でもそれが、ひとり暮らしなどのように家に帰ればいつも独りだったらどうでしょうか。食事や独りで眠ることを寂しいと感じるかもしれません。自分の趣味に没頭したり、友達を誘ってどこかへ出かけても帰って来ればまた独り、ですよね。
寂しさを無くすために。
独りのとき、出かけたり趣味に没頭することはそれはそれで楽しいものです。でも、本当に自分のやりたいことなのでしょうか。本当に自分の気持ちが満たされていますか?
その時々で楽しく過ごすことは寂しさを紛らわすためには良いのかもしれません。でもなぜ寂しいのか、という根本が解決されない限り一時しのぎの解決にしかならず、楽しい日と寂しい日の落差に悩むことになりますよね。
独りでもいい、それとも嫌?
一時しのぎは楽しい反面、時間を無駄にしていることも多いものです。本当に自分が充実した時間を過ごすために、自分に問いかけてみましょう。独りでいいか、それとも嫌か。
もし独りが嫌なら、独りでいることを終わらせるために全力で対策を取りましょう。独り暮らしは寂しいと、大きく公言するのも一つの方法です。パートナーを募集している、でも良いですよね。
ペットを飼うことが可能であれば、自分の相棒を迎え入れるという方法も独りを感じなくて済む方法です。ペットと暮らすことは命を預かる大きな決断ですが、家に帰れば自分を待っていてくれる相手がいると思うだけで気持ちが違いますよね。
なんとなく誰かを誘って時間を過ごすより、自分の気持ちにストレートに行動を起こすことは、恥ずかしく思える反面、最短で自分の願いを叶える可能性を秘めていますよね。
独りでもいい、という自分の気持ちに気づいたら。
一方で、本当は寂しくないかも、という自分の気持ちに気づく場合もあるでしょう。独りは寂しいという思い込みや周囲からの言葉で、なんとなく独りでいることを避けていたという方もいるのではないでしょうか。
独りは寂しくない、自分は独りでいい、という覚悟を持てたなら、時間の使い方が変わると思いませんか。誰かを誘ってどこかへ行く時間を自分のために100パーセント使えると思ったら、一日が変わりますよね。
独りとは自由である
まず、独りでいるということは完全に自由であるということですよね。自分のペースで時間を使えること、自分の思いのままにふるまえることは、独りでいいという覚悟を持った瞬間に「寂しい」から「幸せ」な時間に代わるでしょう。
自由というのは自分で考えて行動しなくてはならないということです。誰かに合わせることは不自由である一方でとてもラクなものですよね。独りでいることで、考える機会が増えるでしょう。
他人についても考えられる
自分独りでいると、自分が一番の関心事であり自分の心と向き合う機会が増えるものです。それはおのずと自分と他人との関係性や距離間についても思いを巡らせることになります。
自分の存在をしっかりと認めることは、同時に他人の存在を認めることでもあります。自分をきちんと分かっているからこそ他人に優しくできるという一面もあるのではないでしょうか。
おわりに
自分の気持ちをしっかりと決めておくことで自分で自分を支えることができると思いませんか。自分は独りでもいい、独りでは嫌、まずはどちらなのか考えてみてください。
もちろん、その時々によって「やっぱり寂しい」「いや、独りでいいかも」と気持ちが揺れることもあるかもしれません。しかし、"本来の自分"は独りでもいいのか、嫌なのか…自分を見つめ覚悟を決めることができれば、そのたびに立ち返ることで、自分を確立できるでしょう。
多くの人に囲まれて楽しそうに見えても孤独を感じる人がいます。ここは自分の居場所じゃない、とか自分の存在を疑問に思うことすらあるかもしれません。でも、自分の心が決まっていれば、悩むことはありませんよね。
独りでいることへの覚悟をしっかり決めておくことで、時間の使い方が変わり生活そのものが変わっていくのではないでしょうか。独りでいることへの覚悟、一度考えてみませんか?
独りの時間を持つことは頭をリセットしたり自分と向き合うために必要な時間ですよね。特に忙しく仕事をしたり家族といると、楽しいながらも独りの時間を貴重と感じると思います。