年末年始、子どもとどう付き合う?
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2019~2020年の年末年始は最長9日間に。期間が長くても大掃除からお正月の用意、帰省など予定は盛りだくさんですよね。でも「やらなくちゃ」という気持ちばかりが先行してしまうと、ストレスを抱えてしまうことも。だからこそ同じように休みに入る子どもとのコミュニケーションの手段として、年末年始のリストを一緒に片づけていきませんか。
【年末年始】子どもとの上手なコミュニケーション術
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
part1:子どもと一緒に楽しく大掃除をしよう
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大人だけで片づけてしまえば、短時間で効率よく片付けられるかもしれません。ところが子どもと一緒に大掃除をすれば、きれいにもなりコミュニケーションも取れると考えれば一石二鳥に。
しかし子どもと大掃除をするとなると、予め用意をしたり作戦を立てることも必要です。そこでどんなご家庭でも手軽に試せるアイディアをご紹介します。
しかし子どもと大掃除をするとなると、予め用意をしたり作戦を立てることも必要です。そこでどんなご家庭でも手軽に試せるアイディアをご紹介します。
計画を立てて“特別感”を演出
一人ずつ担当の場所を決める
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最初はやる気満々の子ども達も、長時間広い場所を掃除することになったら飽きたり文句が出てしまうことも。それなら「お風呂場はパパと子どもたち、キッチンはママね」など掃除を担当する場所を決めておきましょう。狭い場所なら「終わった!」という達成感を味わう事ができるので、「次も頑張ろう」「まだまだできるよ!」という前向きな言葉も聞こえてきそうですね。
子ども用の掃除道具を用意する
子どもも大人と同じ掃除道具では大きすぎてうまく扱えません。そこで予め100円ショップで小さいサイズの掃除道具を準備しておきましょう。自分だけの道具があれば、使いやすいだけではなく子どものモチベーションもアップするかもしれません。
目新しい道具も登場させる
いつもは使わないような目新しい掃除道具は、子どもにとって刺激的なはず。子どもの「使ってみたい!」をくすぐるような、マイクロファイバーのモップやスクイージーなどもおすすめですよ。
part2:おせち料理を一緒に用意しよう
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おせち料理となるともちろん一日では仕上がらないので、用意は最も負担に感じる部分かもしれません。でも考え方を変えて「すべて手作りではなくてもOK」にしてみませんか。重箱や器に詰めながらおせちの意味を話して子どもと一緒に用意をすれば大人も楽しめそうですね。
クイズ感覚でもOK◎おせちの意味を伝えよう
お正月のおせちは誰のため?
おせち料理は、年が明けて神様がお家に来てくれた時におもてなしするためのごちそうです。昔は季節の変わり目となる節句事に用意されていましたが、時が経ち一年で最も重要なお正月のみに用意されるようになりました。
どんな意味があるの?
おせち料理は神様への供物料理であると同時に、家族の繁栄を願うという意味も込められています。この一年病気をしないように、幸せがたくさん降りそそぐようになどすべての料理に意味があると考えるととても幸せな料理に感じますね。
食材一つひとつに込められた意味は?
黒豆には「まめに暮らせますように」との願いが込められています。その“まめ”とは、勤勉という意味に加え、健やかに元気にという意味も。さらに関東の黒豆は、わざとシワができるように作ります。その理由は、シワができるまで長く元気に働けますようにという意味を持たせるためと伝えられていて、改めて意味を知って頂くととてもありがたい気持ちになりますね。
人参の紅と大根の白は縁起が良いので、お正月に食べて「一年間幸せに暮らせますように」との願いが込められています。他にも紅白の食べ物といえばかまぼこ。かまぼこにも同じ意味があるので合わせて覚えておきたいですね。
part3:お正月を子どもと一緒に楽しもう
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子どもが成長してくると、家族そろって過ごすことができるお正月も少なくなってきます。みんなでテレビを観るのもいいですが会話を楽しんだりコミュニケーションを取ることを意識してみませんか。
正月行事の風習・由来を子どもに伝える
お正月飾りの意味や飾り方
お正月飾りには門松・しめ飾り・鏡餅があり、玄関先に飾ることが一般的とされています。最近ではクリスマスが過ぎた12月26日以降に飾り始めるのが通例となっていますが、実は日本の暦の上で「正月事始め」とされる12月13日以降であればいつ飾っても問題ありません。
また28日は末広がりの8が縁起が良いとして、30日はきりが良い数字として選ばれることが多いようです。逆に29日は9という数字が「苦」を連想させ、31日はお葬式と同じ一夜飾りとなるのは縁起が悪いとして避けられています。
お正月ならではの遊び
ゲームやおもちゃ、テレビやおもしろい動画など、今の子ども達にとって楽しいアイテムは豊富にあります。だからこそお正月は日本の伝統的な遊びを中心に家族で楽しんでみませんか。こまや坊主めくり、お手玉など小さい子どもから大人まで家族みんなで遊べますよ。
忙しい時こそコミュニケーションをしっかりと
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大人にとっては忙しくてあっという間に過ぎてしまう年末年始。だからこそ子どもと一緒に片づけたり用意することで楽しいお正月の思い出になるもしれません。日本の伝統的な行事を大切にしながら、ちょっとした工夫で子どもとのコミュニケーションを大切にできたら、大人の私たちにとっても素敵な思い出になりそうですよね。