仕事や家事に追われつつも、ふだんの暮らしを丁寧にいつくしみたい、なんでもない日常を楽しいものにしたい。そんな方には、夢や目標を叶えるための手帳術よりも、もっとゆるく楽しめる手帳の使い方がおすすめです。「○○するべき」「○○でなければならない」といったことは一切ありません。自由な気持ちで感性のおもむくままに楽しみましょう。

多くの人が実践している手帳術には、毎日をごきげんにすごすためのヒントが隠されています。頭の中のゴチャゴチャを整理したり、ゆったりとしたスケジューリングで身のまわりをスッキリとさせたり。丁寧に暮らしたい方におすすめの、人気の手帳術をご紹介します。

箇条書きと記号を使って、日々のタスクを管理する「バレットジャーナル」。ノートとペンがあればすぐに始められて、日付やページ数を気にすることなく、自分の好きなように書けることで人気です。
TO DOリストをはじめ、毎日の出来事やひらめいたこと、やりたいことや日々できたことなど、どんなテーマでも受け入れてくれる懐の深さが魅力。頭の中にあることを全部書き出すことで、いつもスッキリとした気持ちでいられます。

子どものころ、自由帳に好きな絵を描いたり、シールを貼ったりして夢中になった思い出ってありませんか？
「マイノート」は言わば大人のための自由帳です。好きなもの、楽しいこと、やってみたいこと、ワクワクするものなど、自分が気になることを集めます。雑誌の切り抜きや、ネットで気になった情報など、なんでもOK。日付と自分の気持ちを添えて書いておくと、見返したときに充実感や満足感が得られます。

手帳をもっと活用したいけれど、書くことが思いつかないことってありますよね。そんなときの「お助けリスト」をご用意しました。テーマが決まっていれば、案外次々と書くことが浮かんでくるものです。手帳の空いたスペースやフリーページを使って、日々の暮らしがもっと素敵なものになるリストで「わたしの手帳」を満たしてくださいね。

仕事で落ち込んだり、人間関係で気持ちがざわざわと波立ったり、生きているといろいろなことがあります。そんなとき、どれだけスムーズに立ち直れるか、ストレスから回復できるかが、自分らしく生きていくうえで大切なポイントになります。それを手助けしてくれるのが、気持ちを整えるリストです。

・ごきげんリスト
・しないことリスト
・ご褒美リスト
・アファメーションリスト
・コーピングリスト

手帳は「書く」だけでなく、「切って貼る」「描く」「デコレーションする」など、幅広い楽しみ方があります。手帳の空白が気になるとき、フォーマットを気にせず自由に使いたいとき。手帳を開く時間が待ち遠しくなるような、ページをいろどるアイテムをご紹介します。

ふだんの暮らしがもっと充実する、「わたしの手帳」の使い方をご紹介しました。なんでもない日常も、取るに足らない出来事も、手帳に落とし込むことで、大切な思い出に変わります。毎日ごきげんでいられるよう、「わたしの手帳」をそばに置いてみてくださいね。