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素敵な「パッチワーク」でおうち時間を充実させよう♪
たまにはゆっくり針仕事をしながら、おうち時間を過ごしてみたいなと感じる方が増えているようです。でも、洋服を作ったり、大きな作品に仕立てるのは大変そう…。そんなときに、おすすめなのが端切れで作る「パッチワーク」です。
お稽古バッグを作った時の残り布や、古くなったけれど捨てるには惜しいハンカチなど、使える布はいろいろ!思い出に満ちた布を使って作る「パッチワーク」作品は、自分だけの特別な作品になりますよね。
出典: ちょっぴり難しそうにも思える「パッチワーク」ですが、実は案外、簡単!手順とコツをおさえておけば、作業を繰り返していくだけで素敵な作品が完成します。
出典: シュシュやマスク、ポーチにミニバッグなど実用的なものに仕立てれば、世界でひとつだけの作品をいつでも身近に置いておくこともできますよ。
今回はそんな魅力溢れる「パッチワーク」の基本をご紹介!「パッチワーク」を始めるときに必要な道具や、基本的な作り方、そしてお手本にしたい素敵な作品集をあわせて見ていきましょう。初心者さんもぜひ、挑戦してみてくださいね。
【はじめに】よくある疑問を解消!「パッチワーク」Q&A
出典: A.「パッチワーク」とは、小さい布切れを継ぎ合わせて作る手芸のこと。
合わせる布の色合いや柄、大きさや形などの違いで、まったく違ったイメージの作品に仕上げることができます。
Q.「パッチワーク」って難しい?裁縫初心者でもできる?
出典: A.実は案外、簡単。もちろん、裁縫初心者さんでも作れます!
難しそうにも思える「パッチワーク」ですが、基本的には布を型紙通りに縫い合わせていくだけなので、実は簡単!中表に合わせた布をどんどん縫って、繋いでいく作業を繰り返すだけです。基本の縫い方をマスターすれば、大きな作品にも挑戦できるようになりますよ。
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アイテム詳細を見る出典: A.「パッチワーク」初心者さんにおすすめなのは、コットン100%の布で、ストレッチが入っていないもの。
布は繰り返し縫ったり、アイロンをかけたりすると、布自体が伸びます。はじめに裁断した大きさと変わってしまうと、布の端同士をきれいに合わせるのが難しくなります。初心者さんは、まずはストレッチのないコットン100%の布から始めてみましょう。
「パッチワーク」に慣れてきたら、リネンやWガーゼとコットンを合わせるなど、異素材の組み合わせにチャレンジしてみるのもいいですね。
出典: 「パッチワーク」にまず必要なのが、端切れ。「パッチワーク」ではこの小さな布のことをピースと呼びます。初心者さんなら、コットン100%のものを選ぶか、「パッチワーク」用のカット済クロスを買ってくるのがおすすめ。
ユザワヤなどの手芸店や、ネット通販でも購入できます。色柄が非常に豊富なので、配色センスの見せどころですよ!
出典: アイロンは、縫いしろを割ったりや生地の端を折りあげたりするのに使います。
ひと作業終わったら、きっちりアイロンをかけて。次のステップの縫い合わせが格段にきれいに、ラクになるんですよ。
チャコペンは、布に印をつけるための専用のペン。こちらのペンは、時間が経つと自然と印が消えるという優れもの。すぐに印を消したいときは、水や専用の消しペンでも消せます。
昔ながらの鉛筆タイプもありますが、ペンタイプなら削る必要もなく、いつでもスムーズに使えますよね。
布切りばさみは、文字通り、布を切るためのはさみ。やわらかな布から硬い布までさまざまな布を切ることができるように考えられたはさみです。切れ味の良いものを用意しておくと、「パッチワーク」の仕上がりもきれいになります。
糸切りばさみは糸を切るための小さなはさみ。裁縫セットに入っているものでも大丈夫です。
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出典: 同じように見える縫い針ですが、実は縫物の種類によって、使う針の長さや太さが異なります。
ピーシング針として販売されているのは、おもに、メリケン針の8番~9番。手縫い針の8番短針を使うこともあります。
出典: 「パッチワーク」では縫い代を片倒しにすることが多いので、細めのしなやかな糸をよく使います。
50番~60番の糸で、ポリエステル100%のものを選ぶといいでしょう。
指ぬきがあった方が、縫い目を細かく、揃えることができます。
裁縫箱に指ぬきは入っているけれど、使ったことがないという方も多いかもしれません。でも、実はとても便利な道具なんですよ!
リング状の指ぬきは、利き手の中指の第一関節と第二関節の間の部分にはめて、針を押すように使います。ぐし縫いがまっすぐ、きれいに縫えるんです。
ミシン縫いの「パッチワーク」では、もちろんミシンが必要。ミシンは、布に合わせて針を変えますが、基本的には標準装備されている11番程度のミシン針で大丈夫です。11番のミシン針を使う場合は、ミシン糸は60番~90番を使います。
それぞれのミシンにはメーカー推奨の糸と針があるので、それに従うのがおすすめです。
出典: 同じサイズにカットした布を横に並べます。柄の向きや色合わせなど、よく考えましょう。柄の向きや色の組み合わせが変わると雰囲気ががらりと変わりますよ。
出典: 布を中表に合わせ、縫い代を1㎝にして、細かいぐし縫いで縫い合わせます。
出典: 布がずれないように待ち針を打つときは、1、2、3の順番で、両端、中央、その間と打っていきます。
「パッチワーク」は小さいピースを合わせていくものなので、待ち針も細かめに打つのが基本。端がずれないように、気を付けて縫い合わせましょう。
出典: 横一列の布を同じように縫い合わせたら、しっかりアイロンをかけます。縫い代は片方に倒す「片倒し」にして、アイロンをあてるのが基本です。
片倒しにする向きは、一段ごとに交互にしておくと、仕上がったときに、もこもこしてしまうことを避けられます。一段目はすべて右に倒したら、二段目はすべて左に倒しましょう。
出典: 一列の横長の布同士を縫い合わせます。柄の配置を間違えないように、上下を確認しながら縫い合わせましょう。
出典: 小さなピースを縫い合わせたときと同じように、中表にして縫い合わせます。
出典: ランチョンマットなどに仕立てるときは、できあがったパッチワークと裏布を中表にして、周囲をぐるりと縫い合わせます。空き口をすこし残しておいて、そこからひっくり返し、周囲に仕上げステッチをかけて、完成。ステッチをかけながら、空き口も閉じてしまいます。
出典: 縫ったらアイロンをかける、を心がけておくと、仕上がりが格段にきれいになります。華やかで個性的な「パッチワーク」になりましたね。
▽手縫いの「パッチワーク」のやり方を動画で確認できます
ミシン縫いの「パッチワーク」も、基本的な進め方は手縫いと一緒。こちらの動画はスペイン語ですが、丁寧な工程になっているので進め方がよく分かります。
歯車マークから「日本語」字幕を選ぶと、日本語の字幕が自動生成されるので参考にどうぞ!
ミシン縫いのパッチワークの方法を動画で見るならこちら
出典: ペーパーライナーとは、厚みのある型紙を中に入れてピースを作り、それをつないでいくというユニークな「パッチワーク」の技法のひとつ。巻きがかりという縫い方で、ピース同士をつなぎます。
裏布をつけてコースターやランチョンマットにしたり、アップリケのように使ったりと、使い方もいろいろです。
出典: ペーパーピーシングとは、トレーシングペーパーなどに図案を写し、紙と布を一緒に縫って、ピースをつないでいくという「パッチワーク」の技法。手縫いでもミシン縫いでもできます。
すべてのピースを縫い終わったら、台紙になっているトレーシングペーパーなどを破って外します。ぴりぴりと少しずつ、紙を取り除いていく工程も面白くて、慣れるとクセになりますよ!
【お手本作品集】素敵なハンドメイドパッチワークを紹介!
出典: ミナペルホネンリネンを使ったシンプルなパッチワークマスクです。
落ち着きのある色合いの布を使うと、ニュアンスを感じる、さりげないパッチワークに仕上げられるんですね。
出典: テイストの違う花模様の布をパッチワークで合わせたマスクです。
無地の布を間に合わせることで、隣の柄への移行がスムーズになっています。ナチュラルな色味で、洋服にもコーディネートしやすいマスクです。
出典: ペイズリーやボタニカルの布をつないだパッチワーク・マスクです。
赤をテーマに集めたピース。同じ柄の布を繰り返し配することで、全体をうまくひとつにまとめています。
出典: リバティプリントの生地を使ったパッチワークのシュシュです。
ごく小さな花柄と大きめ花柄をあわせて使って、メリハリをつけています。大小でお揃いのシュシュを作れば、親子コーデも簡単!たくさん作りたくなってしまいますね。
出典: 正絹の反物を使った和風な雰囲気のパッチワーク・シュシュです。
すこしくすんだ色合いの3種類の布をパッチワークで合わせています。パッチワークでは、多くの色を使えるので、毎日の装いとの色合わせもしやすいんですよ。和装はもちろん、洋服にもよく合うシュシュです。
出典: アンティークの生地にレース素材などを混ぜた異素材パッチワーク・シュシュです。
シックな色味がお洒落な、大人っぽさのあるシュシュですね。異素材をパッチワークにするときは、布の伸縮率が近い素材で合わせると、きれいに縫い合わせられます。
シュシュは、出来上がりがくしゅくしゅっとして、縫い目の粗さが分かりづらくなるので、初心者さんが挑戦しやすいアイテムなんですよ。
食卓がぱっと明るくなる【パッチワーク・ランチョンマット/ティーマット】
出典: 北欧調のお花をモチーフにしたカラフルなパッチワーク・ランチョンマット。
いろいろな大きさのピースをつないで、幾何学模様のような華やかさを出したパッチワークです。図案を基に、きっちりと縫い合わせ、アイロンをかけながら揃えていくと美しく仕上がります。
出典: ピースに手刺繍を入れたパッチワーク・ランチョンマットです。
自分で作るパッチワークは、好きなところに好きな刺繍を入れられます。さりげないアクセントになっていて、とても可愛いですね。おうち用に作るなら家族の名前やイニシャルを入れてみるのも素敵。刺繍の腕も磨きたくなってしまいます。
出典: すこし小さめサイズで作ったモノトーンのパッチワーク・ティーマットです。
縦長の布を横一列に縫い合わせると、すっきりとしたパッチワークに仕上がります。同じ大きさの布を合わせるだけなので、初心者さんにもおすすめの図案ですよ。
出典: ミナペルホネンの生地で作ったパッチワーク・ポーチです。縦長のラインが大人っぽいですよね。
風車の羽根のように配置した4種類のピースの大きさが違うところがとてもおしゃれ。それぞれの布地が一番美しく見えるところを切り取って、つないでいます。
出典: 花模様のコットンレースをピースとして使ったガーリーなパッチワーク・ポーチ。
紐を通すだけの巾着タイプなら、作るのも簡単。長さが決まっているファスナーとは違って、好きな大きさで作れますよ。
出典: 20枚以上のリバティプリントのピースを集めて作ったパッチワーク・ポーチ。
同じ大きさのピースを合わせてつなぐのは、パッチワークの基本中の基本。初心者さんの練習用としてもおすすめのアイテムです。
出典: 白、黒、グレー、赤とスタイリッシュな色味で構成されたリネンのパッチワーク・バッグです。
白のピースの面積を大きく取り、黒や赤をアクセント的に使っています。ショルダーとマチ部分には帆布を使い、丈夫さもプラス。カジュアルな装いにぴったりのバッグに仕上がりました。
出典: ニット&ウールのパッチワーク・バッグ。ニットやウールでもパッチワークのピースにすることができます。
異素材同士の組み合わせでは、伸縮率が違うので端を気をつけて合わせ、ずれないように細かく縫っていきましょう。
出典: リネンとハーフリネンの布地を使ったパッチワークのあずま袋です。
サブバッグとして使ったり、バッグインバッグとしても使えるあずま袋。薄手であることがメリットのひとつなので、1枚仕立てで作るといいですね。
白地に黒い水玉の布をアクセントに。雰囲気の違う布地を1枚入れると、全体がきゅっと引き締まります。
出典: トーンの違うデニムを合わせたパッチワーク・バッグです。
大きめのピースをランダムに配置して、丈夫なバッグに仕立てています。淡い色味のデニムを混ぜると、軽やかな雰囲気になりますね。
出典: デニムのピースを使ったパッチワーク・ランチョンマットです。
デニムジーンズなどの古着からピースを取るときは、ポケットやタグなどを活用できるように、カットするのがおすすめ。思い出のジーンズが新しいアイテムになって生まれ変わります。
出典: デニムにコットン生地を合わせて作ったパッチワーク・キャスケット。
トーンの似た色合いの生地を合わせると、一体感のある雰囲気で作れます。斜めのラインでつなげたパッチワークは、布が伸びやすいので、注意して細かく縫っていきましょう。
「パッチワーク」初心者さんにもおすすめなのが、カットクロスのセット。
100円ショップにもカットクロスは売っていますが、こちらのクロスはそれよりもすこし大きめの50×65cmサイズ。いろいろな小物作りに活躍します。
MYmama 北欧テイスト 生地 カットクロス 48×65cm 8枚セット(1370-2)
1,690円(税込)
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「パッチワーク」用の針の4種セットです。ピーシングする布に合わせて、ぴったりの針を選べます。7番、8番、8番の短針、9番の4種類の針が入っています。
自分の裁縫箱に入っている針がなんの針なのか、よく分からないときは、専用針を買ってしまうのが早道!これなら、安心して「パッチワーク」に取り組めます。
Clover パッチワーク針セット 10本入り 57-302
220円(税込)
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縫い代を倒したり、折り目をきっちりつけたりするのに必須のアイロン。こちらは、細かい部分にもきれいにアイロンをかけられる「パッチワーク」用のこてです。
サイズもコンパクトで、出し入れが簡単!いちいち大きなアイロンを出す手間を省けます。
Clover NEW パッチワークこて 57-903
2,822円〜(税込)
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「パッチワーク」の布をカットする際、役立つのがロータリーカッター。
きれいに、正確に布をカットできるアイテムです。ハサミで切るよりも、素早くきれいに切れるので、たくさんのピースを合わせる作品などを作るときに重宝します。
Clover ロータリーカッター 28mm
850円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
『いちばんよくわかる パッチワークの基礎』/日本ヴォーグ社
布の種類から、基本の縫い方、型紙の作り方と「パッチワーク」の基本を学べる1冊です。
写真とイラストを使って、丁寧に説明。パターン36種、小物10点の作り方が載っています。「パッチワーク」は難しそうと今までトライできなかった人にもおすすめの教本です。
いちばんよくわかる パッチワークの基礎
1,100円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
『色と形 パッチワークパターンで布遊び』/小関 鈴子 (著)/グラフィック社
キルト教室「La Clochette」を主宰しているキルト作家、小関鈴子さんのパターン集です。
小関さんが選んだ180ものパターンデザインと、実際に布を縫ったパターンが見られる1冊。「パッチワーク」は、布の色や柄で同じパターンでも印象をがらりと変えることができるもの。
小関さんのセンス溢れる布の配置を見ているだけでも勉強になりますよ。「パッチワーク」をやりたい気持ちが盛り上がるパターン集です。
色と形 パッチワークパターンで布遊び
2,090円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
『はじめてさんの1日レッスン パッチワークがわかるミニキルトの会』
出典: 布をつなげるピースワークのほか、アップリケの手法も学べる通信講座。毎月色違い2枚を仕上げながら、「パッチワーク」の技術を磨いていきます。表布と裏布の間に中綿などを入れる、キルト仕立てで練習。
ゆっくり練習していけるので、長く続く趣味にできそうですよね。
出典: 15cmのピースをつないで、キルト仕立てにし、最終的にはベビー布団を作るという通信講座。
毎月、デザイン違いの3枚を作っていくシステムです。赤ちゃんが生まれるまでの時間、少しずつ、ゆっくり針を刺していくのはいかがでしょう。心ときめくひとときを過ごせそうです。
お家時間を有意義に。「パッチワーク」で自分だけの作品を♪
出典: 小さな布から始まる新しい世界。基本的な作り方を覚えれば、色や柄、図案次第で作れるパターンは無限大!時間を有意義に使って、世界にひとつだけのオリジナル作品を作ってみてくださいね。
▽端切れを使ったハンドメイドにフォーカスした記事もあわせてどうぞ!
ハンドメイド好きは、物を大切に使うことをよく知っています。だからこそ、なんとなく捨てられない。そう、はぎれ。ほんの小さな切れ端でも、捨ててしまうのには罪悪感が伴います。もの(布)に対する思いがあればこそ。それなら、普段使いの小さな雑貨を作ってみましょう。ミシンで手早く綺麗に仕上げるもよし、手縫いで味のある風合いを出すもよし。気軽に始められる簡単レシピもいろいろあります。はぎれを上手に使って、新たな命を吹き込んでみませんか?
手が慣れたら色んな作品を作ってみよう♪こちらでは、手縫いで作れるシュシュなどのアクセサリー類・ハギレを糸代わりにして作るマットやポーチ、愛らしいヨーヨーキルトなど色んなハンドメイドの手法をご紹介しています。
A.「パッチワーク」とは、小さい布切れを継ぎ合わせて作る手芸のこと。
合わせる布の色合いや柄、大きさや形などの違いで、まったく違ったイメージの作品に仕上げることができます。