わたしの部屋をあたたかい雰囲気にしてくれる「花」
愛らしい存在感の「チューリップ」をたっぷり飾りましょう
ピッチャーに入れてイメージ一新!
いつもホットミルクや、お手製のジュースを入れているピッチャーをチューリップの特等席に―。葉っぱも含め、他のお花よりも長さのあるチューリップにはちょうどよく、とてもしっくりきますね!シンプルで洗練された白いピッチャーは、あたたかさ溢れる木目のダイニングテーブルにもぴったりです。
レトロなピッチャーには少しくすみ感のある色のチューリップを。あえて葉もたくさん残し、緑のボリューム感を楽しみましょう。春の芽吹きも同時に感じられる、オシャレコーディネートです。
ぎゅっと詰め合わせた飾り方。葉はできるだけ落として、花を目立たせて飾ることで、鮮やかな色をより引き立たせることができます。暖色だと一瞬でテーブル周りがあたかかい雰囲気に!花瓶に飾るとシンプルで王道な印象になりますが、どこかアットホーム感やあたたかさが漂うのはピッチャーのおかげ。
チューリップだけでなく、春のお花を一緒に盛り込んで。その際、「球根」という同じ境遇のお花で揃えると自然と統一感が生まれます。柄物のピッチャーでも、同系色のお花で揃えればとってもスタイリッシュな仕上がりに。
定番の赤いチューリップもピッチャーに入れると、肩の力が抜けて気分一新。そこに相性のいい色味である紫のお花を加えることで、よりぽかぽかカラー「赤」の魅力を引き出すことができます。
~インテリアの邪魔をしない花器とは?~
寝室のインテリアの雰囲気を壊さぬよう、ピュアでシックな白いチューリップをセレクト。さらに、朝目覚める時より心地がいいよう、白い花器を選びました。白×白のシンプルなカラー使いは、リラックスするための空間にぴったりです。
~今あるアイテムで素敵に飾るコツとは?~
いつもの花器にたくさんのチューリップを。いつものスタイルでも、葉のボリューム感を変えるだけで全然違った印象を楽しめるはず。
空き瓶などに入れて、鉢植えのなかに飾ってみるのもアリです。まるで直に植えられているようなルックスがほほえましいですね!
~少ない本数でより華やかに飾るには?~
いつも一輪挿しで使っているボトルに、1本または2本ずつさして並べます。リビングのサイドボードや棚にそっと飾れば、ほら、すっかり心ほんわか。
ある程度短く切りそろえ、いつものグラスを使ってディスプレイ。長さチェンジだけで存在感がぐっとアップしました!コツは交互に重なり合うよう茎を入れること。倒れないようにバランスを調整しましょう。
花瓶に球根のまま入れて目で愉しむ水耕栽培。しっかり根を張って咲いている様子を眺めていると、「自分も頑張ろう!」と元気をもらえそう◎
最も家なじみが良い!?鮮やかな「スイセン」は何に入れても映える
黄色と相性がいい、薄いブルーが綺麗なピッチャー。黄色とブルーとのコントラストで、空間にもあたたかみが増します。スイセンはたっぷり飾りましょう。
円柱の花瓶にたっぷりのスイセンをぎゅっと閉じ込めて。葉は綺麗に落としましょう。中がクリアに見えることで、よりスタイリッシュな雰囲気が醸し出されます。まるで一つのブーケのようですね。
メイソンジャーに少し高さを出して活けます。取っ手のあるものに入れると、食卓やダイニングテーブルにぴったりのコーディネートになります。
春らしい「枝もの」はボリュームよりもバランスが大事
長い枝ものもすっと溶け込む「壺」型花器
細長い花瓶をいくつか並べて…
高さや太さの違うシンプルな円柱の花瓶に、それぞれ違う活け方で桜を活けます。1つにはにゅっと伸びるようにたっぷり長さを出し、2本目には控え目に顔を覗かせ、3本目はあえて花器の中に納めます。ありそうでなかったモダンな飾り方で大変身◎
花器以外のアイテムともこんなにベストマッチ!
粋な飾り方のひとつは、「とっくり」に活けること。あえてバランスを崩してアシンメトリーに。似ているけれど実は違う種類の枝ものを活けてみるとより「粋」な飾り方に。
道端に咲く野の花などで、「さりげなく」春を取り入れるコツ
いかがでしたか?
ぽかぽかの日差しを感じられる日も少しずつ増えてきました。ときどきお天気が不安定な時もありますが、そんな時こそお部屋にお花を飾って、心もお部屋もあたたかく・心地よく整えてみませんか?何でもないいつもと同じ日々でも、お花があるだけで、ちょっと特別で心豊かな時間が過ごせるような気がします。
待ちわびていた美しい季節、春がやってきました。屋外には色とりどりのお花が咲き誇り、外から差し込む光もぐっと明るくなるので、自然と気持ちも明るくなりますよね。そんな自然が与えてくれる心地よさをもっとお部屋の中に取り入れてみませんか?
春の始まりには、花壇のお花はまだ咲いていないものも多いですが、お花屋さんにはいち早く季節のお花が並びますよね。今回は季節のお花をお部屋に飾ることで、気持ちまであたたかく和むような、花と花器とのおしゃれコーディネート術をご紹介します。