でも、「自分を成長させる」とか、「成長し合える関係」のように、大人になると使い方が変わりますよね。そして、よく使う割に具体的にどういうことが成長かというと…曖昧だと思いませんか?
大人の成長って何だろう
自分の中で「もっと成長したい」という時、どんな姿を想像しますか?バリバリと働いている、語学が堪能である、特技を磨いているなど、人によって思い描く姿は様々ですよね。
大切なのは、どうして成長したいのか
「成長したい」と思うことは前向きで、とても素敵なことですよね。でも、大切なのは「どうして成長したいと思ったか」という点です。
「成長したい」と思う気持ちの裏に、誰かに認められたい、すごいと思われたい、評価されたい、という思いがもし隠れていたら、注意が必要です。
他人からの評価を成長の基準にすると、「成長したね」と言われると嬉しく、「まだまだ」と言われると途端に自信を無くしてしまいますよね。これでは、他人の言葉に一喜一憂して振り回されてしまいます。
大人の「成長」とは、自らを自分の中の基準に照らしてさらにそれを超えていく、ということではないでしょうか。
大人の成長、ポイントは変わること
年齢を重ね、それまで得てきた知識や経験からくる考えはなかなか変えがたいものがあります。頭では「こっちの方が良い」と分かっていても、習慣を捨てられないことも…。
どうしても今までの経験を基にして物事を考えてしまうため、時に頑なになることも。もちろん、その経験はとても貴重で大切にしたいものではあります。でも、それだけでは今の自分を超えることはできませんよね。
新しいものに対する好奇心や興味はなくしたくありません。同じく、新しいことに挑戦する意欲も無くしたくはありませんよね。
大人の成長において大切なのは、新しいものを取り入れる勇気と変化を恐れないこと、と言えそうです。
成長を重ねて自分を大好きになろう
自分では日々成長しているつもりでも、時には本当に成長出来ているか不安になることもあるでしょう。そんな時は、自分のことが好きかどうか、心の中で問いかけてみてください。
好きと答えられたら、自分の思い描く姿を実現できている、ということですよね。もし好きでなければ、気に入らないと思っているところがこれからの成長課題となるでしょう。
成長を阻んでいる原因を見つけ出し、課題を克服するための方法を探しましょう。一つひとつ課題を見つけてそれをクリアしていくことで、もっと自分を好きになれると思いませんか?
おわりに
大人になると多くのことに対してドキドキできなくなってしまいます。それだけ経験値が増えて、想像する力がついているという事でもありますが、なんとなくつまらなく感じませんか?
新しいことを知り、取り入れて、今の自分を変えていこうとする過程は、毎日にハリをもたせてくれるはずです。大人の「成長」いつまでも続けていきたいですね。
子どもの頃の成長というと、背が伸びたとか出来ることが増えたなど、目に見える変化に対して使われることが多いですよね。大人になっても同じ「成長」という言葉は使います。