考え方次第で今いる世界の色は変わっていく
私たち人間は、毎日たくさんのことを考えながら生きています。だからこそ、物事をどう考えるか、どう捉えるかは、自分の生きている世界に大きな影響を及ぼす大切なことなのです。幸せな毎日は、考え方次第で自らつくっていけるんですよ。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
もったいない!幸せを感じにくい人の特徴
周りにいつも悲しげな人や怒っている人、不機嫌そうな人っていませんか?実は、そういった方々にはいくつかの共通した特徴があるんです。
自分と誰かを比べてしまう
【どんなに結果を出し、良いことがあったとしても、いつも他の誰かと比べて、自分のほうが”劣っている”と考えてしまう】
こうなると、いつまで経っても現状や自分に満足できず、幸せからどんどん遠のいてしまいます。
言い訳・粗探しが多い
【自分に非があることを認められず言い訳したり、つねに相手の粗を探そうとする】
明らかに自分が悪いのに、反省したり素直に謝ることができません。また、物事を一方的に否定することは相手とぶつかったり、傷つけてしまうことにつながるでしょう。
自分に自信がない
【「私なんて... 」といつも自分を卑下したり否定しがち】
自分に自信がなく、褒められたり良いことがあっても素直に受け取れられない人は、目の前にある幸せに目を向けることができず、いつも悲観的に考えてしまう傾向があります。
幸せな毎日を作るための「5つの習慣」
幸せを感じにくい特徴にもし当てはまっていた方、どうか落ち込まないでくださいね。いつもの習慣を変えていけば、考え方も自然とポジティブな方向に向かっていきます。これからお話する「5つの習慣」を身につけ、今いる自分の世界を笑顔があふれるものに変化させていきましょう。
1. 人と比べない
まずは、幸せを感じにくい人の特徴でもある【人と比べること】をやめることからスタートしましょう。
世の中にはさまざまな人がいますよね?優れている人、裕福な人、器用な人、センスが良い人など、数え上げたらきりがありません。でも、そのような人たちと自分を比べても何の意味もありません。嫉妬心が生まれたり、自分の心を傷つけるだけです。
貴方は貴方です。何かを達成したり成長できたときは「よくやった」と自分の頑張りを褒めてあげるように、また良いことがあったら素直に喜んでみてくださいね。人と比べることをやめると、心が締め付けられるように苦しくなることも減っていきますよ。
2. 等身大の自分でいる
強がって自分を大きく見せたり、逆に卑下することで自分自身を苦しめてしまうことってありますよね。でもいつだって、等身大の自分でいましょう。そうすれば不思議と背伸びするために嘘をついたり、言い訳することも減っていきます。そして「今の私ってこうなんだ」と自然と自己肯定できるようになり、必要以上に自分の心を傷つけることがなくなってきますよ。
3. つらい過去や失敗は未来の糧にする
つらい過去や失敗に執着することは、心に”重り”を付けて生きていくようなもの。やり直すことができない過去や失敗は”重り”としてではなく、より素敵な自分やより良い未来をつくるための糧にしましょう。つらい経験は、人の痛みを理解するキッカケになるし、失敗は成功の素だと考えましょう。このように物事を前向きに捉えられるようになると、自分自身の内面がどんどん成長していく喜びを感じることができますよ。
4. 夢や目標を持つ
些細なことでもいいので、夢や目標を持つようにしましょう。考え方を切り替えようとしても、どうしてもできないときや、嫌なことから逃げたくなったり、何かに深く幻滅してしまうことって、きっとあると思います。でもそういった時に、”夢”は目標に意識を向けさせ、つらい現実を乗り越える力を授けてくれることがあります。より具体的に目指したい目標や夢をかかげると、毎日により生きがいを感じることができるでしょう。
5. すべてのことに感謝する
どんな小さなことでも「感謝する気持ち」を抱くように心がけてみてください。口に出して「ありがとう」と伝えられないときは、心の中で言いましょう。”自分の身の周りにはあたたかな幸せや思いやりが溢れている”、ということに気付けるようになりますよ。
習慣づけるために覚えておきたい”2つ”のポイント
「新しい習慣を身につける」ということは、そう簡単なことではありません。でも、2つのポイントをおさえておくことで無理なく続けられるようになります。
できない自分を責めないこと
1つ目は、「できない自分を責めないこと」です。
先ほどもお話したように、今までの習慣を変え、新しい習慣を身につけることはそう簡単ではありません。
『習慣』化にはある程度の時間が必要だということを理解しましょう。毎日少しずつの歩みでも、続けることの方が大切ですよ。
ストイックになり過ぎないこと
あまり自分に厳しくなりすぎると、習慣付けるどころか、うんざりしてしまい逆効果になります。『習慣』は、絶対に守らなくてはいけないルールではありません。
日々の生活の中で意識する程度で丁度いいでしょう。「絶対に!」と強制するのではなく、肩の力を抜いて行うことがポイントです。
幸せな毎日はあなた自身で作っていくもの
「今すぐ幸せになりたい!」、私もずっとそう思っていました。でも、考え方次第でいつでも幸せな気持ちになれるし、幸せに満たされた世界の住人に自分もなれるとわかってからは、以前より笑顔の多い日々を送っています。
皆さん、「幸せ」は自分でいくらでもつくっていくことができます。今回ご紹介した「5つの習慣」をぜひ試してみてください。多くの人にあなたの笑顔が伝染し、より幸せに溢れた毎日を過ごせますように。
「私っていつもどうしてこうなんだろう」、「こんなはずじゃなかったのに...」そんな風に自分を責めたり、ついてないなって思うことは誰しもあると思います。でもこれが毎回だと、どんな些細なことでも落ち込んでしまったり、生きることが辛くなってしまうことも。