新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと

新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと

毎年12月13日は「正月事始め」。お正月の準備にとりかかる日とされています。今回は、具体的に何をすればいいのか、この日から始めたい&準備したい3つのことと、それぞれのおすすめアイテムをピックアップ。今年は13日から準備を進めて、新しい年を気持ちよく迎えましょう。2024年12月02日更新

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目次

「正月事始め(しょうがつことはじめ)」とは?

毎年12月13日は、師走の恒例行事「正月事始め(しょうがつことはじめ)」の日。お正月を迎える準備を始める日とされています。

そもそもお正月は、元旦に高い山から降りてきて家々を訪れ、新しい年に幸福をもたらすといわれる「年神様(としがみさま)」をお迎えしてもてなす行事。つまり正月事始めとは、年神様をお迎えする準備のことなのです。
なぜ12月13日なの?
旧暦の12月13日は月に一度の吉日「鬼宿日(きしゅくにち/きしゅくび)」。縁起の良い日であったことから、年神様をお迎えする準備を始めるのにふさわしい日とされ、新暦になってからもそのまま12月13日が定着しました。
どんな準備をするの?
特に有名なのは「煤払い(すすはらい)」。煤に限らず一年で溜まった汚れを払い落とし、清めることをいいます。そのほかにも、門松に使う松やおせち料理作りで使う薪を採りに山へ行く「松迎え(まつむかえ)」などの行事があります。

とはいえ現代では、古くからのしきたり通りに準備を進めるのは難しいですよね。そこで当記事では、現代の一般家庭で取り入れやすいお正月の準備についてご紹介していきます!

【1】煤払い・大掃除をする

現代でも年の瀬になると全国の神社仏閣で行われる「煤払い」。一般家庭ではほとんど囲炉裏を使うことがなくなり、煤がたまることはなくなりましたが、年末に「大掃除」を行う風習として残っています。家中のホコリや汚れをしっかり払い落として、気持ちよく年神様をお迎えしましょう。
高い場所のホコリも簡単に落とせる
新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと
ランプシェードや壁掛け時計など、手が届きにくい場所のホコリ。しなやかな棕櫚(しゅろ)の繊維を使ったはたきなら、軽くなでるだけで落とせます。柔らかくコシがあり、ホコリが舞いにくいので掃除中も快適。家具の隙間や壁なども、この機会にきれいに。
細かいところは、ふわふわのはたきが活躍
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細かいところの掃除に活躍する、ふわふわの羽を使ったはたき。短いタイプはデスクの上やコンセントまわり、長いタイプは棚の奥や高いところなどのホコリを軽い力で払えるのが自慢です。静電気を取り除いてくれるオーストリッチ(ダチョウ)の羽を使用しているので、家電についたホコリを払うのにもぴったり。
パソコン&キーボードは専用ブラシで
新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと
お仕事やプライベートでたくさん活躍してくれたパソコンたちも、年の終わりにしっかりお手入れを。こちらは毛にコシがあり、静電気の影響を受けにくい黒馬毛を使ったブラシ。キーボードの隙間をささっと掃除すると、細かいゴミやホコリがどんどん出てきますよ。パソコン周辺のお掃除にあると助かる一本です。

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【2】正月飾りを用意する

大掃除が終わったら、正月飾りを用意します。飾るタイミングは、クリスマスのデコレーションを片付け終えた12月28日頃がおすすめ。29日は読みの音から“二重苦”を連想され、31日は“一夜飾り”といわれ急ごしらえで年神様に失礼にあたり、縁起が悪いといわれているため避けましょう。
ミニ門松飾りを玄関先に
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年神様が降りてくるための道しるべとして、玄関前などに飾る門松。山に松を採りに行って立派な門松を用意……するのはなかなか難しくても、こんな手のひらサイズの門松飾りなら、玄関先のちょっとしたスペースで気軽に飾れますね。無垢材で作られているのでナチュラルでぬくもり感があり、現代のインテリアにもなじみやすい仕上がり。
神聖の印としてしめ飾りを
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しめ飾りは、年神様をお迎えするために清められた神聖な場所であることを示すもの。しっかりと大掃除を終えて、家中がきれいになったらその印として飾りましょう。竹ひごのリースに稲穂と紅白の水引を使ったお飾りは、和室にも洋室にもなじむシンプルでモダンなデザインです。
おしゃれで飾りやすいガラスの鏡餅
新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと
鏡餅は年神様の依り代・居場所として飾るもの。どうしてもインテリアになじまないなぁ……とお悩みなら、こんなおしゃれなガラスの鏡餅はいかが?ぽってりしたフォルム、ちょこんとのった橙(だいだい)、小ぶりなサイズ感がかわいらしいです。透明なガラスの細かな模様が美しく、手作りのため柄の出方やサイズがひとつずつ微妙に異なります。

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【3】新年にふさわしい食卓を準備する

お正月の食事といえばおせち料理ですが、これはもともと年神様へのお供え物だったそう。年神様と一緒にそんな特別な料理をいただくのですから、新年のおめでたい食卓にふさわしい箸や器などを準備しておきましょう。
縁起の良い、ヒノキの祝箸
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新年をはじめ、おめでたい席で使われる箸といえば「祝箸」。両端が細くなっていて、片方は自分が使い、もう片方は神様が使うものとされています。まさに、年神様と一緒におせち料理をいただくお正月にぴったりの一品。神の木といわれるヒノキの端材で作られていて、水引のあしらいもすてきです。
おせち料理が映える重箱
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華やかなおせち料理がより映える、きれいな白木塗の重箱。木目を最大限に生かしたナチュラルな風合いです。箱は一段から三段まであり、仕切りは四つ切から九つ切まであるので、好みの組み合わせを選べます。洋風のお料理とも相性が良く、運動会やお花見、ピクニックなど、お正月以外にも活躍しますよ。
ガラス酒器で食卓に華やかさをプラス
新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと
テーブルに置いているだけで美しい、耐熱ガラス製の冷酒器。ガラスの透明感がお正月の食卓に華やかさをプラスしてくれます。氷を入れるスペースが別になっているため、お酒を薄めずに冷やせるのがうれしいポイント。金の縁取りのグラスも、新年の食卓にぴったりです。
ハレの日に使いたい、縁起の良いプレート
新年の準備をこの日から。「正月事始め」にしたいこと
日本の伝統模様をモダンにアレンジした和柄のプレート。大きさのバリエーションは豆皿・取皿・大皿と豊富にそろいます。モチーフになっている紋様はそれぞれに縁起の良い意味が込められており、お正月やハレの日に使いたい器です。食洗機や電子レンジの使用OKなので、普段使いにも◎。
縁起物のひょうたんを箸置きに
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古来より縁起物として親しまれてきたひょうたんを、新年の食卓に取り入れてみませんか?こちらは伝統工芸「金沢桐工芸」でつくられた箸置き。あたたかみのある焼肌や美しい木目に加え、変色や汚れが目立たないところも魅力です。愛嬌のある末広がりの形と天然木の素材感がぬくもりを与えてくれますよ。

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年末に近づくほど、どうしてもバタバタしがちです。今年は「正月事始め」の13日から準備を始めて、ゆとりのある新年を迎えましょう。

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