一日はあっという間!時間を有効に使うには?
一人の人に与えられた時間は等しく、一日24時間。時間をもっと有効に使うために、何が時間の浪費の原因となっているかを見極め、今から出来る対策をさっそく実行してみましょう。
時間を浪費しがちな人の特徴・チェックリスト
「なんとなく」の時間が多い
時間がない!と言う人の多くは、あまり重要ではないことに時間をかけすぎて、充実感のないまま一日を終えていることが多いようです。スマホのゲームをだらだらプレイしたり、当てもなくSNSを流し見したり、興味もないテレビ番組をなんとなく見ていたり…気がつけば数時間経っていた!なんていうことありませんか?
後回しにする傾向がある
やらなければいけないことがあると頭では分かっているのに、重い腰を上げるまでに時間がかかり、後回しにしてしまうことってありますよね…。後々何が起こるのかをあまり予測せずに行動した結果、仕事がどんどん溜まってしまい、かえって面倒な事態になることもあります。
完璧主義
目標や理想を高く掲げすぎて失敗してしまうタイプ。完璧主義の人は、物事を始めるときになにかと慎重になりがちです。「完璧に出来る」と自分で納得できない限り行動に移せず、時として物事を先延ばしにしやすいことも。
他の人に頼るのが苦手
責任感が強すぎる人の場合、これは自分の役割なのだから、自分で責任を持ってやらなければならないという考え方をしてしまうことがあります。また、人に任せるより自分がやったほうがうまくできると考えてしまうことも。人に協力をお願いするほうがうまくいく場合でも自分一人で進めようとすると、どうしても作業の質とスピードに影響が出てしまいます。
時間の見積もりが甘い
自分の行動にかかる時間をあまりにも甘く見積もりすぎてしまうと、遅刻や気持ちの余裕の無さにつながってしまいます。待ち合わせの時間や締切など、余裕をもってプラスアルファの時間を考えておくと、ゆとりをもって行動できるようになりますね。
つい夜更かししてしまう
だらだらと深夜までネットサーフィンをしてしまって、もうこんな時間!なんてことありませんか…?平均的な大人の場合、体と心の疲れを十分に癒やすのに、一晩に約7時間の睡眠が必要とされています。睡眠不足になると、一日の活動に大きな影響が出てしまうことも。学習能力が格段に落ち、事故を起こしてしまったり、普段なら考えられないような失敗をしてしまったりします。
時間を上手に使うためにできること
優先順位を考える
生活の中で、何が緊急で重要かよく見極めることが大切です。中には、今の時点ではまだそんなに急がなくても大丈夫なものもあるはず。何を優先にすべきかキチンと考えた上で行動すれば、闇雲に焦らずに済みます。優先順位を決めた後は、何にどれくらい時間を掛けるか、時間配分を考えることも忘れずに。
キチンと予定を管理する
なんとなくあれをやろう、これをやろうと頭の中だけで考えていると何かと時間がかかってしまいますよね。やるべきことをカレンダーやスケジュール帳に書き込んで、予定を「見える化」しておくと、時間を有効に使う助けになります。その日すべきことのTo doリストを作るとなお良いでしょう。
すぐに行動に移す
やるべきことがたくさんあるのに、なかなかやる気が起きないときは、やらない言い訳を考える前にまずはできそうなことから行動に移してみるのがおすすめ。少しでも手をつけていれば、中途半端な状態のまま放り出してしまうと気持ちが悪くなるので、最後までやってしまおうという意識が強くなり、後回しにしづらくなります。
効率アップを考える
単純作業の場合、自分の中で「ひとりタイムトライアル」してみるのも楽しいかも。いかに早く、効率よく丁寧に作業をできるか、自分との闘いです!すべきことだけに集中して作業すると捗りますし、いつのまにか時間が過ぎ去っていたということも。
スキマ時間を活用する
通勤時間やトイレ、歯磨きする時など、一日のうちでスキマ時間ってけっこうありますよね。公共の乗り物での通勤時に新聞や本を読んだり、外国語学習アプリを使用したり、歯磨きするときにスクワットしてみたりと、スキマ時間にも出来ることを探してみましょう。「ちりも積もれば山となる」ということわざにあるように、わずかな時間も活用次第で大きな成果を生み出せるかもしれません。
「終わり時間」を決めて守る
ネットサーフィンでもTV視聴でも、始める前に必ず終わりの時間を決めましょう。〇時まで、または〇分間までと決めたら、自分との約束を守ります。スマホのアラームを使うと、ついやりすぎを防げるでしょう。
時間を有意義に使うことのメリットは?
充実感を得られる
上手に時間を使える人は、充実した人生を送ることができます。趣味などの自分の好きなことや、家族サービスなどにより多くの時間を使うことができるようになります。重要ではないことにムダな時間を使っている人は、人生の中でできることが少なくなってしまいますよね。
心に余裕ができる
時間の使い方が下手な人は、いつもせかせかと時間に追われています。何をやるにしてもゆとりが無くて、満足のいく行動ができません。対照的に、時間の使い方が上手な人は、何事にも余裕を持って行動することができます。時間のゆとりが心のゆとりにつながるということですね。
自分の成長につながる
時間に余裕がある人は、興味のあること、やりたいことなど、積極的に新しいことにチャレンジできます。どんどん経験が積み重なっていき、結果的に自分を成長させることにつながります。新しいことに挑戦することで新しい知識が身に付き、自分自身を高めることができるというわけです。
おわりに
時間を上手に使うことは、心のゆとりにも大きな影響があり、自分自身の成長にもつながります。なんとなくダラダラ過ごすことはもうやめて、有意義な時間の使い方を見直してみませんか…?
何かと忙しい現代社会。なんとなく時間を過ごしてしまうと、結局なにも成し遂げられないままあっという間に一日が終わってしまうことがありますよね。