なんとなく不調だなと感じたら
まずは不調の原因を考えてみる
頭が痛い、体が重い、だるいといった不調は、誰にでもおとずれるよくあることです。仕事が忙しかったり、睡眠時間が十分に確保できていなかったり、不安定な気候のせいだったり。不調になる原因はいろいろな要素が重なっていることもあります。
病気にかかっているかも?
まず、しっかりと識別しなければならないのは、病気にかかっているのか、そうではないのかということです。発熱していたり、我慢できないほどの痛みがあるときは、病気になっているのかもしれません。しばらく様子を見ても、回復の兆しがないときは病院に行ってみるようにしましょう。
体力を消耗しているのかも?
睡眠時間が足りない、いつもよりも活動量が多いということが重なると、体力を消耗してしまうことがあります。そうすると、頭が痛い、体が重いといった身体的な不調があらわれやすくなります。
精神的に疲れているのかも?
普段は気にならない人間関係の些細な行き違いも度重なると、苦しくなってしまいますよね。また、仕事が忙しくて頭の中を整理できない状態が続くと、精神的に疲れてしまうということもよくあることです。心のダメージが大きいと、しっかり寝ても疲れが取れないという状況に陥ってしまうことがあります。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
まずは自分でできることをやってみよう
いつもよりすこし早めにお布団に入る
なかなか眠ることができなくても、お部屋を暗くして体を横にするだけで、体と心は自然と休まります。スマホなどは見ないようにして目を瞑っていましょう。眠れないと焦れば焦るほど、眠れなくなってしまいますから、横になるだけでもいいと考えれば楽になります。
軽いストレッチで体を動かす
血の巡りが悪くなっているときも体の不調を感じやすくなるので、軽くストレッチしてみるのも効果的です。いつもは動かさないところを動かすと、気持ちがいいものですよ。
自然の光や風を感じながら、体を大きく伸ばしてみるだけでも大丈夫。急に激しい運動をすると、かえって具合が悪くなってしまうことがあるので気を付けましょう。
シーリングライトを消して間接照明にする
リラックスできる音楽をかける
最近、あまり聞いていなかったCDやレコードを久しぶりにかけてみるのもおすすめです。昔、馴染んだ音楽というのは、時が進んでもわたしたちを元気づけてくれます。
お風呂の時間を大切にする
バラ風呂も特別感があっておすすめですが、お花屋さんのバラは観賞用なので農薬がついていることもあるので、ご注意を。バラ風呂専用のバラはネットなどで購入することができます。
美味しいものをすこしだけ食べる
ひとりで映画や美術館に出かけてみる
花を買いに行く
生命力に満ち溢れたお花はわたしたちを元気にしてくれるもの。でも、疲れているときは、お花屋さんの活気にかえって心が引けてしまうこともありますよね。そんなときは、自分ではお花を選ばず、お店の人におまかせでオーダーしてみましょう。いつもと違う雰囲気のお花に癒されるかもしれません。
ささっとお花を活けられるように、お花を買う量もすくなめにしておきましょう。一輪のお花でも、心の中を明るくするのには十分です。
広い公園をお散歩する
素敵なカフェでゆったり過ごす
ちいさなギフト探しのショッピングに出かける
自分のためのちいさなギフトを探すショッピングに出かけてみると、気分がふっと切り替わることがあります。高価なものを買う必要はありません。なにか、ほんのちいさなものでも、お気に入りのものを見つけるという過程を楽しむことが重要なのです。
気に入ったものをおうちに連れて帰ってきたら、すぐに包みを解いて、使ってあげましょう。満足感がよりアップしますよ。
誰かを頼ってみるのも◎
仲良しのお友達に電話してみる
自分ひとりでは不調が改善できないとき、仲良しのお友達の声を聞くと心がほっと落ち着くことがあります。会いに行くのは大変でも、電話なら簡単。5分でもいいので、電話でお話してみましょう。ちょっとした愚痴を聞いてもらうだけでも、心が晴れるかもしれません。
手書きのお手紙を出してみる
普段、メールやLINEばかり使っている人もたまには手書きで手紙を書いてみると、頭の中が整理できてすっきりします。とくにからだの不調を感じるときは、頭も心も乱れていることが多いもの。文字を書くことに集中すると、不思議と心が整っていくのを感じます。
自分の不調に向き合って、コントロールするために
からだのちょっとした不調に自分で対応していくことができるようになると、大きな不調になる前に手を打つことができるようになります。自分の不調に向き合って、前向きに自分自身をコントロールしていく術を身につけられるよう、努力していきたいですね。
季節の変わり目には、ちょっとしたことでからだの不調を感じやすくなるもの。病気というほどではないけれど、あまり体調がよくないと感じるときに試してみたい、ちいさなメソッドを見ていきましょう。