私にパワーを与えてくれる*宝物を詰めた『幸せファイル帖』を作ろう
大切な手紙、⼿に取る機会をもてていますか
今回は、大切な紙ものをファイリングする、あなたの心が元気になるファイル帖づくりをご提案したいと思います。
簡単にステップを纏めましたので、この機会に、あなたが見るだけで幸せになれる『幸せファイル帖』を作って、いつも身近なところに置いてみてくださいね。
『幸せファイル帖』ってどんなもの?
あなたにとって“宝物”である紙ものを、まとめたファイルやノートが、『幸せファイル帖』です。
『幸せファイル帖』の魅力
そして・・・意図せずとも、楽しい思い出や温かい言葉、当時の記憶に触れることができるのが、大きな魅力です。
気ままにファイルをめくるだけで、「自分の心のために」と大切に保管していた一つ一つのものたちから、元気や勇気をもらえる、特別な一冊になるはずです。
手紙やメッセージカード、チケットなどの紙ものの数々は、こまごましていて、紛失しがちなものでもあります。
ファイル一か所にまとめれば「いつか整理しよう」と思ったまま放置されたり、見つからなくなったりすることもなく、シンプルに管理できますよ。
また、封筒に入れたまま引き出しにまとめてあるお手紙を一通一通読み返し、封筒に入れて元の場所へ・・・という複数の手順を踏む行動よりも、本棚からノートを手に取り、パッと広げてページをめくっていくアクションのほうが、シンプルで楽ですよね。
4つの簡単ルールで、『幸せファイル帖』を作ってみよう!
以下の4つのルールを参考に、自分なりのアレンジを自由に加えてみましょう。
ルール1:自分なりの基準で中身を決める
・自分を励ましてくれる、母親からのメッセージ
・愛しい筆跡が残ったメモ
・とびきりの家族写真で毎年作っている年賀状
・こだわって作った自分の結婚式の招待状
・なんだかクスっと笑ってしまう写真
・会いたくても会えない人に出会える写真
・「飾らない、自然体の自分」の良さを感じる、仲間との写真
・昔の成績表
・これまで携わってきた仕事の思い出
・楽しい思い出が詰まったチケット
ルール2:“大きめ”のノートを準備しよう
ちなみに、特におすすめなのが「ツバメノート」のA4サイズ。
通常のA4よりも若干大きめのサイズのため、もしA4のプリントやフライヤー、書類などを貼り付けたくなった場合、カットしたり折り曲げたりすることなくそのままキレイに保管できます。
ルール3:凝った装飾はしない。ただただ、貼り付ける
「ファイル帖」がスクラップブッキングと違うのは、装飾やコメント書きなどもせず、ただただ貼り付ければOKという点。
例えば、引き出しにしまってあったお⼿紙は、読み返すだけで⼼を温めてくれるものだったはず。
⼀つ⼀つ、それ⾃体が⼼に元気をくれるアイテムだからこそ、そして、誰かに⾒せるためのものでもないからこそ、見映えをよくしたり、エピソードを記載したりする必要はありません。
ルール4:“見やすさ”は、大切にする
「ただシンプルに貼り付けるだけ」とご説明しましたが、“見やすさ”は意識しましょう。
例えば、封筒に入っていたお手紙は、封筒から便箋を取り出して便箋自体を直接ファイル帖にペタリ。大きな紙の端っこに書かれているお絵描きが大切なら、その部分だけをカットしてもOK。
ページをパッと開くだけで、大切なものが目に入ることが、大切なポイントです。
何気なく眺めたつもりでも、偶然目に入ったページたちが、忘れていた愛情や記憶を呼び戻してくれることでしょう。
終わりに:あなただけの「ファイル帖」が、心の支えになる。
不要なものを極限までそぎ落としてシンプルに暮らす「ミニマムな暮らし」が人気を集めていますが、「心に元気をくれるもの」は、どんなに多くても、決してあなたの暮らしと人生にとって、無駄なものではありません。
この機会に、ファイルという形にまとめてあげることで、堂々と手元においてみてはいかがでしょう。
「ファイル帖」は、過去に執着するものではありません。時として自分が忘れかけていた愛情や記憶に触れて、心を満たしエネルギーをもらうためのもの。
ぜひ、あなたならではの一冊を手元にそっと置いてみてくださいね。
どうしても処分するのがためらわれるものと⾔えば、思い出の品々。
特に、⼤切な⾔葉の詰まったお⼿紙や思い出の写真は、贈ってくれた相⼿のぬくもりや、忘れたくない瞬間が詰まっているものですよね。