食は健康のキホン。大切なことが身に付く「食生活アドバイザー®」
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
始めに:自分の為?仕事の為?「食生活アドバイザー®」が人気の訳
「就職に直結する資格だから」というよりは、「いま自分が食に関わる仕事に就いていて、より知識を深めたい」「自分・家族の食生活を見直したい」といった想いで、興味を持つ方が多いようです。
「食の安全」について正しい知識を持つため
食品偽装問題がおきたりと、「食の安全」が叫ばれる昨今、消費者自らが「食」への正しい知識を身につけて、情報を見極める力が求められています。
「食生活アドバイザー®」では食品添加物、アレルギー、遺伝子組み換えのことなどについて学ぶことができます。気になる食品表示についてもおさえているので、スーパーなどでの食材選びで役立ちます。
偏りがちな自分の食生活を整えるため
一人暮らしさんなど、自分で自分の食事を用意している方にも役立ちます。
健康的なレシピを見て作るよりも、自分の頭で、どうしたら健康的な組み合わせになるのか、考えて料理することが大切。そのための知識として、この「食アド」は役立ちます。
「外食ばかりで、肌荒れが気になるようになってきた・・」という悩みの方も、何を食べるべきが分かるようになるはず。
家族の健康を守るために
家族の健康のカギは、お母さんにあるといっても過言ではありません。子どもが健康的に成長するために、必要な知識を得られます。
スポーツ選手の体づくりに必要な食事もわかるので、部活に励むお子さんのために腕をふるってあげたいですね。
季節行事や子どもの食育など、子育てに役立てることも
節分など、季節行事についても詳しくなれるほか、行事食や賀寿、食育など、知ればもっと家族の食事が楽しくなるヒントも得られます。
飲食店やスーパーなど「食」を扱う仕事に就いていて、食の教養を深めたい
「食生活アドバイザー®」の幅広い食の知識は、カフェやパン屋さん、スーパーなど、「食」を扱う仕事についている方にも役立ちます。
接客をする際に、お客さんに「この食材は・・」「どうやって食べたら?」と聞かれたときにも、誤解を招かないちゃんとした言葉で、受け答えできるようになります。
「食生活アドバイザー®」の資格試験を受けるには
3級・2級のどちらか、又は併願受験が可能(1級はありません)
合格率(難易度)は?
<合格の目安>
3級:60点以上/100点満点中
2級:74点以上/123点満点中
合格率は、3級(マークシートのみ)で65%前後、2級(マークシート+記述の筆記問題)で35%前後です。
併願できますが、忙しい方は、3級から受けてみる方が受かりやすいかもしれませんね。
受験科目は?
受験資格や、試験日程・会場、受験料について
おすすめの勉強法は、「公式テキスト」で独学 or「通信講座」で。
「公式テキスト」で独学受験
【ちなみに・・】食アドの「過去問題集」は、本屋にはありません。
「食生活アドバイザー®検定試験」の主催であるFLAネットワーク協会に願書を請求する際、その事務局から送られてくる受験案内と共に、「過去問題集」の申込用紙が同封して送られてきます。
願書を取り寄せても、あくまで申し込みは任意なので、「過去問題集ってどんなものかな?」と、気軽に願書請求をしてみてもよいかもしれません。
「通信講座」を活用しよう(受講期間の目安:4ヶ月)
「短期間でしっかりと勉強したい」「独学ではなかなか勉強が進まないから、添削サービスを活用して、短い期間の目標が欲しい」という人には、通信教育がおすすめ。受講期間の目安は4ヶ月です。合格する目標設定があるので、モチベーションを保ったまま勉強できますよね。
通信教育では、WEBテストで知識チェックをすることができます。自分がどのくらい理解できているのかわかると、苦手な分野や重点的に勉強した方がいいテーマなどがはっきりしてきますよね。
「公式テキストの独学」と「通信講座」を比較。メリット・デメリットは?
通信講座のメリットは、わからないところを質問できたり、4ヶ月という目標の期間や、サポートの期間(たいて1年間)など「終わり」が決まってるので、後回しにできないプレッシャーを自分にかけられることです。
逆にデメリットは、独学よりも費用がかかることと、仕事が忙しくなってもサポートの期間内に勉強を終えないといけない、という点があげられるでしょう。
いかがでしたでしょうか
いかがでしたでしょうか。食生活の本質的な大切さに立ち返ってみると、「普段、勉強する時間がなかなか取れない」と思いがちな方も、資格をとってみたい気持ちがわいてきませんか。
昨今、食にまつわるニュースが絶えませんが、そのニュースを欠かさずに見ることだけでも、実は「食生活アドバイザー」の勉強にに繋がっています。ぜひ、自分自身のため、家族の食生活のために、スキマ時間をつかって勉強してはいかがでしょう。
野菜を買うなら八百屋さんに行っていた時代から一変、気軽にネット注文できるようになった今の私たち。それによって生産者から直接買うことも簡単に叶うようになりましたが、一方で利便性を追求するあまり、なおざりにされがちなことも出てきています。
そこで今、時代にあった「食に関する正しい知識」を得るために注目されているのが、【食生活アドバイザー®】。年間12000⼈が受験しているという人気の資格で、最近では大手通信教育会社のCMで紹介されたことで一躍話題を呼びました。
今回は、【食生活アドバイザー®】の人気の理由と、資格取得のための勉強のコツなどをご紹介します。