どうせなら目にも美味しくね。日常の食事がもっと楽しくなる15のヒント

どうせなら目にも美味しくね。日常の食事がもっと楽しくなる15のヒント

「おいしい?」と聞くと「うん、ふつうに美味しいよ。」なんて返事が返ってきて、ちょっとがっかりすることはありませんか?毎日高い食材は買えないし、料理の腕を上げるのも時間がかかる…。 でも食事は目でも心でも味わうもの。ありきたりな普段の食卓にちょっとした工夫をするだけでOK。手持ちのグッズや簡単な心づかいだけで取り組めます。 今日は何気ないいつもの食事が「目にも美味い食卓」に変身するための15のヒントをご紹介します。 2018年11月02日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード
暮らし食事リフレッシュ・気分転換食べる・飲むテーブルコーディネート
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どうせなら目にも美味しくね。日常の食事がもっと楽しくなる15のヒント
出典:stocksnap.io

小さなテーブルコーディネート

ヒント1:席にネームカード

「ごはんだよー!」と声をかけ、一緒に食事をする人の席にネームカードを置いてみてください。
いつもの食卓がまるでゲストを迎えるかのような演出…そしてカードの裏にはメッセージが。
「いつもありがとう。料理の腕には自信はないけれど、いつもお世話になっている感謝を伝えたい思いはいっぱいです!」そんな素直な思いが伝われば、笑顔がほころんで食事のすてきな調味料になりますよ。

ヒント2:リネンにきっちりとアイロンをかける

いつも使っているダイニングテーブルを劇的にドレスアップしてくれるのがテーブルクロス。
きれいな色柄のクロスを敷けば、それだけで目にも美味しい食卓になります。
でもここはもう一仕事。しわがひとつも見当たらないくらい、ピシッとアイロンをかけてみましょう。
本格的なテーブルコーディネートをしなくても、キリリと引き締まった雰囲気の食卓が出来上がります。

ヒント3:旅行に行った時のテーブルを再現してみる

“旅で出会った味”を思い出すことってありますよね。
「ハワイで食べたパンケーキって、日本のものとは何かが違うのよね…。」
「韓国で食べた焼き肉って、日本じゃ食べられない奥深さがあるの!」
「普通のバゲットなのに、パリで食べるとフツウじゃないの♪」
熱く語りたくなるけれど、友達や家族にはどうも上手く伝えきれないもどかしさもあります。
そんな時はテーブルコーディネートに工夫を。写真を頼りに、旅先のテーブルを再現してみましょう。
その土地独特の食器やカトラリーも、食卓を華やかにしてくれますよ。

花あしらいに工夫を

ヒント4:食用花を飲み物に浮かべる

「食用花」を知っていますか?デパ地下や大手のスーパーならば、エディブルフラワーという名称でも売られています。種類も色もさまざまあるので、好みや目的に合わせて選べます。
スミレのような花弁のものなら、氷をつくる時に製氷機に沈めておけば、コロコロと花の踊る氷になります。花そのものをワインやシャンパンなどに添えれば、愛らしい大人の飲み物に格上げされます。
キクやサクラなどを除いて、ほとんどのエディブルフラワーは味や香りは弱いので、飲み物のジャマになる心配は無用です。

ヒント5:季節の花を箸置きにする

ガラス工芸作家 平岩愛子さん作。
一輪挿しの機能を持つ箸置きに季節の野の花をいければ、儚げ(はかなげ)ながらも精一杯生きようとする姿に心動かされる。
出典:www.azukina.net

ガラス工芸作家 平岩愛子さん作。
一輪挿しの機能を持つ箸置きに季節の野の花をいければ、儚げ(はかなげ)ながらも精一杯生きようとする姿に心動かされる。

小さなテーブルならば、一輪の花を箸置きにいけるアイディアはいかがですか?
花器の機能のある箸置きに季節の花をいければ、心和むテーブルを演出できます。お正月なら南天、春は桜や菜の花、夏は麦の穂…。
目に美味しく、心も豊かになる、小さくても効果的な工夫です。

食器へのまなざしをかえてみる

ヒント6:大皿で大胆に

断捨離のターゲットになりやすい大皿…。
大胆な絵柄や独特の存在感に心惹かれて購入したものの、「サヨナラリスト」に入ってしまいがちですよね。
でも、もう一度その魅力を存分に味わいましょう。
「盛り付けただけなのに、なんだかおいしそうに見えてしまう」という大皿特有の力は捨てがたいものだと再発見できるはずです。小鉢に料理をとりわけながらゆっくりと会話を楽しむことは、大人だからこそ楽しめる贅沢な時間の過ごし方です。

ヒント7:あえてお重に詰めてみる

特別な日に使う器の代表、「お重」。お正月やお祝い以外ではあまりお目見えしない器です。
でも発想を変えて、「スクエア型の深鉢」だと思ってみてはいかがですか?
赤や黒の漆の色は、北欧系のスクエアな器と一緒に使えば、食卓がモザイクタイルのようで楽しげな雰囲気になります。マドレーヌなど焼き菓子を手作りしたら、お重に入れてテーブルに出すのも素敵です。

ヒント8:お皿を重ねてみる

どうせなら目にも美味しくね。日常の食事がもっと楽しくなる15のヒント
出典:stocksnap.io
ハンバーグ!スパゲッティ!カレーライス!
子どもも大人もみんな大好きなメニューですよね。手作りも美味しいけれど、最近はレトルトやお惣菜もかなりクオリティが高くてお世話になることもしばしばです。
そんなできあいのお惣菜でも、食器使いで手抜き感ゼロになるのが「お皿を2枚重ねて使う」技です。フレンチのテーブルコーディネートの方法ですが、もてなしの心を表現する方法でもあります。調理の時間は短くしても、おいしくいただく心は残しておきたいですよね。

挑戦したことのない味を求めて

ヒント9:崩したり・包んだり・巻いたり…

「こんがりと焼けたパイ生地をスプーンで崩しながらいただくシチュー」、食べる前からワクワクしませんか?「エビと野菜の姿がライスペーパーから少しだけ透けて見える生春巻き」も、「細く切ったネタをいくつも並べて楽しむ手巻き寿司」も、食べる前からワクワクするメニューには、ちょっとした仕掛けが潜んでいます。そんな「目にもアピールするレシピ」という視点から、新しい料理に挑戦するのも楽しいですね。

ヒント10:飲み物を軸にメニューを考えてみる

「今日はひき肉があるから…」「玉ねぎが安売りだったから…」料理を作るときやレシピを検索する時、使う食材を思い浮かべますよね。
でも今日は“飲み物に合うレシピ”を考えてみませんか?
「美味しい国産ワインに合う料理を考えてみよう!」
「お月見しつつ日本酒をいただくのなら、どんな料理がいいかな?」
視点を変えて食卓を眺めることで、いつもと違う「あ、美味しい!!」を発見できれば大成功です。

ヒント11:同じメニューで持ち寄りパーティ

他の人が作った定番の料理に驚くことがあります。例えばから揚げ、ポテサラ、お味噌汁…。
具材だけでなく、味付けの濃淡や、口に入れた時の印象なども違い、「これが普通」と思っていた自分の味に衝撃を与えてくれます。
そんな「定番限定もちよりパーティ」を開催すると、テーブルはとても個性豊かに彩られます。「普通なのに普通じゃない」にあふれたレシピに会話も弾みます。 

サービングにこだわってみる

ヒント12:食卓の上でサービング

ロウリーズ・ザ・プライムリブ(Lawry‘s The Prime Rib)というお店があります。アメリカンスタイルのローストビーフのお店で、お肉はもちろん美味。でももう一つ有名なのが「スピニング・サラダ」と呼ばれる料理。大きなボールの中に、ゲスト全員分のサラダが入っています。そこにドレッシングを頭上はるか上まで持ち上げて垂らしながら、反対の手でボールを素早く回しつつサラダを和えるのです。
こんなすごい技はムリでも、あえて食卓の上でサラダを和えるとか、大きなかたまりから切り分けるといった演出はできそう。遊び心のある演出は、目にも美味しい心づかいでもあります。

ヒント13:アツアツやヒエヒエを演出する

すきやきや鍋の時、脂がジュワッと鍋の中で溶けたり、グツグツと煮えて湯気が上がったりする様子を見ると食欲がわいてきます。
これは家でも簡単にまねのできるワザ。
例えば、小さなスキレットでソーセージを焼いて、食卓に運んでからケチャップをジュワァ~!
ココットでコーンポタージュを温めて、食べる直前にふたを開ければ、トウモロコシの甘い香りが湯気とともにフワァ~!
冷たいものでもOK。氷を敷き詰めたお皿の上に刺身とツマで本格的な料理店のおもむき!
見た目だけではなく、アツアツやヒエヒエのおかげで味も格段にアップします。

ヒント14:おしゃれなパッケージを生かして並べる

輸入食材を多く取り扱うスーパーに行くと、パッケージがおしゃれで印象的なものが多く並んでいます。
特に缶、ビン、ペットボトルなどの飲み物は、同じ大きさでありながらどれも違う個性があり、選ぶときに迷ってしまうほどです。
そのワクワクを自宅に持ち帰ってみませんか?気になった飲み物をたくさん並べ、「今日はどれにしようかな?」と選ぶ楽しさを味わうのです。ゲストが多い時には選ぶ楽しさがさらに増しますね。

ヒント15:ケーキスタンドやワゴン(サービングカート)を使う

特にアフタヌーンティで使うケーキスタンドは3段になっていて、大きめの皿1枚分のスペースで様々な味のお菓子や料理をのせられる利点があります。ワゴンは狭いテーブルを補うだけでなく、あらかじめデザートをセッティングしておけるので配膳を合理的にしてくれます。
なんてバックヤードな発想の魅力より、どちらも“非日常感”を演出してくれるアイテムなことが最大の魅力!キッチンの片隅に眠っているならば、さっそく活躍の場を作ってあげましょう。

食卓に小さな工夫を取り入れて、目にも心にも栄養を

毎日SNSで「いいね!」がもらえる食卓づくりは、なかなかできるものではありません。でも自分の心の中で「お、今日もいいね!」と言いながら食事ができれば、人生はもっと豊かになりそう。そのためには味の追求だけでなく、「ふつうだね」と言ってしまいがちな目や心が「美味しいね!」と喜ぶ工夫が大切なのかもしれません。毎日続く食事だからこそ、小さな工夫の積み重ねで、無理なく自然体で楽しみたいですね。

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