苦手なことをしなくてはいけない、そんな時は気が重いものです。つい後回しにしたり誰かに頼むこともあるでしょう。もしかしたら、逃げたくなるかもしれませんよね。
逃げたいけれど…
ですが、苦手なことや嫌だと思うことは一つではありません。その全てから逃げることは難しいでしょう。
そして、一度逃げてしまうと何かにぶつかるたびに逃げようとする癖がついてしまいます。これでは周りからの評価を落とすうえ、自分に自信をなくしてしまいますよね。
逃げ出したくなったら自分に問いかけるべき8つのこと
いろんな状況の中で、「逃げだしたい。」そんな気持ちになることは確かにあります。でも、自分の力で乗り越えることができたら、大きな力になる事は間違いありません。
「逃げだしたい。」そんな気持ちでいっぱいになった時、本当に逃げてしまうその前に以下について自分に問いかけてみてください。
1.行動してみたか
頭でばかり考えてマイナスイメージが膨らんでしまったのかもしれません。少しでも行動してみると想像と違った、なんていうこともあるでしょう。まずは少しでも動いてみましょう。
2.逃げたあとのことを想像したか
逃げてしまうといっときは良くても、結局は自分の首を締めることになりかねません。また、自分が逃げたことによって誰かにしわ寄せがいくこともあるでしょう。
自分が逃げることによって周囲に与える影響や、そのあと自分が陥るであろう状況に思いを巡らせることが必要です。
3.頑張ることに期限を設けたか
嫌なことや苦手なことをずっと続けていく事は誰しも苦しいものです。ですが期限が決まっているのなら気持ちがラクですよね。今日だけ、今回だけなど、自分で期限を設定しましょう。
4."頑張ったあと"の逃げ道を用意したか
頑張るとはいっても、全く逃げ道がないのも苦しいですよね。やってみてどうしてもダメなら、という次の手を用意しておくと、かえって腰を据えて取り組めるのかもしれません。
5.ポジティブであろうとしたか
嫌だと思うとその感情に支配されポジティブに考えることが難しくなりますね。ですが、自分をコントロールしてポジティブであろうとする努力は、どんな場合も必要です。
また、ポジティブであると気持ちの切り替えもうまくいきます。
何か問題があった時、「だから嫌なんだよ」と思うより「早く分かってよかった。こっちの方法もある」と前向きに対策を取ることができるでしょう。
6.達成したあとのご褒美を用意したか
嫌なことを頑張ったらその先に良いことがある、そんな風に考えられたら気持ちが軽くなりますよね。ささやかでも自分が喜ぶものをご褒美として用意しておくと、嫌なことにも向かいやすくなるでしょう。
7.誰かに相談したか
心に引っかかりがある時というのは視野が狭くなるものです。自分でなんとか頑張るよりも、誰かに相談することで新しい道が拓けることもあるでしょう。
8.100%の力を出し切ったか
嫌なことや苦手なことから逃げない、とは言えものごとには限度があります。どんなに頑張ってもどうしても相容れないときや、それが原因で体調に異変をきたす場合などは、逃げることも必要でしょう。
そんな時には100%の力を出したかどうか、自分に問いかけましょう。逃げたことを後から後悔しないように、自分で納得して逃げることができるように、確認しておきたいことです。
おわりに
自分の嫌なことや苦手なことを乗り越えようと努力することは、自分を成長させる上で必要なことです。けれど、どう頑張っても無理な時には潔く逃げるというのも、認められるべきことですよね。
それでも、後から後悔するような逃げ方はしたくありません。最後には逃げるという手もあることを頭の片隅に、それまでは懸命に努力する姿勢は忘れずにいたいですね。
この仕事は苦手とか、この人とはなんとなく合わないなど、私たちが重ねる毎日の中には少なからず嫌だと思うことや苦手なことがあるのではないでしょうか。