あなたの心に余裕、ありますか?
もしも、自分に誰かがぶつかってそのまま何も言わずに立ち去られたら、なんて感じが悪いの!と思ってしまう人の方が多いかもしれません。
どうして、心に余裕がないの?
ちょっと待って!モヤモヤした時に、まずやることは・・・
気持ちが態度に出そうになった時は、ひと呼吸して5秒数えてみてください。5、4、3、2、1秒。すると、モヤモヤした気持ちがスーッと引いてきませんか?呼吸が深くなると共に、平常心の自分にゆっくりと戻っていくはずです。
もちろん、心にゆとりや余裕を持たせる方法はこれだけではありません。今回は、そんな心の余裕をつくるために日常で心がけたい、ちょっとしたコツをご紹介していきます。
日常で心の余裕を作る10のコツ
その1. 我慢して○○しない!自分を大事にしよう。
絶えず人に振り回されてしまっては、自分を振り返る余裕も時間もなくしてしまいます。人は、自分を大事にしている人に魅力を感じます。相手をいくら大事にしても、自分を嫌いでは魅力的な人にはなれません。
常日頃から自分の意思をしっかり持つことを意識しましょう。自分は自分、他人は他人です。無理をしてまで付き合わなければいけないことは、そんなに多くないはずです。
その2. 土台は心と身体!健やかな身体を作ろう。
前途の通り心の余裕を作るためには、土台である自分という心身をしっかり整えることが必要です。心も身体も健康なその土台に気持ちや思いが宿ります。
健康な心身は基本的な生活をきちんと繰り返すことから始まります。7~8時間以上の睡眠、必要な栄養素がとれたバランスの良い食生活、運動。どれも基本的で大事であることはわかっているけれど、これを毎日繰り返すことはなかなか難しいこと…。
それでは1つだけルールを作りましょう。どんなに食べるのが遅くなっても夜12時までには就寝を、ダイエットしたいけど30品目の栄養素を摂る食事をするなど、必ず守るルールを決めて毎日繰り返します。一ヶ月後、心身の変化をきっと感じるでしょう。
その3. 早起きして、時間を有効に使おう
時間が無い=余裕が無い、と考える人もいますね。ですが、時間は誰にもみんなに分け隔てなく与えられています。一日は24時間。これはどんな人にも平等です。余裕が無い、余裕があると感じる人の違いはこの時間の使い方です。
スケジュールが毎日いっぱいで時間が無いと感じるならば、自分が稼働し始める時間を早くするのです。つまり早起きすること。30分でも早く起きると、朝食をとれたり、今日の予定を確かめたりする時間もできるはず。朝起きる時間を少し早めてみましょう。
睡眠時間を削るという意味ではありません。朝起きるために夜は遅くとも12時までには寝るように心がけましょう。難しい人は朝起きる時間だけを決めて実行してみてください。そうすると夜は自然と早い時間に眠くなるはずですよ。
その4:自分だけのオリジナル休憩時間を作ろう
仕事中でもずっと同じ作業を続けていると、単調になり窮屈に感じます。そんな時は休憩をして一息つきましょう。決まったお昼の休憩時間とは別に単調な仕事に少し間を入れる、自分だけの休憩時間を作りましょう。10分でも良いのです。その間は今やっている作業の手を休めてひと息ついて、気分を切り替える時間です。
切り替えのスイッチを入れることで、その後の作業がはかどります。余裕をもって楽しく仕事を進めるためにも、休憩はとても大切な時間なのです。
その5:毎日が楽しくなる、未来日記をつけてみよう
自分はいったい何歳まで生きて何をするのか?自分の目線を今より高くして広い視野で、今後の自分の人生をみてみます。自分の人生スパンを決めてその中でいつ何をするかをおおよそ決めてしまうのです。
例えば○○歳のこの年に家を買う、△年後までにこの資格をとるなど、いつと決めて具体的に実現したい目標を書き出します。そうすると、今この時間がその目標に続いているとわかります。そのために今やること、今やる必要がないことがわかって余裕がでてきます。
もっと直近の目標を実現したいなら、未来日記がおすすめです。バーチカル手帳に翌月の目標、その週の目標を書きます。ポイントは叶ったつもりで、完了形で書くこと。イラストを添えたり写真を貼ったりするのもOKです。日常を楽しくさせる、未来日記を始めてみましょう。
その6:時には情報を遮断して、自分の直観を信じよう
生きていくということは選択の連続です。これまでの選択の延長に現在の自分がいます。選択に悩んで決断ができない時は、自分の直観を信じてみましょう。
何となくこちらの方が良い気がする、それで選択して良いのです。ぐるぐると悩んで心に余裕が無くなるよりは、自分の勘を頼りにしてみるのです。
私たちは情報を得るための手段として、インターネットを利用することが多いと思います。ですが、そういった手段のなかった昔々、人は自分の直観に頼りながら生きていました。いったん自分に入る情報を遮断して、自分の直観だけで決めてみる。それを少しずつ繰り返すと自分の選択に間違いが無いという自信に、きっとつながるはずです。
その7:運動を毎日のルーティンに組み込もう
余裕はできるものではなく、自ら作り出すもの。心の余裕は待っていてもなかなか得られません。
モヤモヤしたり何か心に詰まったりした時は、吐き出してすっきりさせましょう。それには運動が効果的です。
手軽で毎日できるものがおすすめです。通勤時に、ひと駅前で降りて30分歩く、家で30分エクササイズやヨガをするなど。毎日ルーティンでできる運動をしましょう。自分の身体にきちんと向き合うことで、気持ちや気分もすっきり。心が安らかになるでしょう。
その8:観たい映画、読みたい本リストを作ろう
観たい映画や読みたい本を手にとっていますか?
この映画を観たいと思っているけど、あきらめてしまった。読みたい本があったけど結局読めないまま、何を読みたかったのかも忘れている・・・などなど。○○したいという意欲や知的好奇心は、生きていく上で大きな活力になります。これを逃すのはもったいない話。おすすめはあなたが今、観たい読みたい映画や本をリスト化すること。本や映画を楽しむ時間を積極的に作りたくなりますよ。
その9:今週も自分にお疲れ様!のプチご褒美をしよう
頑張っている自分にご褒美をあげていますか?そんな贅沢をしてはお金が無くなるなんて心配がないように、自分だけが楽しめる小さなご褒美を自分にプレゼントしましょう。
例えば、この一週間を乗り越えた自分に、週末は大好きなショートケーキをご褒美、この一ヶ月を無事乗り切った自分に、お給料日は足つぼマッサージをプレゼント…といった具合に小さなご褒美を用意しましょう。
スケジュール帳にそのご褒美を書き込んでおけば、気持ちに張りが出て、忙しい毎日を頑張ることができますよ♪
その10:その不安はどこから?モヤモヤを掃除しよう
心にゆとりや余裕が無いことの理由の一つが、その人の抱える不安というのもあります。あなたは何に不安ですか?漠然としていますか?それならば今自分が抱えている不安を紙やメモに書き出してみましょう。
不安に思うものを書き出したら、見直してみます。するとその不安は必要のないもの、今考えることではないことが見えてくるはずです。
得たいの知れない不安に自分の心を支配されるとしたら、時間もあなた自身も勿体ないです!必要のない不安を一掃しましょう。
終わりに。
いかがでしたでしょうか?意外と簡単そう?全部こなすのはきついかも・・・と感じたら、直観でピンときたものをまず試してみてください。
周りを気にせず自分のペースでしっかり歩む。シンプルで当たり前を大切に。そんな日常が心の余裕を作るのではないでしょうか。
「あなたは自分を好きですか?」これに自分が好きと答えられない人は自己肯定感の低い人。つまり、自分を大事にしていないことに繋がります。例えば、あまり気乗りのしない誘いに、あなたは我慢して乗りますか?自分は会いたくないのに、誘われて苦手な友達に会ってしまう人は、自分の気持ちよりその人を大事にしてしまっているのです。つまり、周囲に振り回されてしまっている、ということになりますね。