、他の人のものさしでは別の見え方をするかもしれません。自分以外の人と記録をシェアすることで、別の角度からの考え方を見つける、大きなきっかけになりうるかもしれませんよ。
3.スクラップブックを作成する
写真やメモがたまってきたら、思い切って“自分の興味”をテーマにまとめてみるのも◎カラフルなペンやマスキングテープなどを駆使すれば、世界にひとつだけのスクラップブックが完成します。
街で見かけたちょっと変わったマンホール、標識や注意書き、へんてこな雑貨や顔みたいな模様のあるねこ、面白い切り口の野菜などなど。一見なんでもないものも、自分の中で「面白い」と思えたら、写真に残してみましょう。